名古屋グランパス、敵地で久々のリーグ戦勝利!

サッカーはJ1リーグが休みの間、日本代表がアメリカで親善試合を2試合実施。そして9月12日からリーグ戦が再開し、名古屋グランパスも13日にアウェイのJFE晴れの国スタジアムで開催されたJ1第29節・ファジアーノ岡山戦に臨みました。13日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、城所あゆねが日本代表戦の様子と、ファジアーノ岡山戦試合終了後に電話レポートを寄せました。
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日本代表は、強化試合としてアメリカで2試合を実施。
日本時間7日に行われたメキシコ代表との試合では0-0で引き分け、同じく日本時間10日に行われたアメリカ代表との試合では0-2で敗れました。
「アメリカ戦、仕事中に配信で観てました。終始アメリカに押される展開でしたね。MF久保建英選手(スペイン/レアル・ソシエダ所属)やMF堂安律選手(ドイツ/フランクフルト所属)がいなかったので仕方ないかなと思います」(Aさん)
親善試合の場合、FIFAが定めている「国際Aマッチデー」以外の時期だと海外クラブ側が所属選手の派遣を渋ったり、NGを出すケースも…。
現在の日本代表はU-23など下の世代別代表を除くと、ほぼ海外で活躍する選手で占められているため招集が大変です。
城所「確かにメキシコ戦とアメリカ戦で選手の入れ替えもありましたから。今回は強化試合です」
あくまでも本番は来年のワールドカップ。この時点での勝敗より、選手のレベルアップにつながったかどうかに注目しているようです。
一時中断中のチーム状況
J1リーグが一時休止していた間、各チームは休養も取りつつコンディションを整え、リーグ再開に向けた準備をしてきましたが、グランパスも同様です。
6日、トヨタスポーツセンターで行われたグランパスとJ2藤枝MYFCとの練習試合(30分×4本の変則試合)は、2-2の引き分けに終わりました。
城所「内容は記事で見て現地には行けなかったんですが、主力メンバーが下がってからの失点だったということで。MF山岸祐也選手とMF中山克広選手がゴールしたそうで、中山選手はコンディション不良で欠場したMF稲垣祥選手顔負けのスーパーゴールだったみたいですね」
もう1つ、7日にグランパスはユースに所属しているDF森壮一朗選手がA契約基準(J1チームは公式戦出場時間450分)に達したため、契約を締結したと発表。
まだ18歳の将来が楽しみな逸材に期待が高まります。
勝利こそがチーム浮上の鍵
グランパスがJ1残留のために必要なことについてリスナーからメールが。
「DF藤井陽也選手の復帰で守備は改善されつつありますが、ケガ人続出で得点はしていても失点し、追いつかれたり逆転されて焦り、自信喪失しているように思います」(Bさん)
城所「1勝できれば、チームを上向かせるきっかけになるはず。次の試合が大事になります」
そして迎えた13日にアウェイJFE晴れの国スタジアムで開催されたJ1第29節・ファジアーノ岡山戦は、1-0で勝利しました。
試合終了後の城所の電話レポートです。
城所「めちゃくちゃ久しぶりに勝てました!試合終了の笛が鳴った瞬間、みんな口々に『久々に勝ったね』って言ってて、みんなそう言うくらい勝利に飢えてたんだなと思いました」
後半アディショナルタイムにファジアーノ岡山がVAR判定でゴールが取り消されるなど、疑問が残るジャッジがあったものの、勝利が全てであり、貴重な勝ち点3を手にしました。
次の試合は、20日にホーム・豊田スタジアムで開催のJ1第30節・湘南ベルマーレ戦です。
ベルマーレも残留争いをしているだけに死に物狂いで臨んでくることが予想されるだけに、確実に勝ちたいところです。
(葉月智世)
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