“おしゃれ疲労”さん必見!トレンドちょい足しでできる春の頑張らないコーデ
様々なジャンルの達人から教えを請い、使える&役立つ情報をお届け!
毎週月~金曜日の夕方、CBCテレビで放送中の情報番組【チャント!】。火曜日の人気コーナー『教えマスター』では、様々なジャンルの達人(マスター)から教えを請い、使える&役立つ情報をお届けしています。
春物の洋服に衣替えをする時期ですね。おしゃれは楽しい!でも、毎日コーディネートを考えるのは正直面倒くさいと思うことも。
今回は、non-noやOggiなど名立たる雑誌で35年以上活躍するベテランスタイリスト地曳いく子さんをマスターに迎え、“裸が一張羅”いう大久保佳代子さんと、本田兄弟の本田ひでゆきさんが『春ファッション』を教わります。
地曳マスター:ぶっちゃけ、この頃ファッションに疲れている人が多いんです。SNSで隣の芝生を見て「私も頑張らなきゃ」って思っちゃって。
大久保:わかる~!
地曳マスター:そこで、すっかりおしゃれする気力を無くしてしまっている、所謂“おしゃれ疲労さん”のために『頑張らなくていいおしゃれ』を提案します。“おしゃれ疲労”の回復に必要なのは、次の4つのステップです。
≪おしゃれ疲労 回復ステップ≫
1、自分の得意と苦手をクリアにせよ!
2、苦手は諦め得意だけに集中せよ!
3、得意は週2~3回着るべし!
4、ピンときたトレンドを少しだけ取り入れよ!
地曳マスター:まず『ステップ1:自分の得意と苦手をクリアにせよ!』。
自分の好きなものと、嫌いなものや不得意なものを書き出してクリアにすることが大切です。
大久保:じゃあ書いてみますね。
得意:
アースカラー、青、グレー、ベージュ、定番タイプ、セーター、シャツ、ロングタイトスカート
苦手:
原色、ボディラインが出る服、ワイドパンツ
本田:書き出して苦手なものを克服するってことですか?
地曳マスター:いや。克服しているうちに人生終わっちゃうから、それは考えずに得意を伸ばした方がいい!これが【ステップ2:苦手は諦め得意だけに集中せよ!】。
変なところに頑張ると疲れちゃうから、わざわざ無理して苦手なことに挑戦しなくていいんです。
大久保:そう、頑張りすぎて疲れちゃうの。
地曳マスター:今回は、プチプラ価格がうれしい【GU】で、週に2~3回は着られる服を選びたいと思います。
大久保:週に2~3回?!ヘビーローテすぎて「また同じの着てる」って言われないですか?
地曳マスター:同じのを着て何が悪いの?これが【ステップ3:得意は週2~3回着るべし!】。
服って週に2~3回着ると自分のものになってくるんです。そうすると自信に繋がるんだから。
大久保&本田:なるほどね。
地曳マスター:では大久保さんの得意分野から、週に2~3回着られるアイテムを探してみましょう。
大久保:ロングのタイトスカートは得意分野ですね。
地曳マスター:それなら『スウェットナローマキシスカートJN+E(1,990円 ※一部店舗のみ販売)』。スウェット素材で履きやすくてお値段も手頃なので、今年着倒して「ありがとう」ってしてもいいですよね。
大久保:この素材はラクだから、履き倒してから部屋着に降格もできますね。
地曳マスター:次は大久保さんの得意なアースカラー、そしてシャツ。この『シアーオーバーサイズシャツ(長袖)Q(1,990円)』はちょっと透け感もあって、トレンドも含んでいていいですね。
大久保:ホントだ。アースカラー以外にも黒などいろいろあるんですね。
地曳マスター:今年はテーパードのアンクルパンツと合わせる定番スタイルが流行していますが、素材感を変えることで定番が“今年”にアップデートするんです。
大久保:なるほどね~。
地曳マスター:さらに、大久保さんの得意なカラー・ベージュ、そして定番タイプにはまる『トロミトレンチコートZ(4,990円)』です。テロンとした素材感と大きめの襟が今年!これを羽織ったらイイ女風になりますよ。
大久保:お兄ちゃん、イイ女に腰抜かすなよ!どう??
本田:すごい似合ってますよ。
大久保:腰抜かさないのかい!
本田:意外としっかり立ってる!(笑)
地曳マスター:羽織った方が体型も隠せるし、イイ女風になれるし、いいですよね。
大久保:カワイイ!春って羽織ものをどうするか困るから、これいいですね。
地曳マスター:トレンドって多すぎても疲れちゃうけど、無視しすぎると過去の人になっちゃう。だからちょっと取り入れるくらいでOK。
そこで【ステップ4:ピンときたトレンドを少しだけ取り入れよ!】。
ここからはこの春のトレンドをチェックしていきましょう。
この春のトレンドをチェック
■アスレジャー
「アスレチック」+「レジャー」の造語。スポーティーなアイテムを取り入れると今年風に。今年はゆるいデザインで着心地もラクなので一部取り入れるのにピッタリ。
■ヴィクトリア朝ブラウス
19世紀イギリスの貴族風デザイン。若い子に特におすすめのアイテムです。年齢によってはおばさん臭くなる恐れがあるので注意!
■アメカジ80‘s
ちょっぴりエッジの効いた甘辛ミックススタイル。ミニスカートやキングサイズなど80年代風のスタイルが若い世代のトレンド。ただし若い世代のトレンドだということを忘れずに!派手なカラーの小物などを取り入れるだけでオシャレ上級者に。
■ダッドスニーカー
「ダッド=おじさん」が履いてそうなスニーカー。白いスニーカーは清潔感を求める大人女子におすすめ。
大久保:マスターに教えてもらったことを参考に、自分で選んでみました。トロミ素材のトレンチコートとスウェット素材のロングタイトスカート、定番のVネックニットに、ダッドスニーカー、そして蛍光色のポーチ。テーマは「ベーシック佳代子がワンランクUPしたぜよ」です(笑)
本田:これなら疲れないですか?
大久保:疲れないわよ。だっていつもの恰好しているんだもん。
地曳マスター:突飛な格好をしなくてもトレンド。それが疲れないおしゃれですよ。
本田:では、ここからは地曳マスターに着回し方を教わりましょう。
地曳マスター:「着回す」というと、コートだけそのままで中身を全部変えたりしません?だから疲れちゃうの。今回は、スカートを黒のパンツに、ポーチを白のショルダーバッグに変えただけ。チェンジするのはこれくらいでいいのよ。これなら週2~3回いけますよね。
本田:随分雰囲気が変わりますね。
大久保:頑張ってないのに、これだけワクワクできる!春が楽しみになりました。
※価格はすべて税抜