「あんこと生地が絶妙にマッチしている」愛知の人気パン店主が他店を絶賛!和菓子職人の夫とパン職人の妻が作る絶品あんぱんとは?

爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』!今回は、愛知で人気のパン店主がプライベートで通う“知る人ぞ知る”パンの名店を大公開!人気パン店の職人が嫉妬してしまうほどの絶品パンが続々登場!職人自らがそのお店の厨房に潜入し、おいしさの秘密を調査するという禁断の企画も!
50種類以上のドイツ風パン

続いて、名店を紹介してくれるのは、「パンマルシェ人気パン店ランキング」2位に輝いた「ブロット ヤナギ」の店主の伊藤颯人さん。
ブロット ヤナギは、甘くスパイシーな香りが特徴のコリアンダーで香りづけしたガーリックフランスや、チキンとマヨネーズをあえたものに柚子胡椒(ゆずこしょう)をアクセントに加えたパンなど、他店とは一味違うパンの数々が並びます。
若き実力派パン職人・伊藤さんが、プライベートでも通う激推しのパン屋さんが、名鉄・神宮前駅から直結の「ジャーマン スープレックス」。「発想力がすごくて、パンの見た目も味もスタイリッシュで洗練されている」とのこと。
手がけるのは、東海地方のパンランキングでも上位にランクインする中村区の「ル・シュプレーム」の渡辺シェフ。
ライ麦を使ったパンやプレッツェル生地を使ったドイツ風のパンが人気のお店。テイクアウト専門で50種類以上のパンが並びます。
伊藤さんのイチ推しは「グワヤキ」。「サクッとして軽い食感で、チョコレートもトロッと濃厚」とのこと。
グワヤキのコクと食感の秘密

伊藤さんがジャーマン スープレックスの厨房に潜入し、グワヤキのおいしさの秘密に迫ります。
まず、伊藤さんが注目したのは「軽い食感なのに、うまみがある生地」。使うのは、卵、小麦粉、砂糖、脱脂粉乳。卵によってコクが増し、牛乳から脂肪分を取り除いている脱脂粉乳は、生地が軽く仕上がるそうです。
もう一つ入れるのが「クリームチーズ」。通常のデニッシュ生地の作り方に、隠し味として混ぜ込むことで、さわやかでコクのある生地になるのだとか。
ここから、バターと生地を重ねて折りたたんでいきます。生地が温まるとバターが溶けてしまうため、打ち粉は少しでも冷たい状態を維持できるよう冷蔵庫で冷やしているそう。
軽い食感に仕上げるため、層の数が37層になるよう折り重ねています。これが、軽い食感でありながらうまみをしっかり感じられる生地の秘密でした。
ちなみにグワヤキの名前の由来は、プロが愛用するフランスのチョコブランド「グアヤキル」から。力強いカカオ感と、かすかにコーヒーのような風味を持ち、値段は国産チョコの2倍以上する超高級品です。
続いて成型も見せてもらいます。グワヤキの生地1枚の厚さを6ミリで成型 し、大きく膨らませて軽い食感に仕上げているとのこと。

使うのはデニッシュやタルトによく使われる定番の型ですが、底には銀色の物体が。半球形の木工用の型をアルミホイルに包んで底に置き、ふたをして焼き上げます。ひっくり返すと、チョコを入れやすいおわん形 のくぼみができました。
グアヤキルに生クリームを加えたガナッシュをくぼみに入れ、オーブンで程よく溶けるまで温め直します。最後に、ピーカンナッツを添えれば、サクサク食感で高級感あふれる唯一無二のグワヤキの完成です。
和菓子職人が作るパン

続いて、名店を紹介してくれるのは、「パンマルシェ人気パン店ランキング」1位に輝いた愛知・碧南市のベーグル専門店「わっぱ堂」店主の杉浦さん。
わっぱ堂は、25種類以上のベーグルが並ぶ人気店。ベーグルは、一度ゆでてから焼き上げています。一般的なものに比べてゆで時間が短い独自製法で、ふわっとした軽い食感が大人気です。
杉浦さんは、元々和食・イタリアンの料理人。独学でベーグルを研究して専門店を開きました。
杉浦さん激推しのパン屋さんは、愛知・半田市の「つくし堂」。JR乙川(おっかわ)駅から車で約7分の住宅街にある知る人ぞ知る名店です。
切り盛りする的本(まともと)さん夫婦の自宅を増築したお店で、売り場面積は約5畳。粒あん食パン、クリームパンなどが並びます。さらに、自家製のわらび餅も!
実は、夫の公成(きみなり)さんは元々老舗和菓子店で修業 を積んだキャリア40年の和菓子職人。妻の京子さんは愛知の人気パン屋さんで10年以上経験を積んだパン職人です。
杉浦さんの激推しは「あんぱん」。「あんこの食感とパンの生地の食感。噛んだ時に絶妙にマッチしている。全然くどくない」とのこと。
上品な甘さの秘密は?

杉浦さんが、つくし堂の厨房に潜入し、あんぱんのおいしさの秘密に迫ります。
杉浦さんが気になるのは、「どこのあずきを使っているのか」。的本さんによると、味とコストのバランスを考え、国産豆の中でも比較的安く手に入る十勝産を100%使用しているのだとか。
さらに、杉浦さんが知りたかったことは「上品な甘さに仕上げる」秘密。的本さんによると、「甘さを上品にするのは砂糖」とのこと。師匠から受け継ぎ、和菓子職人時代から変わらず使い続けているグラニュー糖で、あずきの風味を生かした上品な甘さに仕上げているそう。
続けてさらに、杉浦さんは「しっかりした食感 はありつつ、口に残らないつぶあん」について質問。的本さんによると、つぶあんの食感を引き立たせるため、水につけずに硬いまま炊き始めるのがこだわり。こしあんを作る時は水につけ、つぶあんの時はつけないそうです。
圧力鍋の中には「煮かご」を入れてあずきを固定。炊いている間に踊らないので、豆が割れないのだとか。
あずきにグラニュー糖を加えて煮込んでいきます。杉浦さんが注目したのは、変わった形のヘラ。的本さんによると、通常の木ベラだと豆を余計につぶしてしまうため、鍋の底とふちをこそぎ取るためだけにヘラを改造したそうです。
こうして、豆の食感を残しつつも口どけのよい極上のあんこに。出来上がったつぶあんを、京子さんの作った生地と合わせていきます。京子さんによると「口の中で一緒に溶けていく配合」とのこと。よつ葉バターとココテラスの卵を使い、あんことケンカしないバランスの良い生地を作っています。
この夫婦にしか作れない絶品あんぱんです。
CBCテレビ『デララバ』2026年10月7日放送より
番組紹介
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