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『苦しいシーズンだった』田中幹也飛躍のシーズンに噛み締めた悔しさ

『苦しいシーズンだった』田中幹也飛躍のシーズンに噛み締めた悔しさ
「サンデードラゴンズ」より田中幹也選手(C)CBCテレビ

「とある妄想しがちなファンのドラゴンズ見聞録」
CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日午後12時54分から東海エリアで生放送)を見たコラム

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『苦しいシーズンだったなと思います』飛躍のシーズンに噛み締めた悔しさ

「サンデードラゴンズ」より田中幹也選手(C)CBCテレビ

「僕は苦しいシーズンだったなと思います」田中幹也選手がこう語る一方で、忍者と呼ばれる魅せる守備は今やドラゴンズに欠かせないものとなった。プロ3年目の昨シーズン、セカンドのレギュラーに定着し、持ち味の守備だけでなく95試合出場打率.270本塁打1打点21盗塁12と攻撃面でも成績を残し走攻守それぞれの面で成長を見せた。だが、それに甘んじることなくシーズンをこう振り返る。

田中選手「最終的な数字は良かったですけど、苦しいことが多かったシーズンでした」

開幕まで1ヶ月を切った二軍のオープン戦では、左手の有鈎骨鈎部を骨折しシーズン序盤を棒に振ることになった。

田中選手「やっちゃったなと思いましたし、まず痛みがきたので『ヤバい』と思いました。シーズンが終わったときに、自分がどういう立ち位置にいるのか、どういう成績を残しているのか、こういう成績を残したいと思ってやってきたので、そこの部分で焦りはなかったですね。早く一軍に戻りたいなとは思ってはいました」

アクシデントの中で、確固たる目標を持ち見失わなかったことが今年の田中選手を支えたのだろう。リハビリ中に取り組んだことは、2024年シーズンには.224だった打率の改善だ。力強いスイングを身につけるために身体づくりに取り組み、2024年シーズン終了時からおよそ10キロの増量に成功した。

田中選手「バットは振れているなと感じますし、動きも体重が増えたから動けないとかではなく、力強さが2024年よりあると思います」

力強さを増して、5月に一軍の舞台に戻ってきて努力の成果が決勝ホームランという結果となって現れた。不調の期間を乗り越えて、9月の成績は59打数25安打打率.424とチームを牽引するような活躍を見せ、年棒も前年から1750万円アップの3600万円の大幅アップを勝ち取った。2024年の8月に入籍していたことも発表し、食事面やそれ以外でも支えになっていたことを明かした。「妻の人生を背負って野球をやりたい」と家族のために更なる飛躍を誓った。

「来季目標は40盗塁!」田中幹也2025年の自己採点前半

「サンデードラゴンズ」より田中幹也選手(C)CBCテレビ

田中選手に2025年シーズンを10個の項目で、『もう少し頑張りたい・良くできた・大変良くできた』の3段階で評価してもらった。

1.出場数の満足度:もう少し頑張りたい
田中選手「120試合出たらそこは満足かなと思います」

2.打撃での貢献度:良くできた
田中選手「数字は良かったですけど、途中はもう散々だったので、『大変良くできた』はないかなと思い、『良くできた』だったと思います。(現状での取り組み、課題は?)真っ直ぐに力負けしないようにっていうのは今考えてやってます」

3.盗塁数での満足度:もう少し頑張りたい
田中選手「20盗塁いきたいですね。(走塁での役割についてどう感じているか?)走るだけじゃないですけど、塁に出たら相手にプレッシャーがかかることができればいいのかなと思っています」

松葉貴大投手「僕はチームで一番足が速いのは(田中)幹也だと思うので、近本光司選手が盗塁王をよく獲っているが、そこに食い込んでほしいなと思います。幹也だったら40盗塁はいけると思っているので、そこを目指して頑張ってほしいなと」

松葉投手のメッセージに答えて、目標を40盗塁と掲げた田中選手。タイトルについての野心を聞いてみると。

田中選手「打つ方のタイトルは現実的に無理だと思うんで、盗塁王とかはまだ目指せるところにあるかなと思うんで、そこは目指したいなと思います」

4.守備での忍者度:良くできた
田中選手「(忍者のようなプレーができる理由は?)ポジショニングは、良かったかなというのがあるので、そこかなとは思います。(守備で一番大切にしていることは?)僕はカタチじゃないと思うんで、本当にアウトにすること、ピッチャーが打ち取った打球をアウトにできればそれが一番いいのかなと思ってます」

ファンからの声としても、一番評価されていた守備。それ以外の部分で田中選手がファンから期待されたのは本塁打、長打力だった。来シーズンにはプラス2本の3本塁打を目標に頑張るとのこと。

5.体の仕上がり具合:良くできた
田中選手「去年と変わらずというか、体重を増やしてキャンプインしたいなと思っています。(増量した手応えは?)良く動けるなと思いましたし、バットもよく振れていたので、エネルギーが体重も増えたほうがあるのかなと思うので、継続してやっていきたいなと思っています」

「ヤス師匠への尊敬は本心?」田中幹也2025年の自己採点後半

「サンデードラゴンズ」より田中幹也選手(C)CBCテレビ

6.野球道具の管理:大変良くできた
田中選手「僕は(道具の)乾燥機に最初は入れてたんですけど、振ってたらバットが軽いなと思ったので途中からはあまり入れなくなりました」

7.オフの過ごし方:大変良くできた
田中選手「妻とランチしたりとか、手料理を作ってくれることももちろんあります。僕は全部好きなんですけど、妻の得意料理は豚汁って言ってたんで。具沢山な豚汁です」

8.ヤス師匠(山本泰寛選手)への愛情度:大変良くできた
田中選手「(お二人は仲良いんですね?)間違いないと思います。シーズン中は野球の話をよくしたので、いろいろ勉強させてもらったかなと思います。(山本選手の教科書のような守備のプレーをお手本にしているというのはイジリ?)イジリじゃないですよ。本心です」

9.奥様へのプロポーズ:大変良くできた
田中選手「(どこでされましたか?)家で、結婚してくださいと。指輪を渡すと、泣いて喜んでくれました。僕もちょっとジーンとはきましたけど、我慢はしました」

10.奥様とのラブラブ度:大変良くできた
田中選手「ラブラブです!(何をして過ごすことが多いですか?)ランチとか、買い物とかはよくいきますね。(奥様と映画を見に行った翌日は良く打てる?)僕もなんでかはわかんないんですが、映画見に行った次の日は結構打っているなっていうのがあるので。見た映画はコナンと鬼滅とTOKYO MERです」

衒いなく簡潔に自分の意見をまとめながらも、ファンの意見やチームメイトの意見に大らかに応えてくれる一面も見られた田中選手。そんな田中選手の2026年シーズンの目標は?

田中選手「個人というよりも優勝して、日本一になりたいなと思ってます」

田中選手らしい、潔い言葉ながらも虎視眈々と優勝を目指している熱い気持ちが伝わる言葉だ。ドラゴンズを変えてくれると言わしめた田中選手は実際CSを狙う9月にバッティングが開花して猛追を見せてくれた。それは難病を乗り越えて、心配された体力面のことを忘れてしまう程の貢献だった。その勢いを来シーズンにも活かして優勝を掴み取ってほしい!頑張れ田中選手!頑張れドラゴンズ!

澤村桃


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