『北野誠のズバリ』（ＣＢＣラジオ）の人気コーナー「大人電話相談室」。恋愛や仕事、人生など大人が抱える悩みを電話で打ち明けていただき、パーソナリティの北野誠がアドバイスしています。11月20日の放送では、昔の彼女が忘れられずヨリを戻したいという男性が登場。しかし、ヨリを戻したい理由や別れた後の行動を聞いた北野が、厳しい愛のムチを振るいました。

起きたらふたりでホテルに

今回の相談者はアラサー男性のAさん。

数年前に別れた、夜の生活の相性が良すぎた彼女のことが忘れられず、もう一度仲良くなりたいが、連絡しても未読スルーの状態。どうしたらいいのか悩んでいます。

元カノのBさんは1歳年上で、知り合ったのは10年近く前。
バイト先が一緒で、バイトを辞めてからも1年に1度ぐらいご飯に行く仲でしたが、ある時飲み会で酔い潰れたふたりが朝起きるとホテルにいたという、まるでドラマのような展開。

そこでAさんがあらためてシラフの状態でお付き合いをお願いしたそうです。

付き合ったのは2、3年ほどでしたが、夜の生活でAさんがお願いすることに対し、Bさんが受け入れてくれたのが良かったそうです。

コロナがきっかけでギクシャク

そんなふたりが別れてしまうきっかけとなったのが、新型コロナウイルスの感染が始まったこと。

Aさんが濃厚接触者と判定され長い間自宅待機となってしまいましたが、熱もなく大丈夫だと思い、Bさんに「仕事も休みだから遊びに行こう」と何度も誘っていました。

しかし、Bさんはしっかりと常識を持っていて「それは良くない」と断るやり取りが何度か続いたことで、価値観が違うと思われたのか、Bさんの方が冷めてしまったそうです。

現在、BさんとはLINEやSNSではつながらず、なぜかPayPayのメッセージ機能ではやりとりができるそうです。

ちなみに、Aさんが送金をしているというわけではありません。

最近送ったメッセージは、流行りの心理テストでどんなタイプか聞いてみたという内容ですが、これは未読スルーとなってしまっています。

女性側が愛想をつかした？

ここまでの話を聞いた北野は、「たぶんその女性は年齢が年齢やから、結婚とかを考えだしてたんじゃないの？」と質問。

そこで常識がない行動をされてしまったことで、結婚相手として見られなくなったのではないかと推測。

さらに「Aさんは夜の生活のことばっかり考えているのではないか」、「そっち系の思い出ばっかりということはないか？」と指摘したところ、Aさんは「ちょっと待ってくださいよ」とやや否定したものの、「正直、そっち系が思い出されますね」と正直な回答。

Aさんが遊ぶことや楽しいことを考えている一方で、Bさんはきちんとした結婚相手を探さないといけないと気づき、そこで溝ができたのではないかと分析する北野。

当たってくだけろ精神で

しかも今も心理テストが送られてきたBさん、Aさんに対して「前と変わらない」と思っているかもしれません。
Aさんが何か話をするきっかけを作りたい、それなら軽い話題でも、と思ったとしても復縁はかなり難しそうです。

この状況を打開したいのであれば、「前向きに人生を考えたいとして、もう一度会ってくれませんか」と真剣に想いを伝えるべきとアドバイスしました。

痛いところを突かれたAさんは、「もっと早く誠さんに相談すれば良かった。それだったら心理テストを送らなかったのに」と後悔。

ここは当たってくだけろ精神で、真面目なメッセージを送ってみる。
ダメでもメッセージは返ってくるかもしれませんし、Aさんにとっても区切りがつくかもしれませんね。
（岡本）