パンサー向井、再訪問の歓迎に喜び、演奏に涙がこらえられない!『お笑い同好会』&『吹奏楽部』に、いざ向井ます!
3年間続いた『いざ、学校に向井ます』を卒業する向井くん。
東海3県にある135校(複数回含む)におじゃましましたが、最終回は気になる生徒たちの元へ再び向井くんが向かいました。
まず会ったのは、『愛知啓成高校』の『お笑い同好会』の生徒たちです。
彼らが待つ教室に入ると、サッと椅子から立ち上がり、拍手で迎えてくれて、向井くんも「全然違うじゃん、前回と! 若手芸人の動きじゃん!」と嬉しそう。
おととしの2020年12月におじゃました時には、「お笑い同好会とは思えない落ち着き」と言ってしまうほど地味に迎えられた向井くん。話を聞いても「コロナ禍に笑いを」と発足したわりには、生徒たちの方向性はブレまくりです。向井くんは、文化祭での初舞台のために真剣にアドバイスをしてあげて、結果大ウケして大成功!
今回改めて放送後の反響を聞くと、声をかけられたり、中学時代の友達から連絡がきたり、さらには同好会のメンバーも増えて、1年生が5人ほど入ったとか。
今年卒業する彼らに進路を尋ねると、歯学部や文学部など大学に進んでからもお笑い芸人を目指すという頼もしい返答が。新ネタも見せてもらった向井くんは、「お笑いを好きでいてくれるみんなが、仕事を一緒にできる時が来たら、そんな嬉しいことはない」とエールを送ったのでした。
次に再会したのは、『中部大学春日丘高校』の『吹奏楽部』の生徒たちです。
新型コロナによる緊急事態宣言でロケもままならなくなった2020年の春。その後解除となって、3か月ぶりに再開し、向かった先がこの学校です。
当時、吹奏楽部の皆さんは、屋外でそれぞれ距離をとって感染予防をしながら練習。
演奏会が次々と中止になる中、「ただ泣くしかない」「どうしたらいいか分からない」などと苦しい胸の内を明かしてくれました。
そんな吹奏楽部の元へ1年半ぶりに向かった向井くん。屋内での練習はできるようになっていたものの、フェースシールドの着用は欠かせません。演奏会について尋ねると、前年は中止だったものも全て開催されるようになり、夏のコンクールでは東海大会の出場権を獲得。しかし、新型コロナの影響で辞退せざるを得なかったそう。
思い通りにいかないことも多い中、秋に行われたマーチングの東海大会では、この吹奏楽部では初となる金賞を受賞。コンクール辞退というつらい経験もしましたが、3か月後には見事な結果を収めたのです。
3年生の部員は、卒業後の4月に行われる定期演奏会がラストステージ。
演奏する曲は、スピッツのヒット曲「楓」です。楽譜が無かったため、自分たちで書き起こしたのだとか。本番よりも前に向井くんが演奏を聴かせてもらうと、「力を入れてないと泣きそうになっちゃいました」と言って涙をこらえるものの、こらえきれずに涙が頬を伝い始めます。
「コロナ禍にいたみんなで作り上げた時間が演奏に乗っかって。この高校生活、最高だったと誇ってもらいたい」と感動をあらわにしたのでした。
(CBCテレビ“チャント!”内『いざ、学校に向井ます』。
パンサーの向井慧が東海地方の学校を訪ね、生徒や先生を紹介)