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ドラの巻【CBCドラゴンズ情報】

京田陽太が荒木から、木下拓哉は清水達との学びを活かし、ドラゴンズ2021年優勝を目指す!

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京田陽太が荒木から、木下拓哉は清水達との学びを活かし、ドラゴンズ2021年優勝を目指す! | ドラの巻【昇竜復活へ!CBC中日ドラゴンズ情報】 | CBCテレビ・CBCラジオ

「とある妄想しがちなファンのドラゴンズ見聞録」
CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日午後12時54分から東海エリアで生放送)を見たコラム

 今週のサンドラはドラゴンズのセンターライン支える京田陽太選手と木下拓哉捕手の仲良しコンビがスタジオ生出演!どんな関係かというと…無人島に何を持って行くかの質問に、「木下さんと加藤さんを連れていきます。楽しくないのが一番良くないと思うので。」と答える京田選手に、先輩後輩関係なく大親友と思って接してくれていると語る木下捕手という年齢関係なく言いたいことを言えるような関係。そんなふたりの2020年に迫ります!

■京田選手の2020年を振り返る

 開幕10試合で.342と好調な滑り出しを見せたが、過密日程の影響もあり最終成績は.247と落ち込んだ。また出塁率が下がったことが影響し盗塁数は自己最少の8。しかし、終盤以降はバットを寝かせるフォームに修正し、10月以降の試合を打率.287と今季へ繋がる成果を残した。守備面では、「2020年はポジショニングを色々変えたりして、挑戦したシーズンでした。」と語るように、深く守ることで守備範囲を広げヒット性の打球を何度もアウトにした。技術的に何が変わったかをこう語る。

「送球に自信がついたのが一番の要因で今までは担ぐように投げていたのが、今は(動きの流れの)まま投げられるようになった。」

もう一つポイントとなったのは、荒木雅博コーチにエラーは増えても良いと言われたことで気持ちが楽になったことだ。新たな挑戦に恐怖心もあったが、良いプレーをした時にピッチャーから感謝されることで間違いでないことが示された。2021年も守備位置をさらに下げられるように挑戦は続く。

■打撃を変えたのは…無駄のないシンプルな動き

 苦しんでいた打撃ではあるがしっかりと今シーズンに繋がるものを残してシーズンを終えた京田選手。9月末から修正したバットを寝かせるフォームによって、どんないいことがあるかという問いかけにこう答える。

「ボールにコンタクトしやすくなるというか、内からしっかり(バットが)出るので。(出塁率アップに繋がったのは?)低めのボールを後半は見られるようになってきたので、今年も継続してやっていきたいなと思います!」

■守備を変えたのは…荒木コーチの熱い指導と秘密兵器

2019年の秋キャンプから荒木コーチと前に出てボテボテのゴロを取るノックをとことん練習した。

「どうしても楽をして守備をしてしまっていたので、脚を使って前にチャージをしてきて取る練習をやりました。(後ろに下がる前にまず前を処理するということ?)前さえしっかり捌ければ、もうどれだけでも下がれると言われたので。」

その成果が発揮されたベストプレーは10月29日のタイガース戦、打者マルテのゴロを「マルテは引っ張りのバッターですしその中でも2ストライクと追い込まれていて、変化球のサインだったのでボテボテもあるんじゃないかなという考えをしながら守っていて、その通りボテボテがきて上手く捌けたと。」

 打球に対して正面で入れるようになった理由は、股間にプロテクターをつけたからだった。プロテクターをつけているとしっかり股割りができるらしく、それを付けずともできたのが井端弘和さんだそう。それまでは無意識に斜めで取っていたのが、付けてからボールに対して正面で入れるようになったという。荒木コーチもプロテクターをつけてからゴールデングラブ賞を取れるようになったという。ちなみに、サイズは大、小とあり京田選手は大を使用しているとのこと。更に筆者が調べたところ、メーカーによって形にもバリエーションがある。今季からアドバイザー契約を結んだ久保田スラッガーのものなのかはたまたそこは別なのか詳細の続報を待ちたい。

■昨シーズンの忘れられないプレー…京田選手1番の敵は味方への熱い想い

 京田選手にとって忘れられないプレーは、去年11月5日ベイスターズ戦で最優秀防御率をかけた大野雄大投手が絶対失点できない試合のプレーだ。その気持ちが空回りして試合前から緊張でガチガチ、其の結果プレイボール直後にエラー。なんでもないゴロだったと語るように、普段の京田選手ならできていることができないほどのプレッシャーだったようだ。この経験を糧に、今シーズンはさらなる緊張の場面で打ち勝ってプレーできるようになってくれることを証明してほしい!

■木下捕手の2020年を振り返る

 木下捕手は昨年のキャンプに万全の態勢で挑み、谷繁元信さんに開幕スタメンマスクを力強く宣言していた。しかし、開幕マスクは加藤匠馬捕手に奪われ、その後もアリエル・マルティネス捕手の台頭などもあり入れ替わわる状況が続いた。そんな中、9月9日にシーズン初ホームランを打ったことを皮切りに、打力も評価されてスタメンマスクが増えていった。キャリアハイの6本塁打をマークし捕手として最多スタメンを勝ち取った。さらに守備でも安定感を発揮した。守備率は.997、盗塁阻止率は12球団1位の.455で2位の戸柱捕手の.352と大きな差をつけた。良いボールを投げてセーフなら仕方ないと考える意識改革によって送球が安定して、ピッチャーの投球をアシストしていった。その甲斐もあり、大野雄大投手との最優秀バッテリー賞を受賞し正捕手に今最も近い存在と言える。

■打撃で変わったこと…脚が遅いという弱点を逆手にとった発想

 88試合に出場し、打点32、6本塁打、盗塁阻止率.455この全てがキャリアハイを記録した木下捕手。しっかり結果を残せたバッティングで心がけていたことは?

