日本一のダンス部に潜入…元オリンピック強化選手やYouTuberを目指す部員!光ヶ丘女子高校ダンス部で人を楽しませるダンスの心に出会った【パンサー向井が見たリアルな高校生活】
愛知県岡崎市にある、光ヶ丘女子高等学校。昭和38年創立のカトリック系の女子校で、毎日、朝・昼など1日4回、生徒全員でお祈りを捧げます。
また、毎年80名以上の生徒がイギリスやインドなどへの海外留学を経験しています。
光ヶ丘女子高等学校 ダンス部に“向井“ます!
今回、お笑いトリオ・パンサーの向井慧さんが向かったのは、90名が在籍するダンス部。
パンサー向井さん:
「なんか…すごい!創作ダンスっぽいですね。ヒップホップとかを想像してました」
去年8月、神戸で行われたダンスフェスティバルで文部科学大臣賞を獲得したほか、11月は500チームの頂点を決める大会、日本高校ダンス部選手権で初代グランプリに。
折角なので、その演技『ルージュ-見えない魅力を表す色-』を見せて頂くことに…。
すると、背中から肩にかけて大きく開いた神秘的な衣装の生徒達が躍動!手足だけでなく、髪の先まで身体を大きく使い、荘厳で息の合ったダンスを披露してくれました。
パンサー向井さん:
「カッコいい…すごい!めちゃくちゃ迫力あるね!」
普段はコーチによるオーディションによって出場メンバーが決まるそうですが、この作品に関しては、2つの“特別な基準”があったそうなんです。
石川コーチ:
「衣装の一つである“髪の長さ”、それと冒頭の動きをするための“背中”が基準でした」
パンサー向井さん:
「一人一人チェックというか…全員の背中を見たんですか?」
顧問の団野先生:
「見ました!『ちょっと脱いで』って(笑)」
部員の中には、中学時代に水泳の飛込競技でオリンピック強化選手として活躍した生徒も。なぜオリンピック出場をやめてまで、ダンス部に入部したのでしょうか?
押切さん(2年):
「中学生までは兵庫県に住んでいて、姉が兵庫の高校でダンス部に所属していたんですが、創作ダンスの全国大会で光ヶ丘の作品を見て、テーマも構成も全部好きで、母に『ダンスやるなら光ヶ丘に行きたい!』と言ったら応援してくれて、ここまでやって来ました(笑)」
ほとんどの部員が体験入学や大会などを見て、憧れのダンス部に入るため光ヶ丘女子に入学。そんな彼女たち、大好きな先輩からの頂き物を、超独特な方法で保管していました。
鈴木さん(3年):
「聞いた話で、卒業の時に先輩が持っていたTシャツをもらうんですけど、普通は着るのに、先輩が大好き過ぎて“匂い”も好きなので、着ないで袋に入れて密閉保存してるって…」
向井さんが実際やってる人に挙手を求めると、2人、3人と次々手が挙がっていきました!その中の一人は…。
内田さん(2年):
「私にとって、先輩のTシャツは家宝なので、落ち込んだ時に袋を開けて、こう(スーハ―)してます。明日からの活力、エネルギーです」
人を楽しませるというダンスの心は、将来の夢にもつながっているそうで…?
内田さん(3年):
「東京ディズニーランドのキャストさんになりたいです。アトラクションスタッフの方に」
先輩のTシャツが家宝の内田さん(2年):
「私の夢の一つでYouTuberも目指してます」
今回、感じたこととは…?
“日本一”の高校ダンス部の生徒達と触れ合った向井さん。今回、感じたこととは…?
パンサー向井さん:
「日本一ってこんなに凄いんだというのを感じましたし、しゃべってたら本当に明るくて楽しくていい子たちなんですけど、練習では一気に顔が変わって、ギャップみたいなものにグッときましたね」
光ヶ丘女子高校ダンス部の皆さん、ありがとうございました!