球は「空気」ピンは「段ボール」おうちでボウリング大会!手づくり空気砲で遊ぼう
チャント!おうちにいよう! 家族で楽しむ工作&実験
新型コロナウイルス拡大防止によって、家にいる時間が増えた皆さんに少しでも楽しく過ごしてもらおうと、夕方放送の報道情報番組『チャント!』では家族で出来る工作や実験なども紹介。
CBCテレビの桜沢信司気象予報士がその方法を教えてくれました。
テーマは『空気の力を使って、おうちで遊んでみよう!』
桜沢さんは「気象予報士は空気を読むのも仕事!」と『空気砲』の作り方を紹介。
空気砲とは、空気のカタマリを大砲のように飛ばすもの。
用意する物は、段ボールとガムテープ、カッターです。(線香、粘土は後ほど使用。)
作り方は…
(1)段ボールを組み立てる。中の空気が抜けないように外側だけでなく中側の継ぎ目にもガムテープを貼り、隙間をなくす。
(2)その箱の側面にガムテープの芯の部分を使って円を描き、カッターを使って穴を空ける。お子様はカッターの扱いに十分に注意!大人にお願いするのが安全です。
このように、箱に丸い穴を空けるだけで空気砲は出来上がり!
空気砲でボウリング!
空気の力を使って遊ぶのは『ボウリング』。空気砲から出る空気が「球」代わりです。
箱を両手で挟むように叩き、空気のカタマリを出しましょう。
そして、「ピン」も段ボールを使って作ります。バランスよくL字に折り曲げて、ピンを描きます。こんなお絵描きも楽しいですね。
本物のボウリングと同様に10本描いたら本格的!
三角状に並べて、家族みんなで対戦するのも楽しいですね。
空気砲のメカニズムは…?
ちなみに、この空気のカタマリ、興味深い動きをしています。
粘土で作った土台、または倒れないようにコップなどに線香を立て、そこに箱を被せて煙を溜め、実験をしてみます。
先ほどと同じ要領でその箱を叩くと、穴から出た空気が煙の輪となって見えます。
飛び出た空気は渦を巻いてリング状になるのだとか。
線香を使いますから、必ず大人と一緒に。
部屋をカーテンなどで暗めの状態にして、実験してみるのも楽しいかもしれません。