CBCの若狭アナが90歳洋菓子店主の愛されアップルパイを紹介!ベテランの技を生実況!
TBS系朝の情報番組『THE TIME,』の中継コーナーに、CBCテレビの若狭敬一アナウンサーが登場。三重県から、90歳の超ベテランパティシエが作る絶品「アップルパイ」を紹介しました。
全て手作り!60年以上愛される洋菓子店!
若狭アナが訪れたのは志摩市の洋菓子店「潮騒」。オープンは1958年。ドーナツ、クッキーなど全て手作りの焼き菓子は60年以上、地元で愛されてきました。店主の中島巨さんは御年90歳。この道70年の大ベテランで、今も厨房に立ち、お菓子を作っています。2年前に妻が亡くなり、一度は閉店したものの、昨年7月に営業を再開。中島さんは「息子から、老けるといけないから、ぼちぼちやればと言われて」と笑顔。再開初日は、一番人気のアップルパイを目当てに長蛇の列ができたそうです。
お菓子作りを生実況!絶品アップルパイを食リポ!
若狭アナは、中島さんのお菓子作りを生実況。「ヒントを出しますので、何を作っているのか当てて下さい」とクイズにしながら、「生地は薄い層が幾重にも折り重なっています。通常、洋菓子店は機械を利用するのですが、人生の大先パ~イの中島さんは目いっパ~イ麺棒を使っていきます。疲労困パ~イにならないか心パ~イです」とやたらと「パイ」を強調します。中島さんによると、折り畳んだ生地の階層は256層になるとのこと。
でき上がったパイ生地の上にはリンゴジャムをのせます。若狭アナは「ジャムと言いながら、かなり果肉が残っています。毎年12月に1年分を一気に作るそうです」と解説。スタジオからは「アップルパイ!」と正解が出ますが、若狭アナは「それはどうでしょうか?」と粘ります。最後は60年以上使用している相棒のオーブンに入れて焼き上げます。丁度焼き上がったものを取り出すと、甘く香ばしい香りのおいしそうなアップルパイが並んでいました!
焼きたては熱々すぎるので、若狭アナは用意していたアップルパイを試食します。美しく重なった層を1枚ずつ数え始めますが、スタジオから急かされて一口。「パイ生地は甘さ抑えめ。1枚1枚が薄いので、外側がパリパリ、ホロホロです!256層にもなっているので、噛むと真ん中のあたりがモチッとしています。リンゴジャムは甘めですが酸味もあって、とてもいいバランスです!」と絶賛です。
「あと4、5年は、ぼちぼちやっていこうかと思います」と話す中島さんに、若狭アナは「もっともっと末永く続けていただきたい!」とエール。最後は2人でカメラに向かって「アップルパイでお腹いっパイになってください!パイパーイ!」と手を振って中継を終了しました。
(9月22日(金)放送TBS系『THE TIME,』より)