新人アナが愛知県碧南市と高浜市で、地元に愛される人気メニューを全力で紹介!
1つ目は愛知県碧南市の愛されフード『大磯屋の焼きそば麺』を調査。地元の方によると、市内の「大磯屋製麺所」が作っていて、硬めでコシのあるモチモチ食感が特長の麺。食卓に欠かせない『碧南市のソウルフード』という声もありました。
「大磯屋製麺所」“製麺工場”を訪ねてみると・・レトロな雰囲気を醸す黒壁の町並みにドン!と構える建物でした。工場なので基本は麺の直売のみですが、特別に試食させてもらいました。艶やかなストレート麺は、そばのような黒めの小麦肌のようです。
こだわりの麺は、栄養価が高く食物繊維が豊富な「ふすま」が多い部分を使用しています。
大釜で少しずつ茹で、“人の手で丁寧に冷ます”ことで、その旨味を閉じ込める独特の製法を70年守り続けています。初代は大正15年にうどん屋として創業し、2代目つまり(今の4代目のおばあちゃん)から焼きそば麺を作り始めました。今はその味を4代目がしっかりと受け継いでいます。大磯屋の焼きそばは、地元の熱意が繋いだ碧南の宝”でした!
続いての愛されフードは、愛知県高浜市瓦。 地元の方によると、「鳥めし」は鶏肉しか入っていない甘辛い混ぜご飯で、高浜を代表するソウルフード。学校給食にも出るということで、幅広い世代に愛されています。高浜市で“とりめしの名店”と言われるのが『魚松』。
その名の通り、もとは魚屋さんだったのですが、現在はテイクアウトのみの「とりめし専門店」となっています。4代目が丹精込めて作る高浜市の愛されフードです。
蓋を開けると・・ 高浜市の愛されフードの「とりめし!」
具は、ほぼ鶏肉のみでしょう油ベースの甘辛い感じがグッと閉じ込められています。
この「とりめし」は、高浜市の郷土料理。昔は養鶏業が盛んで、卵を産まなくなった肉の硬い親鳥を食べるために細かくスライスして甘辛く煮付けたのが始まりです。
魚松の「とりめし」は、秘伝のタレを使って、まず具材だけを作り、炊いたご飯にドン!と乗せて15分寝かせたら、再び炊飯器のスイッチON!
白米に鶏の旨味を染みこませ、さらに炊き込むことで水分を飛ばすという、秘伝の「混ぜ炊き製法」で作っています。最後にもう一度炊く工程を省くと味は全く変わってしまうようです。
元々は「魚松」のとりめしは“幻のメニュー”。宴会料理限定の完全予約制でした。
宴会場で取り合いになるほど愛された「とりめし」ですが、テイクアウトメニューになったことで、誰でも食べられるようになりました。
2月18日(金)CBCテレビ「チャント!」より