解凍してもフカフカのスポンジケーキが24時間買える自動販売機の秘密

2022/12/22 16:24

2022年12月19日（月）放送

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【まさか】解凍してもフカフカのスポンジが24時間買える自動販売機の秘密

永岡歩アナウンサーが訪れたのは愛知県岡崎市の洋菓子店「マジカル」。ケーキやフィナンシェなど、約50種類の洋菓子が並ぶ地元で人気のお店です。営業時間は午後6時半までですが、お店の外には24時間購入できる「ケーキの自動販売機」を設置。「窯出しチーズ」や「とろけるショコラ」などの人気商品が、時間を気にせず買うことができます。冷凍された商品は、約2時間分の保冷剤と保冷袋と共にしっかりパッケージされていて、持ち運びが非常に便利です。

（マジカル・尾崎裕介代表）
「今は新型コロナのこともあり、対面を嫌がるお客様がゼロではない。お店もある程度影響を受けている。営業時間外に商売ができれば面白いかなと（始めた）」

ケーキの自動販売機を導入したのは11月9日から。マジカルでは「ケーキを遠くへ持ち運びたい」という購入者のニーズに応え、10年以上前から冷凍販売を行っていたため、解凍してもおいしいケーキを作るためのノウハウは整っていました。そのため、自動販売機の導入もすぐに受け入れてもらえたとのこと。

ラインアップには、今年8月に登場したお店のイチオシ商品「家康公濃厚チーズケーキ」（1700円）も入っています。看板商品「窯出しチーズ」を直径12センチのホールケーキにし、オリジナルの家康公を焼き込んでいます。フランス産クリームチーズ100％で作られた、滑らかな口溶けが特徴。冷蔵庫で5～6時間ほど解凍すれば、食べごろです！

（永岡アナ）
「チーズがものすごく爽やかです！スポンジのフカフカ加減とチーズの濃厚なトロッとした感じが絶妙に合う。冷凍でも、このフカフカ感は出るんですね！」

カカオの割合125％！グルテンフリーのショコラ！

続いて訪れたのは、名古屋市中村区の「パティスリーマルベリー」。2006年まで営業していたホテル「マルベリー」の洋菓子部門を単独ブランド化したお店で、オリジナルデコレーションケーキの受注販売をメインに行っています。ケーキの自動販売機を設置したのは10月。店内で売られている商品の一部を冷凍で販売しています。

（パティスリーマルベリー・日比遥香さん）
「（お店が）気づかれにくい場所にあるので、どうお客様を呼ぼうかというところで。まずは自動販売機を導入してみるというところが始まりでした」

自動販売機を設置した事で、多くの人の目に留まるようになり、客層も広がったとのこと。日比さんは「仕事帰りだろう時間帯や終電間際。中には深夜3時に連続で10個買った方も」と話します。

人気の「生クラシックショコラ（カカオ125％）」（1500円）は、一般的なチョコケーキに比べ、カカオの割合が25％多いお店の看板商品。アレルギーを気にせず楽しめる小麦粉を使っていないグルテンフリーのショコラで、ポリフェノールが取れるので美容効果にも非常にいいとのこと。15度以下の場所で1時間ほど解凍すれば食べごろです。また、電子レンジで30～40秒ほど加熱すると、中の生チョコがとろけて、違う楽しみ方もできるとのこと！