毎週月～金曜日の夕方、CBCテレビで放送している情報番組【チャント！】。
これまで、様々なジャンルの達人（マスター）から教えを請い、使える＆役立つ情報をお届けしてきた『教えマスター』は、今回が最終回。
今回は、オフィスや在宅ワークでも気分を上げる「進化形文房具」に注目！

教えてくれるのは、岡崎市在住の文房具マスター・猪口フミヒロさん。東海地方の文房具マニアが集まる「文房具朝食会＠名古屋」の主宰者で、文房具への愛を綴ったブログを10年以上毎日更新しているマスターが、“進化が止まらない”文房具を紹介します。ガンバレルーヤの2人と一緒に向かったのは、名古屋駅の【東急ハンズ名古屋店】です。

＜文房具マスターの教え＞まずは筆記具から見るべし！

マスター：まずは筆記具コーナーを見てください。筆記具は「文房具売り場の顔」です。芸術的に並んだペンを見て、気分を上げてから他の売り場を回りましょう！
ところで、ここに爆売れしている筆記具があります。『スマッシュ』、知ってますか？

2人：知らないです。

マスター：シャープペンシルなのにアクリルケースに入っているほど高級な商品で、『スマッシュワークス（モデリングブラック・リビングブルー／各1，100円）』といいます。今年1月に新色が発売され、限定色のスマートシルバーは1，650円。普通シャープペンシルは先端の部分、グリップとペン先が分かれています。でもこれはグリップとペン先が一体化していて筆記が安定するだけなく、ペン先が緩まず長期間使えるんです。握った感じがそのまま筆記に伝わる書きやすいシャープペンシルですよ。

2人：へー！

マスター：実はコレ、プロが使う製図用のシャープペンシルを実用化したもの。ペン先に重心を置くことで、ぶれにくく書き心地が安定しています。さらに芯の出るパイプを長くすることで、狙った場所に書くことが出来ます。まさに究極の書き心地を実現した、夢のようなシャープペンシルなんです！

よしこ：あー、わかるかも。ぶれない。カタカタって感じが全くないですね。

まひる：書きやすいね。見て！「追い込まれたときのよっちゃん」も書きやすい！

＜文房具マスターの教え＞進化する消しゴムに注目すべし！

マスター：消しゴムも急激に進化しています。今や単に文字を消すだけのツールではなく、機能的で映える商品が続々登場しているんです。
例えば『磁（おじ）ケシ（308円）』は、ポップな見た目とは裏腹に超実用的。消しゴムに鉄粉を組み込むことで、先端についている磁石で「消しカス」を集めることが出来ます。ワンタッチで捨てられるので、面倒なひと手間もこれで解決できます。
こちらの『太陽のレーダー（165円）』は、太陽の光で色が変わる不思議な消しゴム。在宅ワークで憂鬱な時も、ちょっとした気分転換ができる優れものです。3色あるのでお気に入りの色を見つけてみてはどうでしょう？

よしこ：私の悩みを聞いてもらってもいいですか？例えば、好きな人に想いを伝えたくて手紙を書こうとして間違えたとき、書き直そうと思いますよね？そうすると、周りも消えちゃうんです。

マスター：そんなお悩みも「進化形消しゴム」が解決！去年9月に発売された『多角消しゴム ジグザグ（220円）』は、消しゴムの角で文字をピンポイントに消すんですが、角が多く、その数なんと45個！狙ったところを消すのに最適です。

よしこ：ホントだ！ピンポイントに消えた！

マスター：今までもカドを付けた消しゴムはたくさんありましたが、これは世界で1番角がある消しゴムです。

よしこ：こういう悩みもありますよ。在宅ワークにありがちな、同居人がうるさくて仕事に集中できないっていう。

マスター：そういう時にはコレです。見たことありませんか？

まひる：あります、あります。図工の時間に使ってた。

マスター：『小さくたためるワイドカッターマット（1，760円）』です。折り畳めるのでサイズが選べて使い勝手がいいのはもちろん、ある工夫をするだけで在宅ワークが一気に快適に。折りたたんで立てて使えば、簡単に仕切りのようになります。

よしこ：なるほど！これを使えば個人のスペースになるし、オフィスなら飛沫対策にもなりますね。

マスター：その通りです！素晴らしい！！これはメーカーが公式でオススメしている使い方なんです。いまのご時世にピッタリで、在宅ワークしている方には一つは持っていて欲しいアイテムです。

まひる：好きな人に手紙を書く時、万が一誰かに見られたら超恥ずかしい。彼だけに見える文字があったらいいのになぁ～という時は？

マスター：そんな、見られたくない！という悩みを解決するのが、去年発売の『カラコロリ（2，200円）』。使い方はとても簡単で、まずは紙にカラーマーカーで塗ったら、その上に白ペンで文字を書きます。

よしこ：、大丈夫ですか？にじみません？？

マスター：大丈夫。こちらは特殊なインクを使っています。カラーマーカーで塗ったところに白ペンで文字を書くと、カラフルな色が浮かび上がってきます。逆に白ペンで書いてからカラーマーカーを塗れば、文字が浮かび上がってくるので、見られたくない手紙も、相手だけに読んでもらうことだって出来ちゃいます。秘密の手紙が書けますね。

まひる：じゃあ、よっちゃんに普段言えない感謝の手紙を書きます。白ペンで書いてから、カラーマーカーで塗ると…。

よしこ：「くそがって言うけれど、本当は誰よりも優しくて素直なよっちゃんが大好きです。無理しなくていいんだよ！これからも一緒にガンバレルーヤ！！」わ、嬉しい。

マスター：こうした仕事の気分を上げてくれる進化形文房具。在宅ワークや、新生活にぜひ使ってみてくださいね。

（2021年3月23日放送「チャント！」より）