BOYS AND MEN辻本達規が語る「ハンドドリップコーヒー」の世界
毎週金曜日のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、BOYS AND MENの辻本達規が自身の趣味について語ります。10月24日の放送では、コーヒーについて熱弁。中でもフィルターを通して抽出するハンドドリップタイプのコーヒーについて、実際に道具や豆を持ち込んで、その場で豆から挽いたコーヒーをスタジオで振舞いました。パーソナリティの安藤渚七と榊原雄介アナウンサーの感想やいかに?
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辻本「コーヒーが好きなんですけどね」
そう言って取り出したのは、お弁当袋やメイクポーチ程の大きさのシンプルなポーチ。中から出てきたのはコーヒーを淹れるための様々な道具です。
安藤「ドリッパーも大小あるんですね」
辻本「1人や2人なら小さいのでいいんですが、今回は3人なので大きいやつを使おうかなと思って」
コーヒーについて話しながら、実際に挽きたてのコーヒーを淹れてくれるようです。
しかしコーヒーは、とても奥が深いのだとか。
辻本「例えば蒸らす時間によってもどんな味が引き立つのか、逆にどんな味が出なくなるのか違うし」
自宅でも頻繁にコーヒーを淹れているそうですが、蒸らす時間や温度、淹れ方などによって複雑に味が変化するため、一度として同じ味が出せないと語ります。
辻本「僕の舌のその日のコンディションなのか、本当に味が違うのかはわからないんですけどね」
ハンドドリップコーヒーは、とても繊細な飲み物のようです。
きっかけはキャンプ
辻本「そんなコーヒー初心者~中級者くらいの僕がコーヒーにハマったきっかけは、キャンプです」
友人とキャンプに出かけた際、テントで眠っていた辻本は朝6時半に「ガリガリガリ」という音で目が覚めたとか。
辻本「そしたら友達が『おはよう、コーヒー淹れるから待ってて』って」
その時に淹れてもらったコーヒーが、生涯で一番美味しかったそう。爽やかな朝日の下、自然の中で飲む美味しさも相待って最高の一杯だったようです。
辻本「いまいろんな道具揃えてますけど、その時は道具もあまり揃えず作ったコーヒーだったのに本当に美味しくて」
そんな衝撃を受けて、自分で淹れて飲んだり誰かに振る舞いたいと思ったことが、コーヒーの世界に足を踏み入れるきっかけとなったそう。
手間と時間をかけると美味しい
スケールで豆の量を測り、コーヒーミルで豆を挽く辻本。お店で挽いてもらうことも勿論できますが、自分でやると挽き具合によって粗くしたり細かくしたりが自在なので、より好みの味にできるという利点があります。
辻本「コーヒー好きになると、コーヒー淹れる前の豆の香りが一番好きになるんですよね」
辻本がそう話す通りスタジオは香ばしい豆の香りで満たされていき、安藤も榊原も「いい匂い!」と口を揃えます。
続いて抽出したコーヒーを貯めるためのコーヒーサーバーと、コーヒーフィルターをセットするためのドリッパーを準備する辻本。
辻本「このドリッパーは陶器製なので、一度温めてから使った方がいいんです」
道具をあらかじめ温めておき、沸いたお湯は口の細いケトルに移し替え、粉に注いだら45秒蒸らすとか。
ドリップコーヒーは道具の手に入れやすさや手順の少なさから最も始めやすい方法だと言われていますが、それでもひとつひとつを丁寧に行うことでより本格的で味わい深いコーヒーが出来上がるようです。
お味はいかが?
さて、辻本ハンドドリップのコーヒーが完成しました。コスタリカ産の豆を使用したという今回のコーヒーは、苦味が控えめでほのかな酸味がありスッキリした味わいだそう。
辻本「熱い時と冷めた時で味が変わるので、それもまた楽しんでいただけたら」
安藤「美味しい!本当だ、苦味はそこまで感じないですね。酸味は苦手だと勝手に思い込んでました」
辻本「苦味は最初にパッとくるけど、スッと引きますよね」
榊原「嫌な感じが全く残らなくて飲みやすい!目の前で挽いてくれた豆だとより美味しく感じますね」
比較的手軽に始められるけれど奥深さもあり、シンプルだからこそ道具の選び方やお湯の注ぎ方などにこだわることで、味の変化を感じることができるハンドドリップコーヒー。初心者から本格派まで楽しめる、辻本イチオシの趣味でした。
(吉村)
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