すでに4月までの土日は予約がほぼ埋まっているほど大人気のいちご狩りに、お昼時には行列ができるパン屋。三重県菰野町にある「アクアイグニス」は、2012年10月にオープンから13年目を迎えた今も変わらず、多くの人でにぎわう人気施設です。

そんな「アクアイグニス」がにぎわっている理由を探るべく、おしゃべりメガネこと若狭敬一アナウンサー（以下、若狭アナ）が、現地を取材しました。

ファンデーションいらずのツルツル肌に！源泉100％かけ流し温泉

実は、若狭アナは「アクアイグニス」がオープンした直後にも一度ロケで訪れたことがあるそう。今回は平日の午前11時に足を運んでみると、老若男女でにぎわっている様子に驚きました。

訪れていた女性に、話を伺ってみると…。

（女性）
「一回来たらハマっちゃって、東京から来ています。（温泉に入ると肌が）ツルツルになるんですよ。ここに来てから、ファンデーションをぬらなくなった」

「アクアイグニス」といえば、施設内にある片岡温泉が有名です。源泉100%掛け流しの天然温泉を求めて、遠方から訪れる人も少なくありません。ファンデーションいらずになったというこの女性も、今日は日帰りではなく宿泊で訪れていました。

（女性）
「きょうも友達を連れて、離れの宿泊棟に泊まっている」

オープン当初にはなかった「別邸・素粋居（そすいきょ）」も新たに加わり、12棟のヴィラでは棟ごとに異なる露天風呂を楽しむことができます。

世界的パティシエ・辻口シェフ監修　22種のいちご食べ放題

今回のメインは、13年前のオープン時にはまだなかったいちご狩り。若狭アナにとって、いちご狩りは約20年前のロケ以来で、プライベートではほとんど体験していないそう。そこで、マネージャーの山本さんに話を伺いました。

（マネージャー・山本久史さん）
「4月くらいまで、土日は定員が（ほぼ）埋まっている」

世界的パティシエ・辻口博啓シェフが監修をする「いちごハウス」では、22種類ものいちごを食べ比べることができます。

人気の理由は、品種の多さだけではなく、いちごと一緒に味わう特製ディップ「リッチキャラメル」にもあります。このディップには、ケーキ店で使用するバニラビーンズが入っており、いちごの甘みを引き立てながら“味変”を楽しめると評判です。

山本さんに制限時間40分の食べ放題を効率よく楽しむコツを伺いました。

（マネージャー・山本久史さん）
「皆さん食べ比べしたくて、手前（のいちご）をとる。実は中の方に完熟したものが多い」

若狭アナもさまざまないちごを食べ比べ。後味にバナナのような余韻が残る「うた乃」、柑橘系の風味が楽しめる「おいCベリー」、果肉の色まで鮮やかな「深紅の美鈴」など、個性豊かな品種を堪能しました。

パティスリーでも旬のいちごを使った絶品スイーツを堪能

旬のいちごを楽しむ方法は、他にもあります。「アクアイグニス」内にある辻口シェフ監修のパティスリー「コンフィチュール アッシュ」では、イートインでいちごスイーツを味わうことができます。

（女性スタッフ）
「一番人気は、いちごが旬なので『イチゴと柚子のミルフィーユ』。『いちごハウス』の『紅ほっぺ』を使用している」

ショーケースには、たくさんの魅力的なケーキが並ぶ中、若狭アナは一番人気の「イチゴと柚子のミルフィーユ」を選択。

（若狭敬一アナウンサー）
「いちごの甘さ、柚子の爽やかな柑橘系の香りとほんのり利いた酸味、そして外側のパリパリ食感。柚子チョコなんですけど、めちゃくちゃよくできてる」

甘さと酸味のハーモニーを存分に楽しみました。

平日も大混雑のベーカリー 人気ナンバーワンはクロワッサン！

ケーキを堪能し、歩いていると、目に飛び込んできたのは大混雑のパン屋「マリアージュドゥ ファリーヌ」。店内へ入った若狭アナは、購入客に話を伺いました。

（男性）
「クロワッサンが好きで、よく買いに来る」

店内には100種類以上のパンが並び、特に午前11時頃が最も品揃えが豊富な時間帯なのだとか。中でも人気なのが「国産小麦のクロワッサン」。若狭アナもイートインスペースで食べてみると…。

（若狭敬一アナウンサー）
「おいしっ。幾重にも重なった生地が、噛めば噛むほどモチっと一体化してくるんです。小麦の甘さとバターの塩味が絶妙」

「アクアイグニス」を満喫したおしゃべりメガネは、にぎわう理由をこう考えます。

（若狭敬一アナウンサー）
「『アクアイグニス』がにぎわう理由、それはすべて種類が多いということです。こんなにたくさんのいちごを食べ比べできるなんて、思わなかった。そして、パン屋もケーキ屋もとにかく種類豊富で楽しい。さらに、温泉に入ればファンデーションがいらなくなるほどの美肌効果まで。こんな魅力的な施設があるでしょうか」

日帰りでも、宿泊でもたっぷり楽しめる「アクアイグニス」。一度訪れてみてはいかがでしょうか。

CBCテレビ「チャント！」2025年1月29日放送より