TBS系朝の情報番組『THE TIME,』の中継コーナーに、CBCテレビの若狭敬一アナウンサーが登場。岐阜県から奥美濃地方のソウルフード「鶏ちゃん」を紹介しました。

若狭アナが訪れたのは下呂市の「まるはち食堂」。地元でおふくろの味として親しまれている鶏ちゃんの人気店です。若狭アナは「CBCの“敬ちゃん”は私、若狭敬一です！」と自己紹介した後、地元の人がこだわるという鶏ちゃんの語尾が下がるイントネーションを紹介してから店内へ入ります。

鶏ちゃんは、1950年代後半に下呂市、郡上市などで同時多発的に誕生したと言われている郷土料理。醤油や味噌をベースにしたタレに漬け込んだ鶏肉をキャベツと一緒にジンギスカン鍋で焼き上げます。地域のスーパーに行くと、専用のタレはもちろん、タレに漬け込んだ鶏肉など、鶏ちゃん関連商品は40種類以上もあるとのこと。まさに地元に愛されているソウルフードです。

まるはち食堂は、65年ほど前からメニューを提供している下呂市の鶏ちゃん発祥の店の一つ。3世代の家族が店を切り盛りしています。鶏ちゃんのタレは、各家庭、お店によって微妙に違いがあり、みどりさんによると「まるはち食堂は醤油、味噌、ニンニクなどから作った秘伝のタレ」とのこと。

若狭アナの前に、ジンギスカン鍋にたっぷりと鶏肉とキャベツが盛られた鶏ちゃんが登場し、食リポ開始です。「混ぜながら豪快にキャベツと鶏肉を一緒に頂きます。まず醤油を感じ、自家製の麦味噌に、かなりニンニクのパンチが効いています！割と濃厚なしょっぱめのタレですが、鶏肉の甘みの入った肉汁とキャベツの甘みのある水分が口の中で見事にミックスされ、とてもおいしいです！ご飯にも合い、さらにビールにも合う！」と絶賛！「ぜひ、岐阜に来たら、鶏ちゃんをどうぞ！」と呼びかけました。

おかわり中継では、炊き立てのご飯で鶏ちゃんを楽しみながら「テイクアウト、お取り寄せもできます！」とPR。スタジオから、けいちゃんのイントネーションを間違えないように緊張していた様子を指摘されると、若狭アナは「こんなに恐る恐る中継したのは初めてです」とほっとした表情で中継を終えました。

（5月9日（火）放送TBS系『THE TIME,』より）