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70年代の思い出がよみがえる!?つボイノリオのLPレコード

70年代の思い出がよみがえる!?つボイノリオのLPレコード

11月4日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)では特別企画として、パーソナリティのつボイノリオのレコードをプレゼント。当選者の選び方は単なる抽選ではなく、そのレコードに対する熱い思いをおたよりとして送っていただき、最も感銘を受けたおたよりを書いた方に贈るというもの。いったいどのような熱いおたよりが届いたのでしょうか?小高直子アナウンサーとともに紹介します。

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1976年に発売

今回プレゼントするレコードは、1976年(昭和51年)に発売された『ジョーズ・ヘタ』。
代表曲『金太の大冒険』はもちろんのこと、『極付けお万の方』や『吉田松陰物語』といった物議を醸す曲などが収録されています。

そのレコードが欲しいという熱い思いが続々と紹介されました。

「私には地位も名誉もあります。金だってウハウハあります。
私の人生にないものは、つボイノリオの『ジョーズ・ヘタ』だけです」(Aさん)

「今月入籍が決まったつボイさんファンの娘に、家宝として桐の箱に入れて渡したいと思います。ぜひともよろしくお願い致します。

娘は今日もさっきまで寝ていたので、レコードプレゼントのことは知りません。
入籍日にサプライズプレゼントとして渡したいです」(Bさん)

ちなみにBさんの娘はこの番組のリスナーとのことです。

熱意をぶつけるおたよりが続々

プレゼントするのはレコードのため、当然プレーヤーがないと聴けません。

「引っ張り出してきて聴きます!」という声も届きました。

「本当にのどから手が出るぐらい、吐きそうなぐらい欲しいです。昭和に父が買ったレコードプレーヤーがあります。

ここ数年はずっとしまったままですが、お宝レコードを手に入れたらまた電源を入れて聞きます。転売しないことをお約束致します。

なぜ欲しいかというと、こどもの頃はプレーヤーを管理している父が、なけなしのお小遣いをはたいて私が買ったレコードを勝手に聞いていましたので、頭の固い父に何を言われるかわからないつボイさんのレコードは買えませんでした…。

その父は他界してお空の上から笑って聴いてくれると思います」(Cさん)

「30年前からサイレントリスナーです。尊敬するつボイノリオ大先生が、(私が)生まれた年に出した名作。サインしてくださるなんて、家宝にいたします。

しかしレコードプレーヤーがないのですが、絶対に当たると確信して先程、Amazonで買いましたよ」(Dさん)

熱意が高いリスナーです。

70年代のあの頃

また、曲に関する熱意を訴える方も現れました。

「LP希望の理由は、数ある名曲の中でも『オー・ジョーズ』が聴きたいと思ったからです。
あの頃は『ジョーズ』も流行ったし、王貞治さんの全盛期でもありました。
あれから半世紀の時が流れて、温故知新の思いで聴き直したく、応募しました」(Eさん)

「僕が小学3年の頃、近所に名豊ミュージックという大きなレコード屋さんがあり、友達とそろばん塾の行き帰りにいつも寄っていました。

そこでは店のEPレコードをリクエストでかけてくれるサービスをやっており、僕たちは毎回『金太の大冒険』や『ワッパ人生』をリクエストして、店内で笑い転げていました。
店員のお兄さんから『この曲は放送禁止になったんだよ』と教えてくれました。

それ以来、つボイ先生の背中を追いかけて50年近くになるつボイチルドレンです」(Fさん)

方向性が違うおたよりも

そして、ストレートに思いをぶつけるおたよりも。

「理屈じゃなく、欲しいのに理由はありません。欲しいから欲しいのです」(Gさん)

小高「『そこに山があるから』みたいなことを言うてるんじゃないよ!(笑)」

「寒くなりまして鍋物の季節になりましたが、あいにくウチには鍋敷きがなくて難儀しております」(Hさん)、

「ランチョンマットが古くなったので、買い換えようと思ってました」(Iさん)
 

思い出とレコードがリンク

この他にもたくさんのおたよりが届きましたが、つボイが当選者として選んだ投稿は次のとおりです。

「高校を卒業して実家の後継ぎのため、京都に住み込みの修行に行きました。
今では死語となった丁稚奉公で、大学ならすぐ友達もできるでしょうが、兄弟子3人と同部屋で寝食を共にするという僧侶のような生活。

日曜日だけ仕事が休みですが知り合いもなく、西も東もわからない京都の街をひとりで1日過ごしていました。

そんなある日、京都の街の十字屋だったと思いますが、正面に置かれたレコードの陳列台の1番前につボイノリオLP『ジョーズ・ヘタ』。
つボイさんが大きく口を開けてまさに今、上を泳ぐサメに襲いかかろうとする、『ジョーズ』のポスターをパクったジャケットがありました。

心細い生活の中、ひさしぶりに触れた名古屋。
しかし、ステレオなどない環境の中、手に取るだけでそっと棚に戻した光景が思い浮かびます。

まさか『金太』だの『お万』だのと、放送禁止の曲がオンパレードのLPだったということは、後に知ることとなりました」(Jさん)

名古屋だけではなく京都の放送局でも長い間仕事をしていたつボイにとって、特に印象深いおたよりだったようです。
(岡本)
 

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