ゾンビに怪獣、人気キャラクターが町を練り歩く!?面白ければなんでもアリ!「飛騨神岡初金毘羅宵祭」

2024年3月13日(水)放送
ゾンビに怪獣、人気キャラクターが町を練り歩く!?面白ければなんでもアリ!「飛騨神岡初金毘羅宵祭」

岐阜の山奥で行われる真冬の祭り。夜道をゆく厳かな行列かと思いきや、その後に続くのはポップでファニーな出し物の数々!町の伝統を新たな伝統で守ろうとする、祭りに対するアツい思いとは?タレントの寺坂頼我くん(以下、寺坂くん)が取材しました。

消防団魂の結集! 仲間との一致団結を士気する祭り

CBCテレビ:画像『チャント!』

祭りが行われる岐阜県飛騨市神岡町。町を見下ろすのは、高さ約9mの世にも珍しい立ち達磨。達磨供養で知られる「洞雲寺」は、全国に点在し、あらゆる願いを叶えるとされる「金毘羅大権現(こんぴらだいごんげん)」を祀る寺の1つです。この地で年の初めに行われるのが、「飛騨神岡初金毘羅宵祭」。

CBCテレビ:画像『チャント!』

祭り当日、寺坂くんが町を歩いていると、道の向こうからぞろぞろと人がやってきて、張り詰めた空気に。火消しの象徴である纏(まとい)が振りかざされ、厳かな舞を囲み、悠然と歌い上げられる何か…。

(神岡江戸木遣保存会・細田輝国副会長)
「本来は東京で歌っとる『江戸木遣(えどきやり)』と呼ばれる歌」

「江戸木遣」は、昭和9年の大火事を機に、消防団の士気を高めるため、東京の名人たちから教わった労働歌。この祭りは、門外不出といわれた「江戸木遣」の公認を祝い、その証拠である大きな額を持って、町を練り歩くものだったのです。

(神岡江戸木遣保存会・細田副会長)
「消防魂をずっと忘れないため、金毘羅宵祭は木遣がなくてはならないもの」

開催は今年で67回目。誇り高き「江戸木遣」を伝える行列です。

伝統的な祭りと思いきや…電飾ギラギラで破天荒な出し物行列

CBCテレビ:画像『チャント!』

「江戸木遣」の後に続く行列を見ていると、厳かな雰囲気とは一変し、電飾ギラギラの破天荒な出し物の数々は、子どもたちが好きそうなアニメのキャラクターや沖縄のエイサー踊りの集団が登場。話を伺ったエイサーチームは、祭りの一か月前から連日集まって猛練習し、今回15年目になるというベテランでした。

江戸の「古風」な伝統芸能から、現代の超「ポップ」な出し物まで自由奔放。行列の中にいたゾンビに理由を尋ねました。

(ゾンビ!・溝口祐次さん)
「神岡はいろんな人が出入りする町。みんなを受け入れるぜ!みたいな。神岡の懐の広さを見てほしい」

CBCテレビ:画像『チャント!』

かつて東洋一の鉱山として栄え、様々な人が出入りした神岡町は、異文化を受け入れる土壌が培われているそう。そのため、行列にはいつしか先頭をゆく伝統的な4チームに加え、バラエティ豊かな出し物が続くように。今年は全12チームが参加していました。

CBCテレビ:画像『チャント!』

様々な神輿中でも、ひときわ目を引くのは、先日映画賞を獲得した、真っ黒な巨体に火を吹く怪獣。

制作したのは、今年32回目の参加という「藤波有志会」。青森の「ねぶた」を参考に毎年作られるド派手な御輿が、今では祭の名物になっています。

年に一度の同窓生が集合! 大人の文化祭として仲間たちと楽しむ時間

CBCテレビ:画像『チャント!』

行列の最後を飾るのは、ゾンビダンスを出し物に進む「出五一会(でごいちかい)」。

(ゾンビ!・溝口さん)
「(Q皆さんはどういうチーム?)同級会。昭和51年度生まれの同級生」

今年度48歳を迎える神岡の同級生42人は、1か月前から練習を開始。学校を卒業してふるさとを離れる人も多く、練習は、仲間たちの顔が久々にそろう、貴重な瞬間でもあります。祭りを続けていくことは、地元の団結を深めることと同じなのかもしれません。

ダンス披露が終わると、行列は「洞雲寺」に到着。ご祈祷を受けて、祭りは無事に終了しました。

同じ行列は二度とない、変わり続けることで時代の波を押し返す新しい伝統。そんな祭りも100年後にはれっきとした「古き良き祭り」になっていることでしょう。

(ゾンビ! ・溝口さん)
「少しでもこの祭が長く続いて、みんなで頑張っていきたい!」

ベストオブ「OMATSURI」ちゃんは、ゾンビの溝口さんを選出。アツい手形をいただきました!

CBCテレビ「チャント!」3月13日放送より

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