身近な健康問題とその改善法を、様々なテーマで紹介する番組『健康カプセル!ゲンキの時間』。メインMCに石丸幹二さん、サブMCは坂下千里子さんです。ドクターは、クリニックアケンターノス内科医副院長溝尾朗先生です。今回のテーマは『〜楽しくて疲れない〜旅行医学でかなえる健康旅』もうすぐゴールデンウィーク。せっかくの楽しい旅行も過ごし方を間違えば、リフレッシュどころか疲れが溜まり、逆に体調を崩してしまうこともあります。そんな旅行中のトラブルを回避し、健康的に楽しむためのキーワードが「旅行医学」。そこで今回は、旅先での健康トラブルを予防する方法や、楽しくて疲れない健康的な旅のプランを旅行医学のエキスパートに教えてもらいました。旅行医学でかなえる健康旅CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』<健康旅プラン「口ずさめる曲」>長い渋滞にハマったり、メーターやカーナビを見たり、慣れない道だと目的地に着く前からストレスが溜まりがち。そんな時にオススメなのが「口ずさめる曲」。軽く口ずさめる曲は、集中力を高め心理的な不安やストレスを軽減してくれるそうです。<健康旅プラン「ガムを噛む」>ストレスを軽減する方法として、好きな音楽を聴く以外にオススメなのが「ガムを噛む」こと。ガムを噛むとリズミカルな噛む動作を継続するため、セロトニン(心身の安定に関わるホルモン)の分泌につながり自律神経が安定するそうです。<健康旅プラン「駐車して休憩」>移動中は休憩をとることも大切。人間の集中力の限度は約1時間と言われているそうです。そのため、1時間に1回は休むようにしましょう。<健康旅プラン「その土地ならではの料理」>その土地ならではの料理は新鮮なまま食べられて栄養価も高いので、海方面なら海の幸、山方面なら山の幸と、各地の旬を食べるのがオススメだそうです。また、旅先では食べ物の変化やストレスなどで胃腸に負担がかかるので便秘になりやすくなります。そんな時に海の幸でオススメなのが青魚。青魚は腸内環境を整えて便秘の改善・予防に役立つとのこと。さらに、青魚に含まれるオメガ3脂肪酸の一種EPA・DHAは、中性脂肪や悪玉コレステロールを減らし、血栓や動脈硬化などの予防にも役立ちます。山方面への旅行なら、蕎麦やきのこ料理も腸内環境を良くするためオススメだそうです。<健康旅プラン「ウォーキング」>日光を浴びて歩くと、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を促し、夜の快眠につながります。また、鳥のさえずりなど自然の音・香り・景色によって「コルチゾール(ストレスホルモン)」が減ることも分かっているそうです。<健康旅プラン「サングラス」>紫外線が強くなるこれからの季節は「サングラス」もオススメ。紫外線は目から入ると疲労物質が分泌され、身体の疲れを引き起こすため、サングラスでカットするのが有効だそうです。<健康旅プラン「水分補給」>旅行中は、トイレに行くことをためらって水を飲まない人も多いですが、脱水になるので要注意。十分な水分補給は、腸内細菌や免疫力を維持して健康増進につながるそうです。<健康旅プラン「予定を詰め込まない」>予定を詰め込み過ぎると疲れてしまうので、健康的に旅を楽しむにはプランを詰め込まないことが大切だそうです。<健康旅プラン「電車の座席」>新幹線など電車移動の際は、窓側よりも通路側に座った方が疲れにくいと言われているそうです(※窓外が見える場合)。窓から見える景色は猛スピードで変化していきます。すると、視覚処理が追いつかないので自律神経が疲れやすいそうです。<健康旅プラン「飛行機移動の注意点」>飛行機で移動する場合は「エコノミークラス症候群」に要注意。エコノミークラス症候群とは脚の血行不良で血栓ができ、血管を詰まらせてしまう病気。移動時間が6時間以上になるとなりやすいと言われているそうです。あれば安心!旅行の持ち物CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』現地で病気になった時のために、マイナンバーカード(保険証)を持って行きましょう(※マイナンバーカードを健康保険証利用していない場合は資格確認証が必要です)。そして、もう1つ「アラートカード」も大切。アラートカードとは、持病やアレルギー・服用薬などを記載し、緊急時に周りに知らせるもの。自治体によっては「ヘルプカード」「SOSカード」等の呼称もあります。自作でもOKなので、ポケットや財布に入れておきましょう。海外旅行では英文にして持って行くと良いそうです。賢い入浴法と食事法疲れない宿での過ごし方<健康旅プラン「すぐ温泉に入らない」>部屋に到着するまでに動いているので、すぐに温泉に入らず30分は休憩しましょう。身体を動かした直後は、筋肉にたまった疲労物質を逃す絶好のタイミング。宿についてすぐに温泉に入ると、血液が皮膚の表面に集まり、疲労物質が流されにくくなるそうです。<健康旅プラン「休憩中のベストな過ごし方」>休憩中は、宿に用意されたお茶と迎え菓子をいただきながら過ごすのがオススメ。緑茶に含まれるカテキンは本来体内に吸収されにくいですが、温泉による温熱効果で吸収力がアップするという報告があります。そのため、入浴前に飲むと良いのだとか。また、茶菓子は疲労時の低血糖を防ぎ、立ちくらみ・のぼせ防止に効果が期待できるそうです。<健康旅プラン「1回の入浴時間は約10分」>先生オススメの入浴時間は約10分。目安として、額や鼻の頭に汗をかいたら一回出ると良いそうです。長時間の入浴は脱水・血圧低下・めまいのリスクが高まるため避けましょう。<健康旅プラン「バイキング2口ルール」>バイキングではつい食べ過ぎてしまいがちですが、胃腸に負担がかかってしまいます。そこで先生がオススメする方法は「2口ルール」。ポイントは、量を少なく品数を多く取ること。高カロリーな料理でも少量を楽しむ分にはリスクが低くなります。そのため、2口で食べ終える量を目安に少しずつ取ると良いそうです。また、料理を食べる時は野菜からゆっくり味わって食べるのが健康のコツ。早食いは、血糖値を急上昇させ血管を傷つけます。ひと口30回を目安によく噛んで食べましょう。<健康旅プラン「発酵食品」>バイキングなど色々な食材を選べる場合は、ぬか漬けなどの発酵食品を一品入れましょう。発酵食品に含まれる善玉菌は腸内環境の改善や抗酸化作用が期待できるそうです。<健康旅プラン「睡眠前にストレッチ」>寝る前にゆっくりストレッチをすると、自律神経を調整しリラックスできるそうです。(2026年4月26日(日)放送CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』より)