マヂラブ・村上「ここに生まれて良かった」。故郷・愛知県新城市のほぼ母校とマヂ母校を訪問!
『マヂカルラブリー』の野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校におじゃまし、今どきの“リアルな学校生活”を紹介する『マヂ学校に向かいます』。
今回は、愛知県新城市にある『愛知県立新城有教館(ゆうきょうかん)高等学校』です。
実はこの高校、新城市出身の村上のほぼ母校。卒業した高校と近隣の高校が統合され、新しくできた高校に向いました。
『新城有教館高校』は大学進学を目指す“文理系”と、食や園芸、生活、ビジネスが学べる“専門系”に分かれていて、この日、マヂラブの二人を迎えてくれたのは専門系の『食農サイエンス系列』と『園芸デザイン系列』の皆さん。
村上と同じ中学校出身の生徒が丁寧に教えてくれました。
まず、おじゃましたのは『園芸デザイン系列』の教室。花の育成や庭造りなどの他、自分たちが育てた花で装飾も学べます。この日は、愛知県内の農業高校生たちが参加するフラワーアレンジメントコンテストの出場者を決めるために、生徒たちが作品を熱心に作っていました。その作品はどれも個性的で、必ずそれぞれタイトルをつけることになっています。
マヂラブの二人が思わず「怖いね」と言った、“私以外の女を視界に入れないで”や“私の隣から離れないで”というタイトルも個性が強い作品や、村上が気にいった“暖か”という可愛らしい作品も見られました。
かわって、『食農サイエンス系列』の野菜を育てている生徒たちを訪ねた二人。
この時期はメロン、トウモロコシ、ナシなどを栽培していて、ハウスではトマトを収穫していました。おいしいトマトの見分け方を生徒に尋ねると、「真っ赤なやつが、たぶんめっちゃおいしい」とかなりアバウトな返答が。さらには「糖度を測るやつがある」と言い、村上に「測る前に分かりたい」と突っ込まれます。
改めて先生に聞くと、「形が丸いこと」と、ヘタがある側ではない裏の部分に放射線状に現れる「スターマークがあること」だとか。
マヂラブの二人も収穫を体験。採れたてのトマトも味わいました。
続いては、ヤギ、ニワトリ、ウサギ、モルモット、ダチョウ、ウシを飼育する畜産の実習へ。ハムスターを飼っている野田は、モルモットを抱かせてもらって、「モルモットは草食で、ハムスターは雑食」などと、育て方の違いや共通点を話し始め、詳しいことをプチ自慢。
次は鶏舎も見せてもらうと、そこにはケージにズラリと約270羽のニワトリがいて、卵は一日に250個もとれるそう。生徒たちが集め、洗浄し、袋詰めをした卵は、毎週火曜日に校内で販売しており、地元の方たちに大人気だとか。
マヂラブの二人は、特別に卵かけご飯でいただきました。
野田も村上も「うまい!」を連発。濃厚な卵のおいしさをしっかり味わいつつ、村上は地元への思いを生徒に語ります。「良かったなって、たぶん27か28歳で思う。ここに生まれて良かったなって」と、地元を離れたからこそ感じる思いがあったようです。
ほぼ母校を訪問した村上に、さらにプレゼント。統合によって去年3月に閉校になったマヂ母校の『新城東高校』に特別に入らせてもらいました。
しかし、変わり果てた校内を巡り「切ねえ…」とつぶやき、所属していたテニス部のコートを見た時には「見なきゃよかったな。思い出のままにしたかった」と草が生い茂った光景に寂しさを感じた村上なのでした。