CBC中村彩賀アナが明かす、アポなしロケ「10000歩お宝さがし」の舞台裏
次世代の人気アナを目指す若手アナウンサーたちがしのぎを削る、のびのびトーク番組CBCラジオ『アナののびしろ』。6月20日放送では、中村彩賀アナウンサーが、東海地方の注目エリアに隠れた魅力を歩いて調査する「中村彩賀の10000歩お宝さがし」について語りました。アポなし・行き先未定という過酷な実態から、6~7時間に及ぶ撮影の全貌までを明かします。
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「中村さんといえば、最近定着してきた『チャント!』の中のコーナー『10000歩お宝さがし』ですね。おもしろいので毎週チェックしています。ぜひ裏話を聞きたいです。私は中村さんがおいしそうに食べているシーンが一番好きです」(Aさん)
CBCテレビ夕方の番組「チャント!」で、4月から始まった新コーナー「10000歩お宝さがし」。このコーナーは東海地方の様々なエリアを1万歩歩きながら、その街の魅力を探していくというアポなし旅です。
中村「最初にこの企画を聞いた時は、自分ひとりのレギュラーコーナーを持たせてもらうことが初めてだったのでうれしかった反面、これシビアな話なんですけど、自分だけで視聴率を取れるのかという不安が率直な感想でした」
「実際は行く場所決まってるんじゃないの」「本当に歩いてるの」とよく言われますが、本当に行く場所も決まっておらず、もちろんアポも取っていません。
行き当たりばったりの旅
その日のロケでどのくらい食べるかも分からないため、朝ごはんを食べていくかすらも迷います。
たくさんご飯屋さんに行ける日もあれば、ほとんど行けない日もあり、「今日はどうなるんだろう」と思いながらロケに向かいます。町の方に話を聞き、教えてもらったお店やスポットに実際に行ってみるという流れなので、ご飯屋さんの情報が出なければご飯屋さんに行けない、という悩みがあります。
先週は大垣駅からスタート。まずは名物の水まんじゅうを食べ、さらに特産品である枡作りも体験しました。
中村「私も『10000歩お宝さがし』をやっていなかったら、一生枡を作る体験をせずに生きていたかもしれない。そういう体験ができるのが、すごい魅力的なコーナーだなって思います」
断られない取材術
実際にやってみて最初に驚いたのは、取材は100パーセント答えてもらえるわけではない、ということでした。
最初の頃は控えめに「すみません、今ってお時間ありますかぁ…」と話しかけていました。
しかし、こう話しかけられると断りやすく、相手も「なんですか?」となってしまいます。
そこで、どうしたら皆さんが気持ちよく答えてくれるのかを考えた結果、少しアレンジを加えてみることにしました。
「CBC『チャント!』という番組の中村彩賀と申します!」とまず自己紹介。すると「見てるよ!」「どうしたの?」と話を聞いてくれる方がいて、そこで「今10000歩このエリアを歩いて魅力を探しているんですけど、おすすめのスポットやエリアありますか」と尋ねると、教えてもらえるようになりました。
中村「手持ちカメラを持ちながらリサーチするので、私目線をお届けする、親近感のある雰囲気を届けられたらいいなと思いながらやっております」
突然のクイズ
ここで中村から、リスナーへクイズです。
中村「あの10分前後のコーナーですが、ロケ時間はどのくらいだと思いますか?…はい、不正解です」
実は、だいたい6~7時間ぐらい。朝の10時くらいに集合し、早くて16時半、遅くて17時半から18時まで。
まず前提として、1万歩歩かなければいけません。距離でいうと7~8キロ。お店の中にいる時間はもちろん歩数が増えないため、移動しなければなりません。
例えば、町の方が「ここ、おいしいよ」と教えてくれたお店に行きます。ご飯を食べているところで、中村のリアクションや食リポをまず撮ります。しかし、そこで終わりではありません。
同じ料理をもうひとつ頼み、カメラマンがいろいろな角度からおいしそうに伝わる映像を撮ります。
大勢で作る数分間
その後も、箸で食べ物を持ち上げる「箸上げ」のシーン、お店の外観、店内の様子、食事中やお会計をするお客さんの後ろ姿などを撮影していきます。
オンエアではわずか数分のお店も、その裏にはたくさんの工程があるのです。
そして、その6~7時間分の映像を、ディレクターが10分前後に編集します。
中村はオンエアを見ながら、「このコメントが使われるんだ」「ここのシーンはあまり使わないんだ」「こういう構成になるんだな」と、日々勉強しながら次のロケに活かしています。
中村「本当にたくさんの人が関わっているんだなというのを、この自分のコーナーが始まって改めて実感できたなって思います」
街の方、お店の方、カメラマン、アシスタント、ディレクター。いろいろな人の努力や工夫が合わさって、番組は視聴者のもとに届いています。
中村「これからも1万歩歩きながら、東海地方の素敵な魅力をたくさんお届けしていきたいと思っております」
(minto)
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