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ながらスマホは1万2000円。自転車青切符で変わるルール

ながらスマホは1万2000円。自転車青切符で変わるルール

16歳以上の自転車の交通違反に反則金の納付を通告できる、いわゆる「青切符」制度が4月1日から始まりました。全国各地で制度の周知や、違反に対する指導・警告が行なわれています。4月2日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、ジャーナリストの北辻利寿さんが、新制度のポイントや注意点について解説します。

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対象の違反は113種類

警察庁によると、青切符の対象となる違反は113種類に上ります。歩道通行や信号無視など多くの違反は口頭や書面での指導・警告が原則で、従わない場合に反則金の納付を通告する仕組みです。

一方、事故につながりやすい「ながら運転」などは直ちに青切符で摘発される方針で、最高1万2000円の反則金が科されます。

宮部和裕アナウンサーは、栄の広小路通りでも歩道上での自転車の走り方を意識する人が増えている様子がうかがえるとしつつ、地元の細い道では車・自転車・歩行者それぞれの目線が異なり、対応の難しさがあると話しました。

まず「ながら」に注意

113種類すべてを把握するのは容易ではありません。北辻さんがまず注意を促すのは、「ながら」に関する違反です。

スマホを使いながらの運転は反則金1万2000円、イヤホンは周囲の音が完全に塞がれる状態での使用が違反となり5,000円、傘を差しながらの運転も5,000円です。

さらに、車を運転する人にとっても重要な変化があります。自転車が車道を通行した際、車は1メートル余りの側方間隔を確保して通過しなければなりません。

宮部「そもそも倒れかかってきたらっていう危険はある中で、これをよりルールにということですね」

北辻「法令として定められたということ自体が、なかなか厳しいことだと思います」

事故の実態が背景に

こうしたルールが設けられた背景には、深刻な事故の実態があります。北辻さんによると、2025年に自転車が当事者となった死亡・重傷事故は全国で7,096件に上り、このうち75%が自転車側の安全義務違反でした。

宮部は、歩道を自転車で走行する場合は徐行し、歩行者に配慮する必要があるものの、自転車専用道がない場所では対応が難しいと話します。

北辻さんも、専用道を整備している自治体がある一方で、まだ十分でない地域が多い現状を指摘しました。

北辻「自転車って気軽に手軽に乗ることができる乗り物だったんですけれど、今の交通環境がそうではなくなったということがわかってきた」

春の新生活シーズンを迎え、自転車に乗る人も車を運転する人も、警戒心を持って臨む時期だと呼びかけました。

背景の理解が大切

宮部「朝の5分というのは大きいので、どうしても自分のペースで急いでしまってっていうことがありますが、こういう時こそルールがあってもなくても配慮していってもらいたいですよね」

北辻「なぜこのルールができたかという背景、やはり事故が多いから事故を防ぐという、その背景を理解したいと思いますね」

制度の開始とともに、自転車と車が安全に共存するための意識が改めて問われています。
(minto)
 

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