笑顔さわやかアナが三重・いなべ市大安町で『いなべのキャベツ』を調査! 巨大なシュークリームを完食!
笑顔さわやかアナが三重・いなべ市大安町で『いなべのキャベツ』を調査! 巨大なシュークリームを完食!
今回は、『三重県いなべ市大安町(だいあんちょう)』の『いなべのキャベツ』です。新種のキャベツが見つかったのでは?…と地元の皆さんに聞き込みをすると、野菜のキャベツではなく、キャベツほどの大きさのシュークリームということが判明! なんとスイーツだったのです。『こんま亭』というお店の人気商品だとか。
『こんま亭』は、20年前から続く、地元で人気のケーキ店。『いなべのキャベツ』は、まさに丸ごとのキャベツのような大きさのシュークリーム。スイーツ好きな人にとっては夢のような逸品を、ご主人から食べ方を教わりつつ味わいます。
まず、フォークの裏でシュー皮を上から潰します。その時の「パリッ!」とした音も楽しみつつ、次は潰した皮をクリームと共にフォークですくっていただきます。「生地の食感がすごくサクサクで、カスタードクリームはまろやかで甘すぎない絶妙な甘さ」と松本アナ。
この巨大シュークリームは、総重量350グラム。店の普通サイズの商品と比べると、大きさの違いは歴然でなんと4倍。このサイズを作るにあたり、とにかくこだわったのは“シュー皮”です。通常よりもやわらかめに仕上げたシュー生地を2枚重ねのフランス産パイ生地で包み、オーブンで焼くとパリッパリの食感に。この硬さが、最後までおいしく食べるための工夫なのです。町で調査の際に「3人がかりで食べる」という人もいたボリューム感ですが、松本アナは「もう一玉くらいいけるかも」と止まらない様子。
大きくても食べ進められる秘密はクリームにもあって、毎朝仕入れる三重県産の卵を贅沢に使い、砂糖の量は控えめにして、脂肪分が異なる3種類の生クリームをブレンドすることで、濃厚でありながら、あっさりと食べられる、唯一無二の味わいに仕上げています。そして、そのクリームは必ず“手渡す直前”に入れることを徹底。サクサク感が保てる賞味期限を“5時間”までとし、お客さんに渡すトリセツにも明記しています。
気になるのはこのネーミング。実は、「シュー」はフランス語で「キャベツ」の意味。でも、キャベツほどの大きなシュークリームがないことにご主人は気づき、創業の頃から作り始めました。当時は、このインパクトのある名前は知っていても、店名を知らない人が結構いたそうで、「あぁ、キャベツの店ね」と言われることも多かったとか。
ご主人は『いなべのキャベツ』のことを「家族などでつっつきながら食べる、コミュニケーションツールみたいなもの」と語ります。そんな話をよそに、松本アナは1個を完食。ご主人も「目の前で1個丸ごと食べる人は初めて見たんじゃないかな」と驚きです。大切な人とシェアする楽しみもあり、大安町では野菜のキャベツよりも馴染み深いともいう、愛されフードでした。
(3月16日(木) CBCテレビ「チャント!」より)