高たんぱく・低糖質「ひつじ肉」第三次ブーム到来!「ひつじの概念が変わる」自宅で出来る簡単レシピ
人気プロレスラー“棚橋弘至”がひと手間アレンジ料理に挑戦!
CBCテレビ(東海エリア)で夕方放送の報道情報番組『チャント!』。
毎週金曜日の人気のコーナーは、岐阜県大垣市出身の人気プロレスラー“棚橋弘至”がリポートする『週末 愛してまーす!!』。
今回は、不要不急の外出を控え、おうちで作る食事が増えている中、棚橋さんがプロからひと手間アレンジ料理を学びました。
第三次ブーム「ひつじ肉」の簡単レシピ
1970年代に第一次、2004年頃に第二次、そして、現在、第三次ブームが来ているといわれているのが「ひつじ肉」。
「ラム(生後1年未満の仔羊肉)」や「マトン(生後2年以上の羊肉)」といわれる「ひつじ肉」は、高たんぱく・低糖質でダイエットや免疫力アップに最適とも。
健康志向が高い女性を中心に人気が高まっており、そんな皆さんを『ひつじ女子』と呼ぶのだとか。
外食もままならない昨今、ひつじ女子ならずとも挑戦したい!
自宅で出来る『ひつじ肉料理の簡単レシピ』をご紹介!
プロのテクニックでひつじの概念が変わる!?
今回の先生は、ジンギスカンをはじめ、ラム肉を使った豊富なメニューで人気の高い名古屋市中区栄にある『ジンギスカン鐵(テツ)』のオーナーです。
そもそもスーパーマーケットなどで手軽に買える食材なのか?を聞いてみると、「大手スーパーや業務用スーパーで、意識して見ていただくと意外とある」とか。
実は棚橋さん、ひつじの肉が大好きで、自宅でも自分で焼いてよく食べているのだそう。
しかし「どうしてもクセのある印象が…」と一言。
すると「ちゃんとした調理をしていただければ、ひつじの概念が変わる!」と先生。
そのプロのテクニックとは…?
作り方にひと手間 加工品をよりおいしく!
主な材料は、「味付けのひつじ肉(ジンギスカン用)」と「その2倍程度の好みの野菜」。
パッケージの裏に書いてある作り方に沿うのではなく、ひと手間加えて『臭みのないジンギスカン』を作ります。
(1)ザルとボウルを使って、「肉」と「タレ」を分ける。
(2)フライパンに「タレ」と同量の「水」を入れ、煮立たせてアクを取る。
白く浮き上がるアクが臭みの原因で、きれいに取り除くことが最大のポイント!
(3)残った茶色のカタマリは旨みが凝縮されたもの。とろみがつくまで煮詰め、一旦取り出す。
(4)フライパンに少量の油を入れ、ジンギスカンの店と同様に野菜から炒め、油が絡んだら、真ん中を空けてそこに肉を投入!
(5)肉に火が通り、野菜がしんなりしてきたら、先ほど煮詰めたタレを絡めて完成!
味わった棚橋さんは「タレの甘みと肉のうまさしか来ない!臭みを心配したけど、コレただおいしい!」と、アク取り効果を実感したのでした。
大胆アレンジで別料理に変身!
続いては、先ほどと同じジンギスカン用の「味付けのひつじ肉(400g)」を使い、大胆アレンジで全く別の料理を作ることに。
棚橋さんはそれが『唐揚げ』だと聞いて、「お~~!」と驚きの一言。
その他、主な材料は「片栗粉(大さじ3)」と、このレシピの要「マヨネーズ(大さじ2)」です。
(1)「肉」と「タレ」を分ける。肉にタレが適度に残るように、箸で取る分け方でOK。
(2)「肉」につなぎとなる「マヨネーズ」と「片栗粉」を入れて絡ませる。
マヨネーズは卵と酢(肉をやわらかくする)が入っているため、おいしさもアップ!
(3)フライパンに少量の油(大さじ2)を入れ、弱火の状態で肉を一口大のカタマリにして並べる。
(4)形が崩れないように注意しつつ裏返し、全体に焼き色が付いたら出来上がり!
ひつじ肉のヘルシーさを台無しにしないように、少量の油で揚げ焼きにするのもポイントです。
味のアクセントでご飯もすすむ!
ひつじ肉レシピ3品目は、『ラム肉のすき焼き風煮込み』です。
肩ロースやモモの細切れ肉が手に入りやすいようです。(400g)
あとは、長ネギ1本程度、醤油、酒、みりん、塩とコショウも少々。
そして、ラム肉の臭みを消し、味のアクセントとなる「ショウガ」が必須です。
(1)油をひいたフライパンで「ラム肉」を炒め、塩とコショウで味付け。
(2)ポイントの「ショウガのすりおろし(大さじ1)」を投入!
(3)斜め切りにしたネギと醤油・酒・みりん(各50ml)を入れ、とろみが出るまで煮込んだら完成!
一口食べた棚橋さんは「ショウガが後から効いてくるからさっぱり!牛とも豚とも違うおいしさがあるね」と、思わずご飯を所望したのでした。