眼鏡だけ幽閉?CBC恒例、若狭敬一アナのドラフトジンクスと歓喜の一本釣り
次世代の人気アナを目指す若手アナウンサーたちがしのぎを削る、のびのびトーク番組『アナののびしろ』(CBCラジオ)。11月7日の放送では、中村彩賀アナウンサーと小川実桜アナウンサーが、10月23日のドラフト会議当日の出来事について語りました。CBC恒例の「若狭敬一アナ外出禁止令」が守れないという緊急事態が発生。その時、アナウンス部がとった奇想天外な作戦とは?
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10月23日、プロ野球ドラフト会議。CBCアナウンス部にとってこの日は、「若狭敬一アナ幽閉の日」でもありました。
若狭アナがドラフト当日に外出すると、なぜか中日ドラゴンズのドラフトがうまくいかないジンクスがあるため、この日だけは外に出てはいけないというルールができていたのです。
しかし今年は午前中に外せないロケが入ってしまい、幽閉を守れない事態に。そこで柳沢彩美アナウンサーが提案したのが、「若狭アナの眼鏡だけ幽閉」という奇策でした。
実際、若狭アナの机の上にはお盆が置かれ、ティッシュを敷いた上に眼鏡が丁寧に置かれていたそうです。アナウンス部の全員がその眼鏡に向かって「頼むぞ」と手を合わせる異例の光景でした。
中村「なんておもしろい会社なんだろうと思って」
初めてのドラフト取材へ
そんな中、中村は初めてのドラフト会議取材に出発。当日は朝10時に出社して待機し、11時頃になってようやく「東京の亜細亜大学に行く」と決まり、撮影チームと新幹線で東京へ向かいました。
亜細亜大学の教室には、指名を待つ選手、家族、コーチ、野球部員、友人たちの姿が。テレビでは分からない独特の緊張感が漂っていたといいます。
ドラフト会議が始まると、ほかの選手の名前が読み上げられるたびに教室の空気が少しずつ重くなっていきました。そして広島東洋カープが亜細亜大学の選手を指名した瞬間、それまで静かだった教室が大歓声に包まれました。
野球部員全員が立ち上がり、喜びの輪で本人の姿が見えなくなるほど。中村も感情移入しすぎて、カープへの指名なのに一緒に立ち上がって喜んでしまったといいます。
小川「選ばれてよかったねっていう気持ちになっちゃったんだ」
中村「『うれしー!やったー!』みたいな」
カメラマンから「中村さん、反応が違う。ドラゴンズじゃないから」と指摘されて、はっと我に返ったそうです。
CBCでは「一本釣りダンス
その頃、CBCでは社内に戻った若狭アナと小川、夏目みな美アナがドラフト中継を見守っていました。若狭の様子を見るため、多くのCBC社員も集まっていたといいます。
若狭が中日1位予想に挙げていた青山学院大学の中西聖輝選手は、複数球団での競合が考えられていました。しかし、その名は他球団から挙がらず、若狭アナが落ち着かない様子に。ついには「一本釣りかもしれない」と踊り始めました。
小川「私も一緒にやって、気づいたら一本釣りだったから。すごかったね、あれは」
ドラゴンズが見事、中西聖輝選手の単独指名に成功すると、フロア全体が歓喜に包まれました。
眼鏡の御利益
今年は若狭アナの眼鏡だけを幽閉するという奇策でしたが、結果的にドラフトは大成功。中西選手の一本釣りという最高の結果を得ることができました。
小川は、若狭アナが若干くじを当ててほしそうな様子もあったと振り返ります。昨年のような4球団競合での劇的なくじ引き勝利を期待していたのかもしれません。それでも、今年のドラフトは大成功。
前代未聞となった若狭アナの眼鏡だけの幽閉作戦ですが、しっかりと御利益があったようです。
(minto)
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