ネタ切れの危機?未来の新幹線名を考えよう

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では先日、新幹線の名前の由来をテーマにトークが盛り上がりました。5月30日の放送では、デューク・エリントンの「A列車で行こう」をBGMに、リスナーから寄せられた反響を紹介。つボイノリオと小高直子アナウンサーが、投稿にツッコミを入れつつ未来の新幹線のネーミングについてトークを展開しました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くつばめの速さが由来
「実家の玄関の高いところにあるつばめの巣から、つばめがシューっと飛び立っていくのを見ました。つばめって本当に速いですね。昔の東海道線の特急の名前が九州新幹線の名前になったのもうなづけますね」(Aさん)
つばめの飛ぶスピードにちなんで名付けられた特急「つばめ」。しかし、その後どんどん速い列車が登場することになり、先人たちは名前選びに苦労することになります。
「ひかり」「のぞみ」と、速さを連想させる名前が次々と採用されてきましたが、技術の進歩とともに、命名も難しくなっています。
斬新なネーミング案
そんな話題を受けて、番組には将来の新幹線名についてユニークな提案がゾクゾクと寄せられました。新幹線ということは、なんといっても名前から「速さ」が求められます。ゆっくりイメージの強い「『かたつむり』は絶対ない!」と念を押すつボイ。
どんどん速い新幹線が出てくることが予想される未来、もはやネタ切れという懸念もあります。一体どんな名前になるでしょうか。投稿は大喜利と化しました。
「速そうな新幹線の名前といえば…『お手付き』!」(Bさん)
つボイ「誰よりも速く付いちゃったものだから。『はい!』『ダメダメ』や。お手付き」
小高「でもちょっと、やっぱ3文字で抑えたい」
つボイ「『はやとちり』もちょっとあかんか。あなたの基準からすると」
小高は語呂的に3文字で考えているようです。
あの番組のパロディ?
「新幹線のひかり、のぞみ。リニアの名前なら、のぞみから繋がって『かなえ』『たまえ』。出発のメロディーは『めだかの兄妹』」(Cさん)
のぞみ、かなえ、たまえ。完全に往年の“あの番組”を意識したネーミングです。
つボイ「なんか、のんびりしてそうやな。メロディからすると」
次は、小高の希望する「3文字」、そして「速そう」という条件をバッチリ満たした提案です。
「うわさ」(Dさん他多数)
小高「ほんまや。速いで~」
「ワープ」(Eさん)
もはや新幹線を超えた概念。SF的な発想の提案です。
「あくじ」に乗って出張へ
つボイ「『あくじ』というのはどうやろ」
小高「『千里を走る』。速そう」
つボイ「『うわさ』とか『あくじ』。これが今後の名前となっていくんですよ」
小高「『今日はあくじに乗って出張に行く』」
つボイ「『うわさ』の新幹線だね。『あくじ』はイメージちょっと悪いかなと」
「うわさ」も「あくじ」も確かにスピードは速いものの、イメージには少し難がありそうです。
つばめの話から始まって、気がつけば「あくじ」で出張する未来を想像する展開に。技術が進歩するほど名前選びが難しくなるという、今後問題となってきそうな話題でした。
(minto)
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