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毎週月~金曜日の夕方、CBCテレビで放送している情報番組【チャント!】。
木曜日の人気コーナー『なりゆきアフロ』は、アフロヘアーがトレードマークの副島淳くんが、出会った人に「街のおいしいもの」を聞いて東海地方の125市町村を巡る、なりゆきグルメ旅!
今回の舞台は三重県南伊勢町。リアス式海岸が美しい海辺の町で、どんなグルメに会えるのでしょうか?
まずはスタッフから報告が。
「なりゆきアフロ公式のステッカーを作りました!お世話になる方にプレゼントして下さい」
東海地方にこのステッカーがたくさん貼られることを目標に頑張ります!
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まずは、田曽浦(たそうら)地区からスタート。
歩き始めてすぐ「写真撮らせて」とお父さんが話しかけてくれました。そしてお父さんのペースでどこかに連れていかれ…辿り着いたのは地域のコミュニティーセンター。副島くんを助けようと、町に詳しい区長さんの元へ連れてきてくれたのです。
あいにく区長さんは不在でしたが、幸運にも番組視聴者の職員さんが対応してくれました。
職員さん:田曽浦地区はみんな家族みたいなものだから!
和気あいあいとした雰囲気の中、職員さんに南伊勢町の“一番おいしいもの”を尋ねます。
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職員さん:【とのや】さんの『肉うどん』。
お礼に公式ステッカーを渡し、貼る様子も見届けさせていただきました。「第1号」に認定です。ありがとうございました!
【とのや食堂】の『肉うどん』
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【とのや食堂】はコミュニティーセンターのすぐ近くであっという間に到着。こちらは40年続く老舗の食事処です。
すぐに取材許可をいただき中に入ると、親切な女将さんが早速おもてなししてくれました。
女将さん:これ良かったら食べて!昨日揚がったウルメとカマスだよ。
すると別のお母さんが「カツオだよ」と副島くんに差し出してくれました。
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この方は食堂の向かいにある鮮魚店の女将さん。「日本一かつお村」と書かれた案内板でロケしていた事を知り、獲れたてのカツオを持ってきてくれたのです。
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副島くん:肉うどんを頼んだはずなのにいっぱい来たよ!
注文した『肉うどん』も並べられ、テーブルの上はまるで郷土料理祭り!
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まずは【とのや食堂】の名物・『肉うどん』(700円)から。カツオと昆布をベースにお肉を合わせただしを、伊勢志摩地方特有の柔らかいうどんに注いだ“おふくろの味”を思わせる逸品です。
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副島くん:麺は柔らかくて優しい食感。だしもシンプル!
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女将さんが長年守り続けるうどんを味わった後は、ご当地自慢のカツオをひと口。「身がプリプリ。旨みが半端ない」と、本場の味に感激!そして最後は、田曽浦でしか食べられないというウルメとカマスのお寿司をいただきます。
副島くん:ウルメは香りがすごく良いですね。身がシャリとマッチしている。
女将さん:口の中で溶けていくでしょ。それがウルメの特徴です。
あまりのおいしさに、一人で平らげてしまいました。お別れにステッカーも貼らせてもらい店を後にします。
快晴の下、町を歩いているとスーパーの前で外国人の男性に遭遇。女性3世代でスーパーを営む娘さんのお婿さんで、今は田曽浦で暮らしているそうです。
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番組視聴者でもある“スーパーのかしまし3人娘”に、町の一番おいしいものを尋ねると、「伊勢エビ」との答え。
お母さん:友達が魚屋をしとるんだわ。この町はええ人ばっかりだから、多分今行っても大丈夫!
親切にも一緒に水産会社の【丸池】まで案内してくれました。
迎えてくれたのは3代目社長。気さくな方で取材も即OK!
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【丸池】は、伊勢の海で獲れた魚介を専門とする海産物の仲卸業者で、伊勢エビをメインに扱っています。※商品の販売はしていません
伊勢エビは、漁の解禁時期に仕入れて生かしておき、年間を通して飲食店などに出荷している少し珍しい手法をとっているそうです。
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大きな水槽には巨大な伊勢エビがたくさん!副島くんも1匹持たせてもらいますが、結構ビビっています…。
3代目:伊勢エビは噛まないから、ここを持ってもらうと良いですよ。
脇腹辺りを掴んで持ち上げることはできましたが、伊勢エビが強い力で体を反らすので持つのもひと苦労。
副島くん:デカいですね。甲羅が固い!
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それもそのはず。副島くんが持った伊勢エビは約700gの超ビッグサイズ!通常は約150g程度で倍以上のため必死に両手で掴みました。
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さらには、生きたエビを目の前で豪快に割り、そのまま丸ごといただきました!
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副島くん:生で食べると甘みがすごい!プリプリして旨い!
3代目:この子はまだ新しいもんでプリプリなんよ!
経験したことのない贅沢な味わいに感動しきり!
町の人達の優しさに触れ、おもてなしを堪能した南伊勢町のなりゆきグルメ旅でした。
※価格は税込