ほくほくチャーハンに、あつあつ麻婆豆腐!ときどき無性に食べたくなる味がある!それが大衆中華料理店、通称「町中華」。人気町中華には必ず長年愛されてきた「常連メシ」が存在するもの。そんな常連客が唸る「看板メニュー」は、一体いつ、どんな瞬間、生まれたのでしょうか?町中華「常連メシ」の誕生秘話を番組で“独自調査”しました。今回は『錦華楼(きんかろう)の王道冷麺』です!老若男女問わず夢中になる!?名物「王道冷麺」CBCテレビ:画像『チャント!』名古屋市千種区の大人気町中華「錦華楼」。蒸し暑い夏のランチタイムに、店内は多くの客で賑わいます。お目当ては一体?(客)「冷麺で!」CBCテレビ:画像『チャント!』錦華楼の冷やし中華、その名も「王道冷麺」の注文が殺到。店内にはツルツルと麺をすする、夏らしい涼やかな音が響きます。(女性客)「この季節は冷やし中華がおいしい。また夏が来るんだなぁ」5月から9月に提供される錦華楼の冷やし中華。店先のチラシに吸い寄せられる客も多いそうです。タレを楽しむ常連客「ついつい飲んじゃう」CBCテレビ:画像『チャント!』錦華楼の冷やし中華「王道冷麺」は、特別注文の極細麺をキンキンの氷水で一気に冷やし、キュウリ、ハム、錦糸卵をのせて、自家製のタレをたっぷりかけたシンプルな一皿。そこに、常連客にはもう一つの調味料が加わります。(店員)「マヨネーズこれでお願いします」なんと“1人1本”のマヨネーズが支給されました。そのマヨネーズをたっぷりとかけ、全てかき混ぜて食べる「ごちゃ混ぜタイプ」や、からし、マヨネーズ、タレで少しずつ味を変えながら楽しむ「丁寧タイプ」など、食べ方も千差万別。さらに、麺を一口食べた後に白ご飯をパクリ。冷やし中華をおかずに白米を食べる、「王道冷麺定食」も人気メニューです。CBCテレビ:画像『チャント!』常連客を観察していると、「王道冷麺」を食べている客に共通する“ある行動”を発見!食べ終わった冷やし中華のタレをゴクゴクと飲んでいたのです。(近くに暮らす常連客)「普通は飲むとむせる。『錦華楼』はむせない」(職場が近い常連客)「普段は飲まないんですけど、『錦華楼』ではついつい飲んじゃう」「最後の一滴まで」修行時代に学んだ料理の極意とはCBCテレビ:画像『チャント!』初代店主・マスターと、2代目で営む「錦華楼」。飲める冷やし中華のタレの秘密を、初代マスターに直接聞いてみました。(初代マスター・野牧陸紀さん)「タレはいろいろ工夫している」やはり“普通のタレ”ではないようで、極秘の材料を特別に見せてもらうことに。健康飲料としてもおなじみの「黒酢」や、サトウキビ由来の「黒糖」など、香りとコク、そして体にやさしい材料を使用していました。(男性客)「酸味が強くないから、タレが酒のつまみになる」さらに、大豆・コンブ・干しシイタケなど植物由来のダシ汁、ベースとなるしょうゆを加え火にかけます。じっくり時間をかけ、あくを丁寧に取り除くことで、飲める冷やし中華のタレが生まれます。(初代マスター・野牧陸紀さん)「広東料理の先生に学んだ」マスターの中華のルーツは、東京での修行時代にあると、1冊の本を見せてくれました。その本には、涼拌麵(リャンバンメン)が、冷やし中華のルーツだと記されています。本場中国人の師匠から、この料理を学んだとき、ある言葉も一緒に教わったというマスター。CBCテレビ:画像『チャント!』(初代マスター・野牧陸紀さん)「中華料理の基本として、皿にのったものは、すべて食べられるもの。ラーメンのスープも最後の一滴まで飲んでほしい」昭和46年にお店をオープンしてからこれまで、マスターは師匠から教わった言葉の通り、最後の一滴まで飲み干したくなる冷やし中華「王道冷麺」を提供し続けています。(女性客)「この季節は冷やし中華が楽しみ」今日も錦華楼の王道冷麺を求め、老若男女の常連たちがやってきます。CBCテレビ「チャント!」7月18日放送より