マヂラブ、神回なるか!? 部員3人、廃部の危機! 三重県『桑名西高校』演劇部を救え!
マヂカルラブリーの野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校に行き、今どきの学校生活を紹介する『マヂ学校に向かいます』。今回は、三重県桑名市にある『桑名西高校』です。元・演劇部の卒業生から「ここ数年、県大会で上位常連だったのですが、一転して絶滅の危機にひんしています。これからどうなるのか…。番組を通して、活動を広めたいです」といったメールが届き、『演劇部』におじゃましました!
「俺らも本気で部員増やしたい」マヂラブ、男気を見せる!
メールをくれたOBの案内で向かった先は、校内にあるプレハブの『kuwanisi劇場(桑西劇場)』。ここは“部室”兼“芝居小屋”で、「ちょうどいい広さの劇場だなぁ」「出てたよ、こんな(規模)の」などと、マヂラブの二人は結成の頃を思い起こします。
劇場の設備は、7種の照明や音響など本格的。2年前までは部員20人以上、県大会常連の強豪だったのですが、現在は3年生が3人だけ。役者、音響、照明という役割で一人芝居の活動をしていますが、この3人が卒業すると廃部になってしまうのです。そこで野田が、「俺らも来たからには本気で部員増やしたい」と男気発言! この日はちょうど新入生の部活の勧誘期間で、2日後が期限とか。8人の入部を目標に勧誘作戦をすることに!「どういう活動をしているか?見せるのが一番早い」と村上が芝居の上演を提案! マヂラブの二人は、観客を連れて来ることを約束しました。
劇場の灯を消すな! 桑西劇場再生大作戦!
開演は夕方5時半。わずか30分の間にどれだけ人を集められるのか?マヂラブは早速、生徒たちに声をかけまくります。
しかし、下校した人も多く、とにかく今学校にいる生徒たちに広く公演を伝えようと放送部に協力を求めます。すると、校内放送から流れるマヂラブの声に生徒たちは大盛り上がり! 観客の動員も見込めそうです。
そして、開演の5時半には満席状態に! しかも、ほとんどが1年生という、演劇部の願い通りに観客が集まりました。これには「ビッグチャンス!」とマヂラブも喜びます。
危機は脱するのか? 入部希望者はいかに!
前説も買って出たマヂラブ。演劇部の魅力を力説して、いよいよ幕開けです。マヂラブが手伝えるのはここまで!
部員が入るかは、演劇部3人の頑張り次第です。一人芝居を演じたのは「人前で話すのが苦手」と言っていた部長ですが、堂々たる演技を披露! 音響、照明の部員たちも共に舞台を盛り上げました。
無事、芝居が終了した部長に「1年生に言っておくことはある?」と尋ねると、「部費が1人300円です」と現実的なインフォメーションも忘れません。果たして入部希望者は現れるのか? 観客に挙手を求めると、14人もの希望者がいました。そして、ロケから15日後…。なんと正式に6人が入部! 現在7月の地区大会に向けて、練習真っ只中です。
入部に貢献できたことに、「神回じゃないですか! 過去一番、誰かのためになった」。さらには「言ってください!廃部になりそうですと。部員は俺たちが入れる」「その代わり、入り過ぎちゃうよ」などと調子づくマヂラブの二人でした!
(CBCテレビ「チャント!」5月13日(月)放送より)