「こういう芸人じゃないんだよ…」パンサー向井が体張ってでも伝えたい!高校生たちのアツいリアル
名古屋市出身、お笑いトリオ・パンサーの向井慧さん。地元・東海3県のリアルな高校生の姿を掘り起こそうと、去年4月から1年間で取材に向かった高校は45校!
その中から、今回は向井さんが体を張って高校生たちの魅力をリポートした、4校を一挙紹介します。
【1校目】愛知県 中部大学春日丘高校・ハンドボール部
1校目は、愛知県の中部大学春日丘高校・ハンドボール部(去年7月放送)。全国大会常連校です。
パンサー向井さん:
「でっけぇ……。カッコいいなピサノ!(笑)」
まずは、高校生日本代表に選ばれたピサノくん(当時3年)のシュートを見せてもらうと…、そのスピードは時速100キロ超!
部長(当時)に勧められてキーパーを渋々体験することになった向井さん…。ボヤキまくる向井さんのすぐ横に、部長の本気のシュートが炸裂!
パンサー向井さん:
「めっちゃ恐い!コワーーーッ!!」
部員のイマをリモート取材すると、この春の休校中も自宅でトレーニング。インターハイの開催を信じていましたが、今年は中止に。3年生の思いは…。
主将の宍戸くん:
「インターハイはなくなってしまったんですけど、次の目標を考えていつも練習してます」
副主将の井上くん:
「次のステージでも上を目指せるように、これからも努力していこうと思っています」
【2校目】愛知県 豊田大谷高校・空道部
続いては、愛知県の豊田大谷高校・空道部(去年10月放送)。
空道とは21世紀生まれの新ジャンルの武道。突き・蹴りから、投げ・寝技・締め技など、あらゆる攻撃が認められているんです。
全国で唯一のここ空道部には、伝統となっている衝撃的な自主練が…。
種池くん(当時1年):
「5人くらいが竹刀を持って、1人の脛のところをバンバンバンバンってやります。押忍!」
その“脛打ち”を、見ただけで悲鳴を上げていた向井さん。せっかくなので体験しましたが、「バン」くらいで瞬殺。
パンサー向井さん:
「やめてー!コレ、めちゃくちゃ痛いじゃん!」
【3校目】岐阜県 岐阜高校・少数精鋭の応援団
3校目は、県内一の進学校・岐阜高校で出会った少数精鋭の応援団(去年9月放送)。
撮影当時の団員は6人。伝統ある応援団で、何と70代目です。毎年1月には、真冬に水を浴びて受験生にエールを送るなど、活動内容はかなりガチ!
この日は最高気温37度の真夏日。向井さんも学ランで練習に参加しました。
パンサー向井さん:
「あちー…、あちー……」
応援団といっても、ただ大声を出すだけではありません。演舞の型は14パターンあり、灼熱の中、1時間以上も練習に費やしているんです。
ここからは、伝統の練習。まずは、声を出しながら腕を広げる「頑張れ」これを普段は、150回!“15回”体験した向井さんは…?
パンサー向井さん:
「ちょっとしんど過ぎますよコレ…(笑)あの…腕がパンパンなんですよ、今のだけでも…」
さらに、地面に向かって正拳突きを100回!応援する相手と同じくらいの努力をしなければ、相手に伝わらない…。代々彼らはその思いを受け継いでいたのでした。
【4校目】愛知県 栄徳高校・女子ラグビー部
最後は、愛知県の栄徳高校、県内唯一の女子ラグビー部(今年2月放送)。
ラグビーと言えばタックル!“受ける方”を体験してみますが、女子高生が体重70キロの男性を倒せるのか…と心配する間もないほど、すぐグラウンドに転がされた向井さん。
パンサー向井さん:
「ちょっと自前のパンツが…(泥だらけ)。部長、ヒザすりむいてるじゃん!」
主将の堀尾さん:
「こんなのもう、当たり前です(笑)」
上野さん:
「強くなるためにはガタイ良くならないといけないし、足も太くならないといけないんですけど、女の子としては…足は細くいたいです(笑)」
体を張るためケガが付きものですが、仲間を信じ、精神的にも強くなれることが魅力のラグビー。放送からおよそ4か月、改めてリモート取材してみると…。
主将の堀尾さん:
「放送をきっかけに女子ラグビーの話題が増えて興味を持ってくれた人がいて嬉しかったです。試合で皆さんにいい報告ができるようにみんなで力を合わせていこうと思います」
東海3県のリアルな高校生活を掘り起こすため、向井さんは今後も皆さんの学校に“向かい”ます!