子どもがモリモリ食べる!? 甘い味付け&栄養も満点! やわらか仕上げの「筑前煮」のレシピを大公開
スーパーで買い物を終えたお客さんのカゴの中を見せてもらい、自宅での調理風景を撮影する企画「カゴ中 大調査」。お客さんのアイデアあふれるレシピと調理風景を紹介します!今回は、名古屋市瑞穂区にある「サポーレ瑞穂店」と同市熱田区にある「サポーレ熱田伏見通り店」で調査しました。
子どもも大喜び!「子どもがモリモリ食べる筑前煮」のレシピとは?
「サポーレ瑞穂店」で出会った女性のカゴには、シイタケ・ゴボウ・レンコン・鶏肉などが入っていました。何を作るのか伺いました。
(牧村麻友美さん)
「筑前煮。子どもがよく食べるので」
子どもがモリモリ食べてくれるという筑前煮。根菜などの具材をやわらかく仕上げるのがポイントだそうです。早速、ご自宅での調理風景を拝見することに!
筑前煮のレシピをどこで知ったのか尋ねると…。
(牧村麻友美さん)
「旦那さんのお母さまに教えてもらったレシピ」
義母から教わったレシピを、麻友美さんがさらにアレンジ。それぞれの良いところを取り入れたハイブリッドレシピです。ポイントは子どもが食べやすいように、やわらかく仕上げること。
まずは、鶏もも肉を食べやすい大きさにカットし、塩麹を馴染ませます。
(牧村麻友美さん)
「(鶏肉が)やわらかくなりますね。子どもが食べやすい」
さらに、「サポーレ」で買った干しシイタケを水で戻し、コンニャクは臭みをとるために下茹でしていきます。具材それぞれに丁寧なひと手間を加えるのが、おいしさの秘訣!
これが我が家流!やわららか筑前煮のコツは“具材の順番”
続いて、根菜類の準備。ポイントは炒める順番です。
栄養をしっかり摂るため、ゴボウやニンジンは皮をつけたまま食べるというのが義母からの教えです。さらに、干しシイタケの戻し汁はうま味が詰まった出汁になるため、しっかり絞って置いておき、有効活用します。
最初にゴボウ、次にニンジンを炒めます。具材を炒める順番にも理由があるそうで…。
(牧村麻友美さん)
「義母はかたい物から炒める。ゴボウ・ニンジンから」
鶏肉は後回しにし、かための根菜にしっかり火を通し、やわらかく仕上げるのが狙いです。
そして、味の決め手となる干しシイタケの戻し汁を加え、しょうゆなどで味を調えていきます。砂糖は多めにし、子どもが食べやすいよう甘めの味付けに工夫。
サトイモの入れ方にも我が家流がありました。
(牧村麻友美さん)
「義母が言っていて、サトイモがいつも煮崩れしていた。他の具材をよけて、一番下に入れて他の野菜をかぶせる。いろいろなお野菜の下にもぐりこませると、煮崩れしない」
サトイモを鍋の一番下に入れると煮崩れしにくくなるそうです。
そして、もう1つの我が家流は、鶏肉を最後に入れること。これによって、鶏肉がやわらかく、おいしく仕上がると言います。
こうして「子どもがモリモリ食べる筑前煮」が完成し、子どもたちも大喜び。かたいものが苦手な方にもぴったりの一品です。
かわいさ・おいしさ◎ さいの目切りで作る具だくさん豚汁
続いて「サポーレ瑞穂店」で出会った女性は、豚肉・コンニャク・油揚げなどを購入。家にあるサツマイモを使って豚汁を作るとのこと。早速、ご自宅での調理風景を拝見することに!
(奥さま)
「(具材を)さいの目にして、ニンジンもさいの目、サツマイモもさいの目。具だくさんに作りたいなと思います」
学生時代、叔母が作ってくれた豚汁にサツマイモが使われており、具材がさいの目切りだったのが印象に残っているそうです。
(奥さま)
「サツマイモの甘みが出る印象が強い」
目指すのは「見た目のかわいらしい豚汁」。サツマイモの一部は彩りを重視して皮つきのままさいの目にし、他の具材もすべて同じようにカットするのが我が家流。
次に豚肉を炒めますが、奥さまが手にしたのはキッチンバサミ。鍋の中で豚肉を細かく切り分けます。
(奥さま)
「(豚肉の)大きさはそろっている必要はなくて、細かく切ればいいかな」
具材の細かさに徹底してこだわる理由のひとつは、子どもたちが食べやすいから、とのこと。
みその保存場所は冷凍庫!? 風味をキープする我が家流
さいの目に切った野菜を鍋に入れて炒め、出汁とコンニャクを加え煮込んでいきます。ショウガもさいの目にして鍋へ。カットした状態で売られている油揚げは、そのまま鍋に投入。
そして、もう1つの我が家流はみその保管場所。豚汁に使うため、みそを取り出した場所は…。
(奥さま)
「冷凍庫です。みそは冷凍庫に入れたほうが風味が持つと聞いてからそうしている」
みそは冷凍庫に入れても凍らないため、使うときに困ることがないそうです。みそを溶かしたら、「さいの目具材のかわいらしい豚汁」が完成しました!
それぞれの家庭の我が家流。ぜひ、一度試してみてはいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」2025年1月8日放送より