70m先の的を射る『アーチェリー』の魅力をマヂラブが探る! 日本代表も所属! 岐阜の強豪校でメンタル強めの部員たちと対決!
『マヂカルラブリー』の野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校におじゃまし、今どきの“リアルな学校生活”を紹介する『マヂ学校に向かいます』。
今回は、岐阜県大垣市にある『岐阜県立大垣西高等学校』です。
新日本プロレスのエース、棚橋弘至選手の母校でもあるこの学校には、高校生にして日本代表メンバーに選ばれた!という生徒がいます。その『アーチェリー部』にマヂラブが向かいました。
アーチェリー部は全国大会の常連で、団体、個人ともに優勝経験がある強豪です。
日本代表に選ばれた斉藤史弥くんは、1年と2年の時に全国高校選抜で優勝。大会2連覇は史上2人目で、そんな実績からU17やU20の選出を経て、3年生になった今年はついに日本のトップのナショナルチームの選手に選ばれました。
1年生からトップクラスの状態に村上が「なんで?」と聞くと、迷いなく「うまいからですね!」と答える斉藤くん。
アーチェリーは、70メートル先にある直径122センチの的を狙う競技。最高得点の10点は、中央にある12.2センチでDVDなどとほぼ同じサイズです。
大会では決められた本数を射って、その合計得点で競います。
マヂラブの二人がその的を見ると遠すぎて「どこに当たったか分かんないじゃん!」と言うと、矢を射る場所の近くに望遠鏡が設置されていて、それで確認するのだとか。さらに「(肉眼で)見えないってことは、狙えないじゃん!?」と聞くと、「感覚で!」と言い放った斉藤くん。
その腕前がどんなものか?見せてもらうと、1射目は風に流されたようで7点の赤いゾーンに。斉藤くんの凄いところはここからで、風をよんで修正し、2射目、3射目は、連続して10点の黄色いゾーンに命中させました。
顧問の先生いわく、アーチェリーはメンタルが大きく影響する競技。その図太い精神力を養う方法は、18リットルの水入りのポリタンクを持ち上げて走るなど、原始的でハードなトレーニングの積み重ねだとか。
そして、マヂラブの二人は、アーチェリーを体験させてもらうことに。
的まで10メートルの距離で挑戦しても、初めは的に当てることすら困難ですが、先生や部長の指導で徐々に中心に当たるようになっていきます。
コツを掴んだところで、入部してから数か月の1年生部員2人と勝負。
ルールはペア対決で、一人3本ずつ射って、6本の合計得点が高い方が勝ちです。
自信満々の先攻の1年生ペアは、女子部員が30点満点中、22点を獲得。後攻のマヂラブ村上は、1射目はわずか3点でしたが奇跡的に立て直し、その後は9点、10点を取り、合計22点と並びました。
続いて、1年生ペアの男子生徒は、マヂラブのヤジにも負けず、28点と高得点。
そして、野田は1射目は8点と健闘しましたが、残り2回とも10点を取らないと勝てないというプレッシャーに負けて満点が取れず、1年生ペアに完敗したのでした。
皆さんに入部した理由やアーチェリーの魅力を聞くと、オリンピックで見て、一目惚れをしたことがきっかけの部員や、運動神経に左右されずに始められるところが魅力と感じた部員もいました。
また、日本代表メンバーの斉藤くんは、今年から始まるパリオリンピックの選考会で好成績を収めて、出場を実現させることが目標と語りました。