甘い台湾ソーセージ!?「浜木綿」の“埋もれメニュー”を調査!食べ方が想像できない野菜炒めとは?
人気店のなかなか注文されない“埋もれメニュー”を、名古屋よしもと所属の中山真希さんが全力で調査!今回は、創業58年目を迎える、名古屋生まれの中国料理「浜木綿(はまゆう)」。麻婆豆腐などの定番料理から寒い冬にぴったりの煮込み料理まで約80種類あるメニューの中、魅力的だけどなぜか埋もれている激ウマ商品とは?
肉汁たっぷり!オリジナルの特製ヘラとレンゲで食べる「小龍包」
まずは、人気メニューBEST3をご紹介。
<第3位>
「しっとり黒チャーハン」
真っ黒な中国醤油で炒めることで、普通のチャーハンより黒さが際立つ一品。濃い味付けに見えて意外とあっさり。揚げた鶏肉がゴロゴロ入っていて、食べ応えも抜群です。
<第2位>
期間限定の「大粒牡蠣の宮保(クンポー)炒め」
中国の宮廷に仕えていた宮保(クンポー)さんが好んで食べた料理から名前が付けられたそう。※諸説あり
鶏肉で作る料理もありますが、浜木綿では大粒の牡蠣を甘酸っぱいピリ辛ソースで仕上げた冬の大人気メニューです。
<第1位>
中華の定番「小龍包」
アツアツの小龍包の中には、肉汁がたっぷり。浜木綿特製のヘラとレンゲを使えば中のスープがこぼれず、おいしさ倍増!お肉の旨味を存分に楽しめます。
旨味が爆発!醤油ベースのピリ辛「伝統のえびラーメン」
こだわりが詰まったメニューなのに、なぜか注文されない“埋もれメニュー”。
第3位は、台湾ラーメンのような見た目の「伝統のえびラーメン」。ニラやミンチがのったしょうゆベースのピリ辛ラーメンで、創業当時、“まかない”から生まれたそう。
エビはボイルではなく、あえて揚げたものを使用。衣をつけることでニンニクや唐辛子でしっかりと香りづけされ、ミンチにからまりやすく旨味が爆発!
(店主)
「2年ぐらい前にリニューアルした『名物担々麺』に人気が集中して、『伝統のえびラーメン』が埋もれ気味になってしまった」
このラーメンを好きなアルバイトやパートさんも多いそうで、「長年いる人ほど好き」と店主が語る自慢の一杯です。
食べ方が想像できない!?見た目に戸惑う「浜木綿流野菜炒め」
第2位は、包んで食べる新感覚の「浜木綿流野菜炒め」。生野菜とオムレツが盛られているので、一見野菜炒めには見えません。
玉子の下に隠された野菜炒めは、干しエビやニンニクがふんだんに使われており、これだけでも絶品ですが、その味をさらにワンランク上げるのが“特徴的な食べ方”。
小麦粉で作られた生地“包餅(パオピン)”に、サニーレタスと大葉、さらに野菜炒めをのせ、甘酢ソースと砂糖入りのピーナッツの粉をたっぷりかけていただきます。
中国にある、包餅でいろいろな物を包んで食べる料理“春餅(シュンピン)”と、ピーナツの粉をかける台湾のポピュラーな食べ方を融合。浜木綿だけでしか味わえない唯一無二の野菜炒めです。
(店主)
「普通の野菜炒めとは思えない“見た目”と“食べ方”が想像できないというところが埋もれ理由かなと思う」
見た目に驚くこと間違いなしのメニューですが、ピーナッツの甘さと香ばしさが引き立つこだわりが詰まった野菜炒めは絶品です。
甘いソーセージ!?箸が止まらなくなる「台湾腸詰め」
第1位は、「台湾腸詰め(ハニースパイシー)」。台湾ソーセージで、日本人には馴染みのない甘い味わいが特徴。
味の決め手は、シナモンや砂糖などを配合した様々なスパイス。日本人好みに味を調整し、生の腸詰めをボイルではなく油で揚げて香りづけしています。ネギやパクチーと合わせて食べると甘さが中和され、食べやすくなるそう。
食べた人にしかわからない未知の味。それゆえ、手が伸びにくく埋もれてしまうキッカケに。しかし、「食べ始めると箸が止まらなくなるメニュー」と店長も太鼓判を押すオススメメニューです。
未知の体験ができる浜木綿の“埋もれメニュー”。みなさんも一度、試してみてはいかがでしょうか?
CBCテレビ「チャント!」2025年1月16日放送より