「僕は脚が京田のちょうど倍くらい遅いんで、内野ゴロ打って走るのが恥ずかしいと思って。だったらフライを打とうと、それだけです。」

■守備で変わったこと…

 守備で意識していたことは?という問いに木下捕手はこう答えた。
「キャッチャーで出してもらっていたので、勝つことですね。シーズン序盤は誰が出てもおかしくない状況で、自分が次の機会に出るには勝つことが一番だと思ったんでなんとか勝てるようにと思ってやってました。」

これに対して京田選手は、「もともと力のある選手、もっと早く出てきてもよかった」と先輩に対し首脳陣のようなコメントで仲の良さが伺えました。

■昨シーズンの忘れられない試合…キャッチャーの難しさ

昨年、10月18日カープ戦での清水投手と鈴木誠也選手の対戦について、

・1打席目フォアボール

「清水が割とコントロール荒れるピッチャーだったんですけど、この日はストライク入ってましたし。明らかに逃げてストレートのフォアボールだったんで。その後抑えて初回0点だったんですけど、抑えてオッケーではなく清水だから『しょぼいことするな!おまえのボールなら大丈夫!』と言いました。」

・2打席目ストレートで勝負し打ち取る
・3打席目ホームラン

「試合も1-0で進んでてチャンスに鈴木選手に回ってく、2打席目打ち取ったボールと同じボールで勝負に行って打たれてしまいましたけど、ゾーンで勝負してこいよと言って打たれた結果なんで僕のせいだなって。」

そして翌日清水投手は登録抹消した。

「1打席目の言葉がちょっと余計だったかなと思ったり、でも言ったから2打席目勝負して打ち取れたし。全体的に球は悪くなかったたんで次頑張ろうぜという話をしたかったんですが、明日からファームに行きますということで。僕も色々ポジション経てきたんで、色々な立ち位置がある中で大げさにいうとそのピッチャーの人生がかかっている登板だと思ったので。そういうの全部背負ってじゃないですけど、しっかり考えてリードしないといけないなと思いました。」

 答えの出ないその問題でわかるのは、キャッチャーの影響力と責任を痛く感じる試合だったということだ。優勝を目指してやっていくからには、切り替えて強く前を向く力も、様々な可能性を検討し反省して失敗を活かしていく力、どちらも必要なことを木下捕手は経験できたのだろう。その真摯な表情から推しはかれる、やるせない感情を優勝という形で昇華してほしいと強く思った。

■キャッチャーとしての洞察力による『がち』ランキング(ドラゴンズ編)

3位柳裕也投手「表情だしがち」
打席でもアウトになったら悔しがる柳投手。勝ちへの姿勢が、野手も1打席も無駄にしない気持ちにさせてくれるとのこと。

2位福敬登投手「太りがち」
 登板の間隔が空いたとき、マウンドに立った姿が大きくなることがある福投手。木下捕手曰く太っても球の質が変わらない点は鉄壁のリリーフ陣として安心要素。間隔が空いたら太って、マウンドで痩せていきましょうとのこと。

1位又吉克樹投手「約束しがち」
 シーズン前に公約を達成できたらプレゼントをくれると約束してくれるそう。木下捕手はホームラン5本で、ドライバーとパターをゲット。しっかりホームランでキャリアハイを残しているあたり、第二の契約更改ともいえそうです。そんな又吉投手の把握している公約が気になります。

■キャッチャーとしての洞察力による『がち』ランキング(他球団編)

3位大城卓三捕手「ホッとしがち」
 双子の大城建二選手(トヨタ自動車)と木下捕手が仲が良く、そっくりな大城選手を敵ながら優しくしてしまうそう。

2位西川龍馬選手「データ越えがち」
 どこの球もヒットにするので、ミーティングする必要があるのか疑うほど脅威だという。ファンとしても恐怖を感じる西川選手の活躍になんとか歯止めをかけてもらいたい。

1位宮崎敏郎選手「いい香りしがち」
 木下捕手曰くいいバッターはいい香りがする説があり、宮崎選手はとくに好きな匂いだそう。ちなみに、木下捕手も強打者と思われたくて9月後半から香水をつけ出したそう。

■2021年の目標は?

 京田選手の目標:プロ野球選手として試合に出続けることが大事なので、『全試合出場!』

 木下捕手の目標:バンテリンドームに名称変更後、初ホームランを打って目立ってヒーローインタビューを受けるべく、『バンテリン第1号!』

2人らしさが出た目標でしっかり自分のやることを分かっていることが心強く感じる!成長がめざましい中で経験できた昨シーズンの悔しさを活かして、驚かせてくれるような更なる進化が楽しみだ。新たなステージで質の高い挑戦に苦しんだり、乗り越えたりしている姿を一生懸命応援したいと思う。

澤村桃

画像:「サンデードラゴンズ」に出演する木下拓哉捕手と京田陽太選手(C)CBCテレビ

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