【リアルな高校生活】オレ以外クラス全員女子…看護を学ぶ高1男子のリアルな学校生活 入学2ヶ月で彼女できる
県立桃陵高等学校にお笑いトリオ・パンサーの向井慧さんが“向かい”ました!
愛知県大府市にある県立桃陵高等学校。
“看護師の卵”が通っている学校で、衛生看護科は高校3年間と専攻科2年間、計5年間の一貫教育により、通常より1年早く看護師国家試験の受験資格が与えられる人気のコースです。
その衛生看護科1年生の教室に、お笑いトリオ・パンサーの向井慧さんが“向かい”ました!
パンサー向井さん:
「あららら、もう女子ばっかり……の中に1人だけいるね、男子(笑) 男子1人クラスってどう?慣れた?」
クラス唯一の男子・大原くん:
「少し慣れてきました。(Q.クラスの中で主張は?)全然、出来てないです…」
衛生看護科1年は40人のうち男子がたったの1人!肩身が狭いという訴えに対し、女子の意見は?
パンサー向井さん:
「女子が多いと、なんか『陰湿』なこととか…」
堀田さん:
「ないですないです(笑) 全員が仲良くて全く何もないです」
パンサー向井さん:
「大原くんも、ちゃんとみんなと仲良くできてる?」
堀田さん:
「……たぶん。私はあんまりしゃべらないです(笑)
大原くんと一番仲良しだというのが稲垣さん。
稲垣さん:
「委員会が一緒なんです。保健委員で。下の名前で呼んでます」
パンサー向井さん:
「いいじゃん!下の呼び捨てはいいね」
それもそのはず。この2人、実は…。
井上さん:
「ココ(稲垣さん)と、ココ(大原くん)が…(付き合ってる)」
パンサー向井さん:
「ウソだろー!?早くないか?」
出会ってわずか2か月!保健委員がきっかけで、距離を縮めたという2人。
稲垣さんの心を射止めた大原くんのテクニックとは…?
大原くん:
「周りでそんな噂が流れ始めて、それで『良い感じだから、もう…』って」
パンサー向井さん:
「え?『良い感じだったら付き合っちゃおうぜ?』って、カッコええー」
命の現場に携わる看護師、目指す理由は様々
命の現場に携わる看護師、目指す理由は様々で…。
榊原さん:
「お母さんが看護師だったので、憧れて」
新(あたらし)さん:
「おばあちゃんが入院していたところの看護師さんがすごくカッコよくて、色んな人の力になってて、憧れて志望しました」
小塚さん:
「亡くなった祖母が『人に感謝し、人から感謝される人になりなさい』とずっと言ってくれてて、おばあちゃんが入院した時に看護師さんを見て、『あ、これだ!』って思って。小学校4年生から志望してます
看護師になるために、この学校には戴帽式と呼ばれる伝統があるんだそうです。
嶋田さん:
「ナースキャップを先生に頭にのせてもらうんです。で、ローソクを持って…。ナイチンゲールの看護の精神を誓う儀式です」
このクラスには他にも、助産師を目指す生徒や、ドクターヘリなどで活躍するフライトナースが夢だという生徒も。さらに双子でそろって入学した姉妹まで!
パンサー向井さん:
「あ!似てるねー。衛生看護科を志望したのはなぜなんですか?」
双子の姉・李々奈さん:
「いとこが看護師になったというのもあったし、お姉ちゃんがこの学校にいるからです」
パンサー向井さん:
「お姉ちゃんもいるの?何年上?」
双子の姉妹:
「(同時に)1コ上です」
パンサー向井さん:
「そろうね~やっぱり双子は(笑)」
鈴木さんいわく、この双子がとにかく騒がしいんだとか…。
鈴木さん:
「この子たちのグループがうるさいんです(笑)」
パンサー向井さん:
「普段どういうことしゃべってるの?例えば」
姉・李々奈さん:
「今日は篠田ちゃんの夢の話で!」
パンサー向井さん:
「どういう夢が忘れられなかったの?」
篠田さん:
「好きなYouTuberがいるんですけど…、その夢を見ました(笑)」
パンサー向井さん:
「恋愛的な感じの夢か!憧れの人と、ちょっと夢の中で恋愛して…みたいなのをみんなで大声でしゃべってるの?(笑) いいえ、すごくいいよ」
ユニークな生徒は他にも。将来の夢は看護師だと語る山田さんですが、ある特技を持っているそうで…。
山田さん:
「私、みんなに『あいみょん』って呼ばれてて。ちょっと自信あるんです(笑) 歌っていいですか!?」
パンサー向井さん:
「早いね、展開が!こんなにスムーズに歌ってもらえるの?」
十八番は、あいみょんの『プレゼント』。ギターは全然弾けないとのことですが、雰囲気重視でエアギターをしながら歌い始めると、向井さんが長過ぎてツッコむまで全力で披露!
山田さん:
「歌うのがめっちゃ好きで、カラオケとかフリータイムで7時間とか8時間とかずっといます。もう止まりません(笑)
看護師を目指し勉強中の山田さん。でも、もし歌手デビューのオファーが来たら…?
パンサー向井さん:
「『ボイトレとかもあるし、看護の道に行くんだったらデビューは難しい』ってなったらどうするの?」
山田さん:
「歌手…行ってもいいですか?(笑)」
実習授業の様子 体位変換の方法を学びます
最後に、実習授業の様子を見せてもらいました。この日は、自分で体を動かせない人に対して、より楽な姿勢をとってもらうための体位変換の方法を学びます。
同じ姿勢を長時間保ち続けると筋肉が萎縮してしまうなど、身体のあらゆる機能が低下してしまいます。
体位変換は、それを緩和させるための看護師の重要な仕事なんです。
パンサー向井さん:
「実習をやっていて気をつけてることってありますか?」
双子の姉・李々奈さん:
「手順などを読んでいるだけじゃ分からないから、一回やってもらって(患者として)どう思ったかについて考えて、そこから『ここはもっとこうしよう』とつなげていけるので、そういうのは気をつけています」
今回の取材で感じたこと
“看護師の卵”たちと触れ合った向井さん。今回の取材で感じたこととは…?
パンサー向井さん:
「本当に普通の元気な女子高生という感じでしたけど、実習が始まると顔つきが変わって、ちゃんと考えていてえらいなぁって思いましたし、あとは山田さんのあの歌が、どこかのプロデューサーに届けばいいなと思いました(笑)
愛知県立桃陵高等学校衛生看護科1年生の皆さん、ありがとうございました!