急成長のカレー店!コロナ禍でカレー店の起業に動き出した大学生たちに密着。
今年初め、名古屋市内に突如現れたカレー店。素材の野菜にも調理法にもこだわり抜いたカレーでたちまち人気になりました。そんなカレー店のあるヒミツに迫ります。
名古屋市営地下鉄「自由が丘」駅の目の前にあるカレー店「八○吉(ヤオキチ)」。
民家を改築して作られた、温かくて落ち着いた雰囲気のお店です。
ヨーグルトで漬け込まれた柔らかい鶏肉が人気のチキンカレーと、旬の食材で作る月替わりカレーを販売していて、テイクアウトするかシンプルなイートインスペースでいただけます。そんな「八○吉」にはある秘密が・・
社長の吉田泰翼さん「全員大学生で立ち上げました。コロナ禍で時間を持て余していたので、そこで仲間に声をかけ集結しました。」
この店を経営するのは全員、現役の大学生。コロナ禍でアルバイトが無くなってしまった仲間たちで集まり、「それなら自分たちで働ける場所を作ろう!」と決意しました。
初期メンバーは4人。中には大学で会計学を専攻する頭脳派もいます。
イチから店づくりを始め、今年1月に店をオープン。すると、たちまち人気に!
「八○吉」のカレーの特徴は、素材の野菜にあり。実は野菜は全て、卸売業を営む吉田さんの実家から調達!おいしい野菜をみんなに味わってほしいという思いが詰まっています。
このカレーで人気に火が付き、インスタグラムでは現在、あわせて3万「いいね」を獲得!
開店から半年で、早くも2号店をオープン。そして今月、3号店を名古屋駅からわずか徒歩2分のところにオープンさせました。
名駅店ではカレー自体を880円と、他の店舗より安く提供しています。
具材は全てトッピングとして選べるシステムに!さらにオープン前からリサーチを重ねて考えていたのは、ご飯無し、サラダにカレーをかけるという新しいスタイル!進化したこのカレーでいざ勝負です!平日という事もあって、オープン直後はなかなかお客さんが現れません。しかし、店があるのは、夜に人が集まるエリア。スタッフも焦らず待ちます。
そして日が暮れると、当初の読み通り、客足は増えてきました。
勝負メニューのご飯無しカレーを注文したお客さんは?
客「サラダにドレッシング感覚でカレー食べられそう。面白い」
その後も、まばらではありますが、お客さんは入り続け、
午後8時、初日の営業が終了。その結果は…
目標200杯でしたが、売り上げは62杯。結構悔しいです…初日なので分からないが、直せるところからみんなで改善したいです」目標には届きませんでしたが、課題が見えた開店初日。サラリーマンが行き交う名古屋の中心部で働ける場所を自分たちで作った大学生。
これからの展開に期待です!
(10月25日(月)チャント!より)