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通行禁止エリアに残る遺構の謎が解明!閉園観光地の断崖絶景スポットも!海沿いの遊歩道を巡る旅

通行禁止エリアに残る遺構の謎が解明!閉園観光地の断崖絶景スポットも!海沿いの遊歩道を巡る旅

ミキの昴生と亜生の2人がMCを務める『道との遭遇』。全国の道に特化したVTRをミキが様々な視点で楽しんでいきます。今回は、全国100万キロ以上の道を巡ってきた道マニア歴24年の鹿取茂雄さんと、和歌山県にある海沿いの“遊歩道”を巡ります。

海が望める遊歩道!その先に残る謎の遺構の正体とは?

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

鹿取さんと一緒に旅をするのは、10年に渡ってミキの髪を切っている美容師の吉岡英美さん。道の素人として道巡りを楽しみます。

最初に2人が向かうのは、和歌の浦の海沿いにある「和歌浦観光遊歩道」。昭和33年に観光用として海岸に沿うよう建設され、万葉集の歌人・山部赤人が詠んだり江戸時代の絵師が風景を描いたりするほど人気の景勝地です。

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

波の音と海の眺めを楽しみながら遊歩道を進むと、今は使われていない廃灯台が。

(道マニア・鹿取茂雄さん)
「灯台が廃墟になって残っているのは珍しい。和歌の浦の名物ですね」

昭和40年頃に建てられた灯台で、綺麗な和歌山湾をバックにたたずむ錆びついた姿がたまらないのだそう。

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

さらに進むと遊歩道の状態が悪くなり、「通行禁止」の看板が。別の角度で遠くから見ると、通行禁止の先にはレンガ造りの“遺構”があることを確認。

謎を解明すべく、遺構の上に建つホテル「和歌の浦温泉 萬波 MANPA RESORT」に聞き込みすることに。

(ホテル・支配人)
「祖父から伝え聞いた話なんですけど、(レンガの建物は)水族館。予定だったのか運営していいたのか定かではないですが」

また長年の潮風の浸食で鉄骨が腐り落ち、遊歩道まで土砂が流れて通行止めになったことが判明したのでした。遊歩道は、改修工事で年内には通れるようになるそうです。

超絶景!断崖から海を見下ろせる旧遊歩道

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

続いて向かうのは、断崖遊歩道。まずは、今も現役の「雑賀崎灯台」を目指します。

道中は両サイドをフェンスに囲まれた細い小道。「この道で一番見たかったのはフェンス」と言う鹿取さんに、吉岡さんも「なかなか見つけられないですよね、この小道は」と感心しっぱなし。

そして雑賀崎灯台にたどり着きましたが、鹿取さんの目的は灯台ではなく、そのすぐ横にある立ち入り禁止エリア。

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

そこはかつて断崖から絶景を拝める観光地として栄えた「鷹の巣遊園」。約30年前に閉園しましたが、今回は土地の所有者から許可を得て、特別に立ち入り禁止に足を踏み入れます。

所々に南国植物や手すりなどがあり、観光地だった名残を感じながら奥へ進むと道をふさぐほど草木が生い茂るエリアに。

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

鹿取さんがナタを駆使して藪をかき分けながら進むこと20分。さらに海が下に見える崖沿いの道を慎重に進み、鹿取さんが和歌の浦で一番見せたかったという絶景ポイントに到着!

断崖から一望できる海の美しさに2人は大満足。険しい道のりでしたが、かつての観光地に思いを馳せながら道が途切れたところで道巡りの旅は終了です。

鹿取さんが厳選する道巡りの旅「鹿取茂雄の夏休みスペシャル」は、4週連続企画!紀伊半島の様々な道を巡る旅の模様を、来週もお送りします!

(8月30日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より)

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