元中日ドラゴンズOBで野球解説者の荒木雅博さんが、11月11日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』に出演。リスナーからの野球でのプレー、メンタルなどの質問に丁寧に答えました。聞き手は加藤里奈と三浦優奈です。好走塁と暴走の違い「好走塁と暴走の違いは何ですか?SNSを見ていると、アウトになったら暴走。セーフだと良い走塁と言っていますが、走塁のプロから見てどうですか?」(Aさん)荒木「結果論ですね」数々の好走塁をした荒木さん曰く「好走塁は相手のミスか油断がないと生まれない」そうです。アウトになった走塁でも、「今のタイミングなら行くよね」とランナーの判断はわかるそうです。ただ、その後の送球が良くてアウトになったと見るんだとか。荒木「でも一般的にはアウトとセーフで分けるのが一番わかりやすいんでしょうね」6秒我慢できるかな?「荒木さんはとても穏やかな印象がありますが、怒りを抑えなきゃいけない場面での感情のコントロールはしてるんですか?」(Bさん)荒木「怒ったことはあるんですけど、怒って何か状況が変わったってあんまりない。だったら怒るだけ損だよね。じゃあ違う方法を考えた方がいいかなって思います」歳を取るほどそうなると言います。父母は怒るけど、祖父母は怒る頻度が減る、と説明しました。荒木「6秒我慢したら抑えられるってよく言うじゃないですか。だいたい怒ってる時、そんなの考えられない」三浦「6秒なんて待ってられない(笑)」即座に三浦が同意しました。この6秒間は怒りの感情のピークをやり過ごす時間と言われています。ストップウォッチを押せ荒木「けど、慣れたら1回考えますよ」だいたいのことは、これは怒るに値するものなのか?怒ったらその先どうなる?と考えていくと、怒らなくていいという結論になってくるとか。コーチをやっていた時も、選手個々のプレーには怒らなかったそうです。しかしアウトカウントをミスするとかできることをやらなかったら、もちろん怒ったとのことでした。三浦「まず6秒考えるってことですね」荒木「ストップウォッチを押しましょう。すぐ怒るでしょ?」三浦「う、う…。ストップウォッチを押すことも忘れそう」ストップウォッチが押せれば、気持ちはそっちに行ってるから怒りは抑えられると楽観的に言う荒木さん。ただ、怒らない自分は、他人に対してあまり興味を持っていないのかもしれないとも。三浦「興味がない人には怒らないし、怒るって結構エネルギーいるから、怒ってもらえるうちが華だって思う感覚もあります」荒木「難しいよね。俺はもうそこの段階は通り過ぎて、次の怒らないところに行ってるから」三浦「まだ私は第一段階です(笑)」びっくりな試合「11月8日、土曜日、ユニフォーム姿の選手が見たくてナゴヤ球場に行ってきたんですが、びっくりな試合がありました」(Cさん)ドラゴンズジュニアvsドラゴンズ首脳陣の試合があったそうです。「先発は浅尾(拓也)コーチ。最後は落合(英二)二軍監督が投げて締めたんです。めっちゃ鳥肌立ちました」(Cさん)荒木さんのコーチ時代には、こういう試合はなかったそうです。今回のドラゴンズの秋季キャンプは名古屋組と高知県組に分かれていて、ナゴヤ球場にスペースができたことで実現したのではないかと推測しました。嬉しいのはお母さん三浦「この試合、ドラゴンズジュニアの子たちは嬉しいですよね」荒木「知らない人たちばっかりだと思う。お母さん世代は浅尾とか出てきたら喜んじゃうと思います」結果は6回制で戦い、2回と4回に首脳陣が1点ずつを入れ、浅尾コーチ、小林正人コーチ、落合二軍監督のリレーで勝ったそうです。三浦「首脳陣が勝っていいの?」荒木「ライオンと一緒ですね」三浦「え?」荒木さんは、太平記のことわざ「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」を言わんとしたのではないでしょうか?(尾関)