高菜×白飯の相性抜群!熊野で有名なローカルフード「めはり寿司」を堪能!三重県熊野市でなりゆきグルメ旅
CBCテレビ(東海エリア)で夕方放送の報道情報番組【チャント!】。
アフロヘアーがトレードマークの副島淳くんがリポートする、金曜日の人気コーナー『なりゆきアフロ』は、東海地方の市町村を巡り、出会った人に聞いた「町の美味しいもの」をその場所へ行って味わう“なりゆきグルメ旅”。今回は三重県熊野市を旅します。
目も口もおおきく開けていただきます!伝統の味「めはり寿司」
大自然に恵まれた三重県熊野市は、世界遺産・熊野古道をはじめとする歴史と文化を受け継ぐ町。
熊野市駅前からスタート!
仕事帰りの女性に声をかけました。
「熊野市で一番美味しいものは?」
答えは、“めはり寿司”。
ご飯を高菜で包んだ超シンプルな料理です。
副島くんは初めて聞きましたが、熊野では超有名なローカルフード。
オススメしてくれたお店は、なんとインタビュー場所から目と鼻の先で徒歩10歩!
教えてくれた女性と一緒に10歩歩いて、到着です!
【喜楽(きらく)】は昭和21年創業という地元の人に愛される食事処。
店主のMさんに教えて頂いたところ、めはり寿司は、高菜を味つけして白いご飯で握っているだけ、という素朴な料理。
昔は、山仕事の人が昼の弁当に持っていったものだそう。
お店では高菜を小さめに切っていますが、大きめのまま握るのが普通。
食べる時に口を大きく開けると、自然と目も大きくなるので『めはり寿司』と呼ばれるようになった、というエピソードでした。
そして、めはり寿司に欠かせないのが熊野特産の高菜。
こちらのお店では、塩漬けした葉を醤油やお酢、砂糖などに漬けこんで味付けしています。
実際に高菜を見せて頂くと、かなり大きな葉っぱ。
でもこれはスライスしたもので、半分の大きさなのだとか。
古くは、大きな高菜にいっぱい白いご飯を包んでお弁当にしていたんですね。
Mさんが握ってくれた「めはり寿司(520円)」は大きなおにぎりサイズでしたが、昔はこの3倍の大きさだったそうですよ!
それでは副島くん、目も口も大きく開けていただきましょう。
1口食べて「うん!」。そして噛みしめます。
「シンプルだけど美味い!高菜のしょっぱさと、中のご飯の相性がいい。めちゃくちゃ良い味付け!
これを食べれば体力回復できるわ!うまっ!!」
熊野の伝統の味に、ご満悦でした。
(12月3日(金)「チャント!」より)