【2005年1月27日初回放送】
ユニークな個性で大活躍中。スパイスの効いたコメントも天下一品。映画「誰も知らない」は大評判・・そんなYOUさんをゲストに迎えたスジナシドラマの設定は「ホームパーティーの日」。スタジオにはマンションらしき、ごく一般的な「リビング」のセットが作られ、食卓の上には家庭的なパーティに並びそうな料理が置かれている。しかし、何のパーティーなのか？誰のパーティーなのか？例によってわからない。

鶴瓶は収録前の楽屋で「多分何にも考えんと来とると思うわ。・・もしかしたらビデオも見てへんかも？素やけど、ただものやないからな・・何してきよるかわからんな。」と性格を知り尽くしているだけにいつもより慎重な構えにもみえる。一方、YOUは、あたかも何回も場数を踏んだような落ち着きぶりである。「いやーな感じだけど考えても仕方ない・・。」と言うことらしい。お互いの呼吸まで分かるだけにやりづらそうである。

いよいよスジナシドラマがスタートする。仲間たちが集まるホームパーティーが始まる前・・という雰囲気でYOUがパーティーの準備をしているところに鶴瓶がやってくる。鶴瓶は、招待客になることも頭をよぎったらしい（後のトークで判明）が、YOUが鶴瓶を夫として迎えたため流れは自然に夫婦関係に・・。婚約をした友人をお祝いするパーティーである事になった。しかし招待客が遅れている。2人は準備をしながらパーティーの成り行きなどをシミュレーションするのだが鶴瓶とYOUのコンビである。まともな会話では無い。笑いそうになるのを堪えながらの演技なのだがその「笑いウィルス」はスタジオにも観客席にも蔓延する・・。ドラマのようなコントのような瞬間も。早い展開で次々と繰り出される問答。ツッコミとボケ。実際にはいない招待客がストーリーに入ってくる訳だから、つじつま合わせも大混線！？・・みごとな丁々発止が続く。で、最後には「えっ！何?」と全員が大仰天するどんでん返し！「もうやめよ！こんな遊び!?」結局はホームパーティーを仮想しているに過ぎない寂しい夫婦であった・・というオチまでついて大爆笑の渦。出来たばかりの即興を振り返りながらの「プレビュートーク」は、鶴瓶とＹＯＵの激しいバトル反省会に。スタジオ１００人の観客も悶絶の大爆笑に！！