最近SNSで話題となっている「蛙化現象（かえるかげんしょう）」をご存知でしょうか？好きだったのに、相手が振り向いてくれた途端になぜか嫌いになったり、冷めたりしてしまう…。それが理由で恋愛に悩む女性も多いと言います。そこで、蛙化現象に陥る原因や対処法をご紹介します。

憧れの人の“ちょっとした行動”に冷める！今話題の「蛙化現象」とは？

主にSNSで若い女性を中心に使われている「蛙化現象」。 なぜ「蛙」なのかというと、 もともとはグリム童話「かえるの王さま」が由来で、「好きだった男性が振り向いてくれた途端、相手に対して嫌悪感や苦手意識が出てしまう現象」のことを言います。

しかし最近では、「好きな男性や憧れの人の“ちょっと気になる行動”を目撃した瞬間に、気持ちが冷める現象」の意味として使われているのだとか！

＜蛙化現象の例＞

・怒られている姿

・フードコートでお盆を持って友達や彼女を探している姿

・ICカードの残高不足で改札を通れなくなっている姿

・自転車のギアを1に設定してこいでいる姿

このような男性の行動を目撃した途端、好きだったのになぜか不快に感じたり、冷めたりしてしまう女性が多いようです。

好きなのに嫌いになってしまう！「蛙化現象」に陥る原因は？

なぜ「蛙化現象」が起きてしまうのか？心療内科の専門医によると、「理想が高いこと」が原因で、ちょっとしたことで幻滅しやすく気持ちが冷めてしまうそう。また「相手を100点か0点で判断してしまう」のも原因のひとつなのだとか！

「100点だと思っていた相手が、少しでも理想と違う言動をしただけで0点」だと感じてしまう人が蛙化現象に陥りやすい人の特徴だと言えます。

「蛙化現象」は克服できる！蛙化しないための対処法

蛙化しないためには、どうしたらよいのか？心療内科の専門医によると、「相手に完璧を求めない」ことが一番の対処法だそうです。誰にでも欠点はあるもの。自分も完璧じゃないからこそ、相手を思いやり受け入れてあげる気持ちが大切とのことです。

相手に対する“理想の高さ”や“完璧主義”などによって陥りやすい「蛙化現象」。理想と現実にギャップを感じても、お互いを認め合ってはいかがでしょうか。時には欠点をカバーし合うことで、良好な関係が築けるかもしれません。

CBCテレビ「チャント！」4月13日放送より