密かな名物のカレーライスに、新感覚かき氷! 真夏に食べたいグルメに出会った 『三重県桑名市』の旅
人気プロレスラー棚橋弘至が行く! 三重県桑名市
スポーツ専門誌『Number』の現役最高のプロレスラーを読者が決める“プロレス総選挙”で、見事1位を獲得した棚橋弘至さん。
岐阜県大垣市出身、人気ナンバーワンのプロレスラー棚橋さんが、東海3県のお出かけスポットを巡ります。今回は、『三重県桑名市』の旅です。
桑名が境目? 東西を味わう
まず、棚橋さんが訪れたのは、JR&近鉄桑名駅から徒歩でおよそ5分の『桑名シティホテル』。ここのレストランには、桑名で密かに名物となっているというグルメが。それは、大き目のお皿を真ん中で仕切るようにご飯が盛られ、両側にカレーがかけられている“桑名カレー”と名付けられたカレーライスです。
このホテルの料理長いわく「カレーに使う肉は、日本の西の方は牛肉、東の方は豚肉。
桑名はその境目にあたる」ということから、このカレーを作ったとか。
つまり、一皿でビーフカレーとポークカレーの2種類の味が楽しめるのが“桑名カレー”です。
両方のカレーを味わった棚橋さん、味の違いを堪能し「どっちもうまい!」と言った時には、まぶたがクッキリ二重に!(*一重まぶたが二重になるのは、棚橋さん流のおいしさの証)
このおいしさにつられて、カレーにまつわるプロレスの苦いエピソードを語り出した棚橋さん。「2011年、チャンピオンベルトを11回防衛した時、勝負メシはカレー。
でも、12回目の試合の時にオムライスを選んだら負けてしまった!」と。
それ以来、ビッグマッチなど大切な時には、勝負メシとしてまたカレーを食べるようになったとか。
【取材協力】
桑名シティホテル
住所:〒511-0068 三重県桑名市中央町3-23
TEL:0594-21-9870
“逸材”と“エース”の合わせ技でクレープ作り
次に訪れたのは、桑名駅近くの商店街にある『安藤食品サンプル製作所』。
ここでは土曜日限定ですが、様々な食品サンプル作りが体験できます。
スイーツ男子でもある棚橋さんは、クレープのサンプルを作ることに。
まずは、皮の部分となるクリーム色の樹脂を本物のクレープのように薄く丸く伸ばしていきます。それが固まったら、茶色い塗料で自由に焼き色を付けて本物に近づけていきますが、棚橋さんが作ったクレープの皮をよく見ると、キャッチフレーズである「100年に一人の逸材」の“逸”の文字が! 焼き色でそんな遊びができるのも体験の楽しさです。
そのクレープの皮を円すいのように丸めた器に、既に用意されている食品サンプル用のフルーツやバニラアイス、生クリームなどでデコレーション。
そして、出来上がったクレープは「エース(ACE)」の“A”の形をイチゴなどで描いた、棚橋さんならではの作品なのでした。
【取材協力】
安藤食品サンプル製作所
住所:〒511-0009 三重県桑名市桑名476-90
TEL:0594-84-7355
絶品かき氷に叫ぶ!
次は、本物のスイーツを食べに、かき氷のお店『フルーツ スノウ』に。
「僕の体は、かき氷とプロテインで出来てます」というくらい、棚橋さんの好きなスイーツの一つでもあります。
店頭のノボリには“水もシロップも使わないフルーツかき氷”と謎の言葉が。
その謎は、果実をジュースにしたものやミルクを凍らせたオリジナルの氷を薄く細かく削ったかき氷。水で出来た氷と後からかけるシロップを使わないことで、温度変化が少なく、さらっとした食感が楽しめる新感覚のかき氷なんだとか。
今回は、土日限定の超人気商品“半玉メロンかき氷”を味わうことに。
これは、その名の通り、旬のメロンを半分使用し、メロンの果汁が詰まったミルク味のフワフワのかき氷に、メロンを丸くくり抜いてトッピングした贅沢な逸品です。
棚橋さんは、ミルクの氷とメロンの相性がバツグンのかき氷に、思わず「ワァ~!」と叫んでしまします。
そして、さらに食べ進めていくと別の味わい方も。このかき氷にはストローが付いていて、食べていくうちに融けたミルク味の氷とメロンの果汁が合わさったジュースがムダなく飲めるのです。
最後の最後まで楽しめる極上のかき氷に、棚橋さんも「これ、ヤバいね!」とご満悦な様子なのでした。
【取材協力】
FRUITS SNOW
住所:〒511-0073 三重県桑名市北寺町43
TEL:0594-88-5812