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犬を飼う高齢者は認知症リスクが低い。それでも「いいことばかりじゃない」理由

犬を飼う高齢者は認知症リスクが低い。それでも「いいことばかりじゃない」理由

犬を飼育している高齢者は、飼育したことがない高齢者に比べ、介護を要する認知症の発症リスクが48%低かったと、国立環境研究所などの研究チームが発表しています。9月24日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、家族で長年犬を飼っていたジャーナリストの北辻利寿さんが、犬と暮らす良さと大変さについて語りました。

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愛犬と歩んだ17年

研究チームの試算によると、公的な医療・介護費の削減効果も見込めるそうです。同チームは、犬の散歩で活動や人との交流が増え、規則的な生活習慣を維持できることが要因として考えられるとしています。

北辻さんの家族は、ミニチュア・ピンシャーと17年を共に過ごしました。7年前に亡くなっています。宮部和裕アナウンサーは「長寿ですね」と返しました。

その経験から、北辻さんはこのニュースに納得がいくといいます。

宮部「ワンちゃんを失ったときに、その大切さ、存在というものを改めて感じたでしょうし。それまでの17年間の彼との思い出」

北辻「本当に17歳の男の子っていう感じでしたけどね」

散歩が生む交流

犬を連れて散歩に出ると、犬を介して飼い主同士の交流が生まれると北辻さん。決まった時間にきちんと散歩へ行くため、生活習慣も規則的になり、癒やしも得られます。

宮部「そっか、『ウチの〇〇ちゃんを6時に連れていきたいから』っていうことで、ご自身もウォーキングができるしっていうことですね」

こうしたさまざまな良い点が今回の調査結果でもわかってきました。ただし、長年犬と暮らしてきた北辻さんの実感は違います。

北辻「決していいことばかりじゃなくて、やっぱりいろいろあるんですよね」

老いていく愛犬

政府は広報で、ペットが命を終えるまで責任を持って飼うよう呼びかけていますが「これは容易ではない」と指摘する北辻さん。
高齢になると、飼い主自身が散歩に行けるか、食事の世話や排せつ物の掃除ができるかが問われるからです。

北辻「犬も歳をとっていくんですよ」

北辻さんの愛犬も、17歳という超高齢になると粗相をするようになり、最後は目が見えなくなっていました。

獣医師からは「家具の位置を変えないように」と言われたといいます。

北辻「そういう状態になってくるんですね、ペットも。それをちゃんとわかっていないといけないし」

広がるペット経済

また、予防接種や餌代のほか、病気になれば獣医師の診察を受ける費用も必要です。そうしたことまで含めて飼育を考えることが大事だと、北辻さんは付け加えました。

宮部は、ペットフードなど犬にまつわる経済が回る面もあると話します。

自身が訪れるショッピングモールでは、入ってすぐの場所にペットショップがあり、かわいらしい洋服や、犬を乗せるベビーカーを見かけることも。

そういう点は良いとしながらも、犬と共に歳をとっていくのは現実だと受け止めていました。

無理なく飼う工夫

それでも、北辻さんは犬などのペットを飼うのは良いことだと考えています。
例えば犬なら、飼い主が歳を取ったときに備えて、体力が必要な大型犬ではなく小型犬を選ぶのも一案です。
家族でしっかり相談し、同居していなくてもこどもがいれば、犬の面倒を見てもらうこともできます。

北辻「そういうコミュニケーションを取ったうえで、犬との生活を楽しんでいかれると、認知症のリスクも減るだろうし。本当によく考えていい犬との生活を、というふうに、このニュースを見て思いましたね」

宮部「先々も共に考えながら、毎朝のワンちゃんとの散歩、最高ということですね」
(minto)
 

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