岐阜県ナンバーワン進学校が快挙!“書道ガールズ”が特別賞! マヂラブが『岐阜高校』書道部でパフォーマンスに釘づけ
『マヂカルラブリー』の野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校におじゃまし、今どきの“リアルな学校生活”を紹介する『マヂ学校に向かいます』。今回は、岐阜市の『岐阜県立岐阜高校』です。
岐阜県屈指の進学校であるこの高校の『書道部』が東海地方初の快挙! 今年行われた書道の甲子園で特別賞を受賞しました。マヂラブは、その“書道ガールズ”に会いに学校に向かいました。
現在18人の女子部員で活動する『書道部』。中部ブロックの予選を勝ち抜き、7月に行われた本戦の“書道パフォーマンス甲子園”に出場。曲に合わせて踊りながら一つの書を仕上げる大会です。そこで、世界的に活躍する書道家の紫舟(ししゅう)さんが選ぶ特別賞“紫舟賞”を受賞。その賞状を見せてもらうと、さすが唯一無二、アートな書の賞状です。
そして、受賞したパフォーマンスを披露してもらうと、踊りからスタートし、切り抜いた型紙にスプレーを吹き付けるステンシルの技法で背景を描き、書へと進みます。9人が呼吸を合わせて踊り、太い筆も使いながら言葉をしたためていきます。テーマ、選曲、振り付け…、すべて部員が考え、最後、書いた言葉を読み上げるまでが作品です。その一連のパフォーマンスを見たマヂラブの二人は、「とてつもなくカッコイイ!」と感動。“登龍門”とコンセプトを決め、紙面のレイアウトを含め、パフォーマンスとして作品に仕上げるまでに半年はかかったとか。
時には、自分の体くらい大きな文字を書く書道パフォーマンス。どれほど難しいのかマヂラブが挑戦してみました。国語の教員免許を持つ村上は、大学時代、多少ですが書道の心得があり、いざ書き始めると、部員たちから「おぉ~!」と声が上がるほどのなかなかの腕前。バランスよく“村”の文字が書けました。
かわって野田は「パフォーマンスも入れるか!」と音楽をかけ、パントマイムの要素も加えて“野”と書きます。部員たちには結構ウケて、「さすがエンターテイナーの方だなと思いました」と野田が喜ぶコメントも聞けました。
この書道部は、実は一般的な書道の大会でも多数の入賞を果たすなど凄腕の部員が揃っています。皆さんに入部の理由を聞いてみると、「小学一年生から習字を習っていて、この高校の書道パフォーマンスの動画を見つけて感動して入ろうと決めました」という部員や、「めちゃくちゃ青春したいと思って」という部員も。さらに、将来の夢を書にしたためてもらうと、“持続可能な幸福”と書いた部員は「教育心理に興味があるので、大学で学んで、日本の社会に貢献できる仕事に就きたい」と語り、“臨床医”と書いた部員は「小さい頃から“お医者さんになりたい”と言い続けてきた。尊い命だからこそ、救える命を救っていきたい」とブレない思いがあるようです。
近い目標、遠い目標、それぞれの夢を美しく力強い文字で書いてくれた皆さん。
岐阜県ナンバーワン進学校の“書道ガールズ”の迫力あるパフォーマンスが間近で堪能できた、今回の訪問でした。