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「球団に嫌われようが関係ない」サカナクション山口一郎が貫くドラゴンズ愛

「球団に嫌われようが関係ない」サカナクション山口一郎が貫くドラゴンズ愛

4月8日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、先週に引き続き、中日ドラゴンズ球団創設90周年の広報アンバサダーに就任したサカナクションの山口一郎さんへのインタビューを放送しました。怪我人対策やトレーニング支援への思い、アンバサダー就任にあたって自ら球団に出した意外な条件、そしてドラゴンズの架け橋を目指す決意について伺いました。聞き手は宮部和裕アナウンサーです。

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怪我人の多さに抱く危機感

山口さんがファンとして気になっているのは、毎年のように出る怪我人の多さです。

ケアだけではなく、しっかり鍛えるという部分をもう一度取り戻してほしいと訴え、同じことを思っているファンもいるのではないかと話しました。

宮部「怪我防止という意味では、『この練習設備に対してこういうサポートをして』ということも早くからおっしゃっていましたよね」

山口さんによると、ファンとしては選手がどんな練習をしているのか、どんな器具でトレーニングしているのかを知りたい。しかし、なかなか見る機会がないのが現状です。

山口「実際に選手がどんな機材やトレーニング機器が欲しいのかを聞いて、クラウドファンディングじゃないですけどグッズを買ってもらう形でその機材を買うみたいなことをちょっとやりたいとアンバサダー就任のときにも言ったのは、そういうことがひとつの要因だったんです」

ノーギャラで臨む理由

宮部から「90周年のアンバサダーとしてのシーズンへの意気込みを」と求められ、山口さんは就任の舞台裏を語り始めました。

山口さんがアンバサダー就任にあたり球団側に出した条件はひとつ。「一切お金をいただかない」ということでした。メディア出演を含め、アンバサダー活動に関する報酬は一切受け取っていないといいます。

山口「お金をいただくことになると忖度が生まれるんですよ。言いたいことが言えない」

ファン目線でドラゴンズに対して抱いている不満や不安を代弁し、改善につなげることこそ本当のアンバサダーの役割だと山口さんは考えたのです。

この1年はファンの気持ちをちゃんと代弁して、不安を解消することもしっかりやっていきたいと山口さんは力を込めます。

山口「アンバサダーになったことでドラゴンズの内部に深く入り込めているんで、ある程度ここでわかったことをちゃんと自分の中で噛み砕いて、皆さんにお届けできたらなと思っています」

関係者からの「目安箱」に

アンバサダーに就任したことで、OBの選手やテレビ局の関係者など、ドラゴンズに深く関わる人々と会う機会が増えたといいます。

山口「そうするとね、みんなぽろぽろぽろぽろ、ドラゴンズの不満を言ってくれるわけですよ」

そうした声を少しずつ吸収しながら、どう立ち回るべきか、どういう経路で伝えるべきかを模索している最中だといいます。夏ぐらいにはうまく立ち回れるようになるだろうと見通しを語りました。

宮部が「90周年、変革の始まりですね」と応じると、山口さんはさらに踏み込み、人と人との間に入ってハブになり、皆さんが言えないことを代わりに言っていきたいと意気込みます。

山口「だって僕は何も怖いところがない、ただのファンだから。ドラゴンズの球団に嫌われようが、選手に嫌われようが関係ないですから。ファンが思っていることをちゃんと言って、『それはどういう事情でそうなんだ』ってちゃんとアンサーを出せるアンバサダーになりたいなと思ってます」

山口さんが目指すのは、ファンではなく「球団、メディア、OBの目安箱」。関係者から寄せられた声を、迷惑がかからない形で伝えていきたいと考えているそうです。

ドラゴンズは「ライフワーク」

最後に宮部が触れたのは、サカナクションの「新宝島」についてです。

かつて山口さんがステージ上で「ライフワークとライスワークの両方をやっていく」と語った時の感動に触れながら、その大切な作品が90周年で新たなアレンジを施されることへの喜びを伝えました。

山口「『新宝島』は僕たちにとって大切な曲ですからね。それをドラゴンズのテーマ曲として使ってもらえるのは本当にありがたいこと。ドラゴンズに関してはもう完全にライフワークなんで(笑)。その気持ちがちゃんとうまく伝わったらいいなと思いますね」

ライスワークとは音楽活動で食べていくための仕事。ライフワークは大好きな音楽を貫いていくこと。

山口さんにとって、ドラゴンズの活動はライフワークです。ドームで流れるサカナクションの楽曲を今後さらにさまざまな形で展開していきたいという思いも強く持っているようです。

ノーギャラを自ら条件に掲げ、ドラゴンズの架け橋を目指す山口一郎さん。90周年の今シーズン、その活動に注目です。
(minto)
 

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