CBC web | 中部日本放送株式会社 / CBCテレビ / CBCラジオ

タコせん、フレンチ、焼肉、中華…愛知県常滑市の“美食の女神”と“一番おいしいもの”を探す旅!

タコせん、フレンチ、焼肉、中華…愛知県常滑市の“美食の女神”と“一番おいしいもの”を探す旅!

毎週月~金曜日の夕方、CBCテレビで放送している情報番組【チャント!】。木曜日の人気コーナー『なりゆきアフロ』は、アフロヘアーがトレードマークの副島淳くんが、出会った人に「街のおいしいもの」を聞いて東海地方の125市町村を巡る、なりゆきグルメ旅!

今回の舞台は愛知県常滑市。伊勢湾に面する街でどんなグルメに会えるのでしょうか?

住宅街を歩いていると、地元で理容室を営む親子とお客さんが副島くんを見て驚いている様子。話しかけてくれた皆さんに質問します。

副島くん:あなた方にとって、この街で一番おいしい食べ物は何ですか?
息子さん:えびせんべい。大野町(おおのまち)駅の真ん前に【津多屋】さんがありますよ。
お客さん:タコをべちゃーん!とやったヤツな。
と、タコをプレスする様子を真似て教えてくれました。
この辺りはせんべい屋が多く、【津多屋】もえびせんべいが名物のお店ですが、オススメの“タコをべちゃーんとやったヤツ”を求めてお店へ!取材OKをいただきました。

【津多屋】の『たこせんべい』

大正2年創業の【津多屋】は、100年の長きにわたって昔ながらの製法で丁寧におせんべいを焼いています。

一番人気は、伊勢湾で獲れた新鮮なアカシャエビを使った『二度焼きえびせん 松風』(305円/税別)。一度焼いてチップを作り、さらにもう一度焼き上げることで素材の風味が引き立ち、香り高いせんべいに仕上げています。

副島くん:ひと噛みでエビの香りが広がりますね。ちょっと病みつきになりそう!

カウンターに目を向けると、例の“タコをべちゃーんとやったヤツ”を発見!

タコを丸ごとプレスした『たこせんべい』(800円/税別)は、タコそのままの味を堪能できる姿焼き。
※たこせんべいの価格はサイズによって変わります

店の人:わざと半生に焼いているので、おつまみ感覚で召し上がってください。
副島くん:すごく薄いタコぶつを食べているような感じ。お酒が進みますね!

海の幸を存分に味わい、次なるおいしいものを探して歩いていると、地元で働くお父さんに遭遇します。
「あなたが思う、常滑の街で一番おいしい食べ物は?」と尋ねると、突然の質問に戸惑ったお父さんは家族を召集!タイヤショップを営むTさん一家が答えたのは…

娘さん:カジュアルフレンチの【キッチンルポ】。お皿もキレイで、その上に盛られた料理もすごくキレイなんです。

その場にいた娘さんの友人も太鼓判を押す【キッチンルポ】は、白を基調とした外観がオシャレなフレンチのお店。オーガニックワインとともに、女性の心をわしづかみにする美しく盛り付けられた料理は『コースランチ』(1,600円~/税込)などがあり、食材もこだわっているのにリーズナブルな点もお気に入りだそう。

娘さんがお店に電話してくれたところ、その日はまさかの定休日…。
ガッカリする副島くんでしたが、実はこの2人が今回の旅のキーパーソン!
後から分かったことですが、2人は食べ歩きが趣味で、常滑市内を網羅した「おいしい物リスト」を持つ“美食の女神”だったのです。もう一軒のとっておきを尋ねてみます。

娘さん&友人:【焼肉の元太】。近江牛の『マル』という部位が私たちは一番好き!

【焼肉の元太】の連絡先も知っている娘さんがお店に電話をしますが、開店前で応答がありません。そこで開店直前に突撃すると、あいにくこの日は店長不在で取材できず…。後日スタッフが伺いました。

【焼肉の元太】の『マル』

「元気に太って帰ってほしい」という思いから名付けられた【焼肉元太 常滑本店】は、知多半島では珍しい近江牛が食べられるお店。

オススメの部位『近江牛 マル』(1,870円/税込)は、入荷した時だけ食べられる、メニューに載っていない幻のお肉。後ろ脚の前モモ付近にある希少部位で、赤身の中にうっすらとサシが入っているのが特徴で、噛むほどに赤身の歯ごたえの中にほんのり脂の旨みが味わえます。

そんな貴重なお肉が食べられなかった副島くん。気を取り直してタイヤショップに戻り、望みを託してもう一度娘さんにおいしものを伺います。

娘さん:【中華料理 賀永】のニンニクチャーハン。それを食べると、よそのチャーハンは食べられないくらい!

次こそ決めたい副島くんを前に、再びお店に電話をかけてくれる娘さん。まるでこの辺りを取り仕切っているかのような情報網!グルメ通の本領発揮です。
娘さんの取り計らいで取材もすんなりOK!協力していただいたお礼を兼ねて、一緒に中華の名店に向かいます。

【中華料理 賀永】の『ニンニク炒飯』

【中華料理 賀永】は、数々のホテルで料理長を務めたシェフのMさんと奥様が二人三脚で営むお店。早速、常連である“美食の女神”2人の好物『ニンニク炒飯』(650円/税別)と『五目煮込豆腐』(750円/税別)をオーダー。

『五目煮込豆腐』は、絹ごし豆腐にエビ、ブロッコリー、タケノコなどの低カロリーな食材を、しょうゆベースの味で調えて熱々に煮込んだ逸品。

副島くん:あんの優しい味わいがいい。具材がゴロゴロ入っているから、ヘルシーなのに食べ応えはしっかり!

『ニンニク炒飯』は、卵、ネギ、チャーシューと具材は至ってシンプルながらも、仕上げにすりおろしニンニクをたっぷり加えて軽く火を通して出来上がり!お皿を持ち上げただけでニンニクの香ばしさが漂い、食欲をそそります。

副島くん:めっちゃ元気出そう!お米の1粒1粒までニンニクたっぷり。

お2人もいつも通りのおいしさに満足の様子。“美食の女神”に救われた常滑のなりゆきグルメ旅でした。

この記事の画像を見る
PAGE TOP