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不調から人生大逆転!寝たきりにならない秘訣

不調から人生大逆転!寝たきりにならない秘訣

サマリーSummary

ゲンキスチューデント:馬場ももこ
ゲンキリサーチャー:U字工事
ドクター:新開省二
いつまでも健康で長生きしたいもの。しかし、65歳以上の8人に1人が何らかの介護や治療を受けているのが現状です。そんななか、60歳を過ぎてから健康を手に入れた人々がいます。そこで今回は、ゲンキご長寿たちの逆転劇の秘密を徹底リサーチ。健康長寿を手に入れるヒントをご紹介します。

健康寿命を大きく左右する「フレイル」の過ごし方

フレイルとは、筋力や意欲の低下など、加齢により心身が老い衰えた状態。健康から要介護へ移行する中間に位置し、この期間をどう過ごすかによって健康寿命が大きく左右されます。

ラグビーで人生大逆転!メタボ ・高血圧を克服

メタボ・高血圧を発症していた伊藤さんは、60歳の時知人に誘われ、平均年齢74歳のラグビーチームの練習に参加。そこで体力の低下を実感し、筋トレをスタートしました。さらに、大好きなお酒をやめて食生活を改善する事によって16kgの減量に成功。血圧の数値も正常値まで改善しました。伊藤さんの人生逆転の秘訣は「諦めない事」。小さな事であっても、今までやらなかった事を少しでもやっていく事が大切だと語っていました。

<健康長寿のヒント>
・有酸素運動×無酸素運動で生活習慣病を改善
メタボ・高血圧・糖尿病などの生活習慣病は、フレイルになる原因の1つ。生活習慣病を改善しフレイルを予防するには、筋トレで筋肉量を増やし脂肪燃焼の効率を上げる事。そして、有酸素運動で血行を促進し代謝をアップさせる事が大切です。

フェンシングで人生大逆転!認知症の危機を脱出

西川さんの転機は60歳。定年退職で家にいる事が増えた時期から、物忘れの症状が出るようになりました。このままでは認知症へと一直線、と不安を抱いた西川さんは以前に少し経験があったフェンシングを始める事に。75歳の現在では、フェンシング仲間から一目置かれる存在です。物忘れの症状を克服し、充実した日々を手に入れた西川さんの大逆転人生の秘訣は「生涯自立」。人に迷惑をかけたくない。その強い気持ちが健康につながると語っていました。

<健康長寿のヒント>
・今まで経験のした事のない趣味を始める
認知症は、初期の段階であれば元に戻る場合もあります。その分かれ道の1つとなるのが、今まで経験した事のない趣味などを始める事。なかでも、頭と身体の両方を使う運動などがオススメです。

ウエイトリフティングで人生大逆転!歩行困難の危機を脱出

柴坂さんは、40歳半ばで膝を痛めて日常生活にも支障が出ていました。しかし、ウエイトリフティングのトレーニングによって足腰の筋肉が強くなり、膝の動きが安定。骨や関節にかかる負担が軽減されて痛みがなくなったといいます。86歳になった現在も健康体を維持。ウエイトリフティングの練習の後、仲間と中華料理店で飲み会を行うのが恒例となっています。

<健康長寿のヒント>
・バランスの良い食事を摂る
健康の基本は、バランスの良い食事を摂る事。野菜・肉・程よい油など、バランスよく栄養が摂取できる中華料理は、高齢者の方にオススメです。

・口・歯の健康も大切
身体のフレイルは、口から始まるとも言われています。それが、最近注目されている「口腔フレイル」。口腔フレイルは、口の機能が低下し、食べこぼしやむせるなどの症状が現れます。すると、食事量の低下につながり身体全体のフレイルが始まりやすくなるのです。また、食事をする上で歯の健康も大切。定期的に歯科で検診を受けたり、歯のケアを行ったりして、口と歯の健康を守りましょう。

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