10分で作れる「タイパ」料理術も!簡単すぎる三食丼やおからを使ったアレンジレシピを大公開
スーパーで買い物を終えた人のカゴの中を見せてもらい、何を作るのかを調査する「カゴ中大調査」。名古屋市・熱田区の「サポーレ熱田伏見通り店」で、各家庭の「我が家流」を取材しました。
忙しいママの時短術!10分で完成する「三色丼」の作り方
ホウレン草、鶏ミンチ、タマゴなどを買った会社員の女性と遭遇。10分で「三色丼」を作ると聞いて自宅を訪ねました。坂本さんご一家は、税理士の坂本茜さん、公認会計士の夫・智教さん、娘2人の4人家族。仕事と子育てで忙しく、料理はタイムパフォーマンス重視です。
この日は、3つの料理を5つの鍋やフライパンを使って、同時進行で調理します。まずは、鶏ミンチから作ります。
(坂本茜さん)
「から揚げのように、下味をつける時間がない」
火をつける前のフライパンで、鶏ミンチに調味料となじませて味付けをするのが「我が家流」。時短はもちろん、洗い物も削減できます。そして、火をつけて鶏ミンチの水分が飛ぶまでの時間を利用し、いり玉子と味付けホウレン草を作り、「三色丼」の具材が10分で完成しました。続いては、「カボチャの煮物」を作りますが、ここにも時短ポイントが。
(坂本茜さん)
「皮は全部切り取っちゃう」
短時間で火が通るように、カボチャの皮をすべて切り落とし、出汁パックと一緒に煮ることで、味が入りやすいそう。また、隣のコンロで調理していた味噌汁は、「三色丼」で茹でておいたホウレン草を利用し、時間を短縮しました。
甘辛さがクセになる!韓国風「肉じゃが」のアレンジレシピ
続いては、豚肉、鶏肉、ジャガイモ、ニンジンなどを買った女性に出会い、何を作るのか尋ねました。
(武岡果住さん)
「肉じゃがの韓国風」
和食の代表・肉じゃがを韓国風に味付けをするとのことで、ご自宅に伺いました。まず鶏肉のから揚げから作ります。ビニール袋に鶏肉と塩こうじを入れて下味をつけたら、片栗粉をまぶして揚げます。片栗粉を使うことで、ザクザクした食感になるそうです。
「韓国風肉じゃが」に使う調味料は、ゴマ油、コチュジャン、ショウガ、ニンニク。まず、ゴマ油をニンニクとショウガで香り付けし、野菜と肉を炒めます。次にお酒と砂糖を加え、コチュジャンと白だしを入れて煮込めば完成です。コチュジャンなら甘辛い味わいに。辛くしたい場合は、豆板醤を加えると良いそうです。
ひと手間でおからがフワフワに!孫が喜ぶ「サーモンのマリネ」
「サポーレ熱田伏見通り店」で「カゴ中調査」を再開すると、孫のためにスイカを購入した男性と出会いました。その他にもおから、スモークサーモン、豚ステーキ肉などを使って、料理をふるまうと言います。
(渡辺和彦さん)
「おからとサーモンのマリネに、新玉ネギをスライスして入れる」
7年前から料理を始めた渡辺和彦さんは、「ヘルシーなおからをたくさん食べてほしい」という想いを込めて、孫たちのために「おからとサーモンのマリネ」を作ります。まず、スモークサーモンの生臭さを減らすため、レモン汁に入れて30分ほど漬け込みます。
さらに、買ってきたままのおからは固まりがちなため、電子レンジで温めて、フワフワに仕上げます。最後におからとスモークサーモン、スライスした玉ネギを合わせます。さらに、マヨネーズとオリーブオイル、塩ひとつまみで作ったソースを加えて和えれば完成です。孫たちも喜んで食べてくれました。
それぞれの家が考案した「我が家流」を、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」6月4日放送より