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事務所の退所・独立に見る40代芸能人の苦悩

事務所の退所・独立に見る40代芸能人の苦悩

ここ数日、年度の変わり目ということもあってか、芸能人が所属事務所からの退所や独立という発表が相次いでいます。俳優の速水もこみちさんや貫地谷しほりさん、芸人のライセンス藤原一裕さんや三浦マイルドさんはいずれも40代。独立の理由はさまざまだと思われますが、そこから見えてくるのはこの世代ならではの悩みでした。4月3日放送『CBCラジオ #プラス!』では、芸能記者の中西正男さんに天野なな実と竹地祐治アナウンサーが尋ねます。

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40代で到達と思いきや…

さまざまな芸能人にインタビューする中で感じるのは40代の苦悩と語る中西さん。わかりやすい例として芸人の現状を基に、苦悩の理由を説明しました。

20代は種まきの時期で、とにかく自分の名前を売るため、賞レースに出るなどして頑張るしかない状態です。
その結果が出れば30代になると、テレビに出られるようになったり、街を歩いていて顔をさすように。

さらに売れると、40代は実りの秋。全国区の番組で人気を博したり、冠番組を持ったりして、売れたことを実感するというのが一般的なライフサイクルでした。

40代は難しい世代

しかし、最近のテレビやエンタメ業界では、ターゲットを若い人にシフトしてきています。

芸人でも若い世代にスポットライトが当たりやすくなり、全国の賞レースも増えてきて、優勝者だけではなく決勝出場者も注目を浴びていて、毎年10組ほどは人気の若手が注目が集まっています。

中西「5年経つと50組ということになりますから、若い人がどんどん出てくるんやったら、40代の人は今までが頑張って名前を売ってきたけど、名前を売ってきたが故におなじみの顔になって鮮度はないし。

若い人たちをテレビで仕切っている人は、相も変わらず50代の大御所ばっかりやしってなったら、40代が並ぶ商品棚がむちゃくちゃ狭くなってるってことなんですよね」

一方芸人でも俳優でも大成功を収めると、数十年に渡り大御所の役割で活躍する人もいます。そうなるためには40代から確固たる地位を築く必要があります。

しかし「今は上が詰まっていて難しい」という気持ちを吐露する40代の俳優も多いそうです。

次のステップに進むには

では、退所や独立は40代の方にとっては、どのような意味があるのでしょうか?

中西「退所・独立だけがもちろん答えではないですけれども、今までのライフサイクルだと40代まで頑張ってきたら、なんとなく自分の城を築けると思ってたら、全然築かれへんやんかと。

今までの形じゃない何かとなったら、じゃあ事務所を出てまったく違う新しいことを始めるとか、芸人さんとして賞を獲ったり人気者になるのが難しかったら、今までと違うファイトスタイルでやっていくとかにならざるを得ないということですよね」

例えば、独立はされていないですが、お笑いコンビ・サバンナの八木さんはファイナンシャルプランナー1級の資格を取って仕事の幅を広げたり、しずるの村上さんはエッセイ本を出版しています。

芸能人の人数が増えている中で、年配の方は活躍し続け、下の世代ももっと人数が増えている中で、40代はイス取りゲームのイスが少ないという厳しい状況に直面しています。

最後に中西さんは「ただ、その場所で腐らずに何か見つけてる人はやっぱり次に花が咲くような芽が出てますね」とまとめました。
(岡本)
 

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