『マヂカルラブリー』の野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校に行き、今どきの学校生活を紹介する『マヂ学校に向かいます』。今回は、岐阜県美濃加茂市にある『県立可茂特別支援学校』です。高等部１年の生徒から「作業学習でいろんなことをしています。すごく楽しいです。野田クリスタルさんが大好きです」といった手紙をいただき、おじゃましました！

大人気カフェ！ 従業員は生徒たち

手紙をくれた生徒と先生がマヂラブの２人を最初に案内してくれたのは、去年９月に校内にオープンした“カモズ・カフェ・ドリーム”。一般の方に向けて、毎週水曜日と金曜日の午前中に営業するカフェで、生徒たちは授業の一環として、キッチンからホールまでを担当しています。訪問した日は、マヂラブのために特別営業です！

接客した生徒はテキパキとオーダーをとります。あいさつや接客マナーは、店の訓練さながらに開店前に繰り返し練習をして身につけるそう。二人が頼んだ“モーニングセット”は、コーヒーにパン、プリン、サラダ、ビスケットもついて300円！　授業の一環のため、驚きの安さです。パンは生徒の手作りで、営業日の前日に仕込み、当日に焼き上げます。コーヒー豆は、業者と共同開発したオリジナルブレンド。マヂラブの二人は、味と値段に大満足しました。

お客さんからの声は生徒の励みになる言葉

この実践的な授業について、「卒業後に働くために必要なコミュニケーション能力や臨機応変に行動できる力、自分で考えて判断できる力を接客を通して(生徒たちは)学習しています」と先生は言います。そこで、日々の学習の成果をチェックすべく、野田が態度の悪いお客さんに扮しワザと箸を落とすと、生徒が駆け寄り、言葉使いにも気を配り、箸の交換を迅速に行いました。

生徒たちの接客についてお客さんに尋ねると、「礼儀正しくて、感じが良い」「丁寧にやろうという姿が見られて、頑張ってほしいなって思う」といった言葉が聞かれました。

２年連続“サッカー部”全国大会出場！ 結果は…？

続いて、グラウンドに案内してもらうと、サッカー部が猛練習中！なんと去年に続き全国知的障害特別支援学校高等部サッカー選手権に今年も出場が決まっていて、マヂラブが訪れたこの取材日の５日後に全国大会がはじまるとのことでした。去年の全国大会では残念ながら１勝もできず、今年こそ目指すは初勝利！と意気込んでいます。

そんな彼らとマヂラブが勝負！　チームで一番長身のキャプテンと村上がヘディング対決をしますが、競り合うこともできず負け。ＰＫ対決では、シューターを務めた村上が３本中２本を決めますが、かたやキーパーを務めた野田は部員のシュートを１本も止められず、マヂラブの完敗となりました。そして、全国大会に向けて、みんなを代表し「絶対に勝ちます！」と宣言したキャプテン。その結果は…、２勝して全国５位！　マヂラブとの約束をみごと果たしたのでした

（ＣＢＣテレビ「チャント！」２月２６日(月)放送より）