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怖いのに可愛い?話題の映画『爆弾』を観に行ってみた

怖いのに可愛い?話題の映画『爆弾』を観に行ってみた

10月31日公開の映画『爆弾』(監督:永井聡)が話題です。11月5日放送の『CBCラジオ #プラス!』ではパーソナリティの三浦優奈が、鑑賞した感想を西村俊仁アナウンサー相手に語りました。

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あらすじ

公開翌日に三浦が劇場に足を運んだところ、ほぼ満席で関心度が高い様子が伺えたとのこと。
原作である呉勝浩さんの『爆弾』(講談社文庫)は『このミステリーがすごい2023年』で1位を獲得しています。
「ベストセラーの小説だからこそ原作ファンが多いのではないか」と三浦。

今作は、東京で発生する連続爆破事件を描いたもの。
酔って逮捕された中年男・スズキタゴサク(役:佐藤二朗)が「霊感で事件を予知できる」とほのめかします。
そこで警視庁捜査一課の類家(役:山田裕貴)はスズキを取り調べることに。

霊感とは?スズキとは何者なのか?爆破事件の犯人は誰なのか?様々な謎の真相に迫っていく物語です。

佐藤二朗の怪演っぷり

三浦によると、137分のうち、シーンのほとんどがスズキを取り調べる無機質な取調室だとか。

西村「暗くて狭い部屋。向き合うふたり…」

三浦「さらに佐藤二朗さんのドアップ」

スクリーン映えするアクションがあるわけではないのにも関わらず、魅了させられる2時間だったそうです。

佐藤さんに対してコミカルな演技のイメージがあったという三浦ですが、徐々に不気味な雰囲気を感じたとのこと。

三浦「セリフの間の取り方なのか、畳み掛け方なのか、緩急つけて…底知れない恐怖感を与えてくる」

さらに怖いだけではなく、可愛げも見えてくるそう。
これには西村も「怖いのに可愛げ!?」と驚きますが、三浦によると表現不可能で、観た人しかわからないそう。
可愛げがあるからこそ憎めないキャラですが、でも怖い。

三浦は「この演技は佐藤二朗さん以外できない」と思うくらい魅了されたそうです。

メロい山田裕貴とドラゴンズネタ

三浦が映画館を後にする時、鑑賞していた大学生の女性らが「山田くんメロすぎ~」と言っていたとか。

「メロい」とは、メロメロになる、魅了される、色気があるという意味。
最初は優しかった類家ですが、スズキを問い詰める時に雰囲気がガラッと変わる瞬間が「メロい」とのこと。

ちなみに山田裕貴さんも佐藤二朗さんも、ともに放送エリアの愛知県出身。

さらに、エンドロールで「取材協力 中日ドラゴンズ」と記載があったとか。
映画冒頭に、ドラゴンズファンならクスッと笑えるようなシーンがあるそうです。
ドラゴンズの試合実況も務める西村は驚いた様子。

西村「え…!?“東京都心“の爆弾でしょ?」

三浦「どうやらスズキがドラゴンズファンっぽいんです」

ドラゴンズファンじゃないと出てこないようなセリフがあるとのこと。
そんな小ネタにも注目しながら物語に没入したいです。
(ランチョンマット先輩)

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